まろやかな炎
まろやかな炎 / 感想・レビュー
遠い日
長田真作さんの色のシリーズの中では異彩を放つ作品。俳優・松阪桃李とのコラボで、テキストは多め。赤、赤、赤が目に飛び込んでくる異様な世界。エリマキトカゲのマロと炎の駆け引き、交歓、不思議な感覚に囚われていく読み手も。テキストの活字が活版印刷のようで、語尾にいくほどブレて滲んでいくのもおもしろい効果を上げている。
2022/08/26
みゃお
ずっと気になっていた本。 俳優松坂桃李への オマージュのようなのだけど、マロと炎とどちらなんだろう。 炎は、その揺らぎで 癒しにもなるけれど、強大になれば破壊神にもなるのに。 本書では、負のイメージは 無くて、奔放で華やかで明るい。
2022/08/14
はるな
エリマキトカゲのマロと炎の物語。 まずマロがかわいい!踊ってる姿に特に癒されます。そしてこれは、愛のお話なのかな?自分の身も心もあたためてくれる誰かや何かがいることのしあわせを感じました。
2022/03/16
たくさん
炎のように広がっていく内なるものは誰もが持っているのかな。ちょっと私にはこの話が全然分からなかった。若い人の感性なら比喩が鋭く感じる人ならわかるかも。炎が勝手になんかして擬音にまみれてなんか終わっててよくわからない。ただちょっと切なそうで力が余してる感じを受けました。
2022/05/01
non
22-53:タイトル秀逸。柔らかな中の情熱や強さのようなものを桃季くんぽっく思うも、2ページで違う方に転がった
2022/04/11
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