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恋愛ホテル

恋愛ホテル

恋愛ホテル

作家
富田 昭次
稲越功一
出版社
にじゅうに
発売日
1997-05-01
ISBN
9784931398030
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恋愛ホテル / 感想・レビュー

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ともよ

稲越功一氏の写真による瀟洒なホテル写真の数々は、パラパラとページをめくっているだけでも飽きない。テーマごとに分類された章立ての初めには、アーティストの加藤和彦氏や銀座クラブ界のママであった光安久美子氏を初めとする著名人のホテルにまつわる小エッセイが綴られている。禁忌を犯す(浮気や不倫)恋愛が前提となっている小話が多いのは、「恋愛ホテル」の題を掲げるだけある。夜も耽ってきた頃に、甘い酒を飲みながら、昔の恋愛を懐かしみながら読むのも悪くない。

2015/11/22

Hiroki Nishizumi

著名ホテルカタログにエッセイを織り込んだ本。まだまだ未泊の地が多いことを感じる。 章立てが秀逸。「一瞬」「豊饒」「秘密」「幻想」「欲望」「別離」「孤独」「再会」 p.19 "リゾートとはもともと、退屈を楽しむもの。" 坂井直樹・・・言い当て妙 p.77 "すぐれたホテルの条件はいろいろあるが、まずは「アクセスの悪さ」を挙げることができる。" 植島啓司・・・まったく同感 p.100 "日本で・・・各地の宿泊中心のペンション系の施設がこうした食と性の関係性をあからさまにしないのは、日本人にまだ残る儒教的な

2012/01/09

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