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橋下徹現象と部落差別 (モナド新書 6)

橋下徹現象と部落差別 (モナド新書 6)

橋下徹現象と部落差別 (モナド新書 6)

作家
宮崎学
小林 健治
出版社
にんげん出版
発売日
2012-12-11
ISBN
9784931344358
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橋下徹現象と部落差別 (モナド新書 6) / 感想・レビュー

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モリータ

◆2012年12月刊。2012年10月の『週刊朝日』掲載・佐野眞一執筆「ハシシタ 奴の本性」による差別的言論を対談で論じる。橋下徹へのネガティブキャンペーンの前例として2011年11月の大阪府知事・市長ダブル選挙の際の『新潮45』『週刊新潮』『週刊文春』における出自を引き合いにした攻撃記事も取り上げる。その中で、他三記事のネタ元である『新潮45』の記事を執筆した被差別部落出身のライター・上原善広を強く批判している。同記事は受賞もしており同氏の著書は書店でも見かけるので注意を喚起されてよかった。

2021/02/27

mari

かなりこの手の差別はなくなってきつつあると勝手に思っていたのですが、やっぱりなくなってはいないですね。

2013/04/03

kenitirokikuti

図書館にて。西日本で特定郵便局長やってたオッちゃんがホントに心の底から忌々しそうに部落解放同盟の糾弾を語るのを聞いたりした。私は神戸市育ちで、山口組系ヤクザや沖縄・奄美出身者、華僑・在日は隣人であった。部落もあったろうけど、詳しくは分からなかった。河原に孤児院があったりしたが。だが、解放の思想や民衆の思想さえ、もう近くなかった。低学年の頃、チビだったからか、軽くイジメられたけれど、大人になったら、単なる落ち着きのないガキでしかないことが分かった。自分も年相応に幼かっただけどあった。…などあまり関係ない事

2021/10/10

にしけん

図書館で偶々目につき閲読。差別記事を受けての橋下氏の問題抽出能力の高さが特に目をひいた。著者の小林氏と宮崎氏の分析については、特筆すべきような内容なし。強いて言えば、小林氏が解同の対応に批判的であった点くらい

2014/02/22

どこかの国語教師

週刊誌が橋下徹の人格には問題がある、それは彼の出自に起因すると書いたことに対する糾弾。対談形式なので、同じ内容が何度も繰り返されるところにしつこさを感じるが、部落差別を考えるための正確な知識と持つべき視点を明確に示している。

2013/08/14

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