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すうがく博物誌 新装版 (美しい数学 2・3)

すうがく博物誌 新装版 (美しい数学 2・3)

すうがく博物誌 新装版 (美しい数学 2・3)

作家
森毅
安野光雅
出版社
童話屋
発売日
1995-01-01
ISBN
9784924684829
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すうがく博物誌 新装版 (美しい数学 2・3) / 感想・レビュー

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アナーキー靴下

数学に関係する言葉とそのエピソードが1ページごとにまとめられ、安野光雅さんの気の利いた絵が添えられた本。児童書だが、あとがきにもある通り、大学数学科レベルの四方山話で内容は難解。子供の頃にこの本が好きだったのは、数学がファンタジーに通じるように見えたからだと思う。自分の知らない世界だけど、破綻のないルールがあるはずの世界。「同一視」の「数学とは、違ったものを同じと見えるようにする術」という説明がしっくりくる。この本を表すには「冗長度」が相応しい。「この本はムダばっかりだ」でも、そこがいい。

2021/01/23

あまみ

先にあとがきを読んでしまった。~小学校の高学年からでもところどころ読んで欲しいが、内容を全部理解するには大学の数学科卒業してもらわなければならないと、書かれていた。ちょっと構えて、そして気楽に読んだ。一項目がとても短く、数学にまつわる逸話、説明、問題、所感などだ。5~6分でも時間がある時手に取って読める。解けそうで解けない問題もある。解答は書いていないのでそこは消化不良。でもそれは読者に考えさせるため。後で思い出して解いたものもある。申し訳ないが、集中して読んでいないので、内容の多くは、じき忘れるだろう。

2021/06/14

けいこん

一頁一項。あいうえお順。学校で習うと勉強って感じだけど、森さんが書くと、世間話みたいで楽しいし、よく解らない項目はもうちょっと勉強してみようかなと思う。iがあれば世界が広がるし、iがないと寂しいもんねぇ。個人的にはサイクロイドの頁が好き。東京ー大阪間を10分って素敵。

2015/04/01

Miria

数学用語を五十音順に解説。 解説されてもわからないものもある(単に数学的センスが無い)。 何よりトリビア的な余談が面白くて本題がちっとも入って来ないw 冗長度の高い本だ! (冗長度……情報伝達には適度にムダをいれておく必要がある)

2021/05/20

みかん@道北民

いつもの絵本かと思ったら違いました。たしかにタイトル通り。本当に誰向けなんでしょうね。すみません、難しいところは流しまくりです;数学者とかあんま関係なさそうな項目とかあって楽しいっちゃ楽しいです。森先生の項目はサプライズですよね(笑)

2013/07/11

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