KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

大砲のなかのアヒル (特選世界平和の絵本)

大砲のなかのアヒル (特選世界平和の絵本)

大砲のなかのアヒル (特選世界平和の絵本)

作家
ジョイ・コウレイ
ロビン・ベルトン
ロニー・アレキサンダー
出版社
平和のアトリエ
発売日
2002-07-24
ISBN
9784938365288
amazonで購入する

大砲のなかのアヒル (特選世界平和の絵本) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

k sato

アヒルの親子が戦争を阻止した!?とある市を狙って将軍が戦争を仕掛けようとしていますが、大砲のなかにアヒルが巣を作ってしまい戦争ができなくなりました。困った将軍は、戦争相手の市長に大砲を貸してくれとお願いに行くのです。この時点で笑っちゃいますよね。市長は3週間の停戦を持ち掛け、将軍は同意するのでした。さて、この戦争の行方は?それは読んでからのお楽しみ(´▽`)古代ペルシャには猫を盾にした戦術でエジプトを無抵抗陥落させた史実があります。この絵本では市長の知恵とアヒルの愛情により戦争を防いだとも言えるでしょう

2023/09/06

わむう

将軍が弾をこめて大砲を撃とうとすると、中にアヒルが卵を産んでいる。兵隊がアヒルごと撃ってしまおうとすると将軍は反対します。敵国の市長に大砲を貸してほしいと頼みにいくと3週間の停戦を提案されます。休戦中に兵隊たちは敵国で働くことに。敵国と市民と仲良くなった兵隊たちはもう戦争を再開しませんでした。小さな命がたくさんの命を救ったお話。

2023/10/21

花林糖

(図書館本)軍隊の大砲の中にアヒルがいたお話で、敵の市長と将軍の交渉が面白い。ロビン・ベルトンの楽しく可愛い絵も素敵でした。(中古入手)

2016/01/06

遠い日

戦争相手との交渉がなんともユーモラス。大砲の中に巣を作ったアヒルに、将軍も兵隊も魅かれてゆくようすに、にやり。誰もが戦いたくないと言う気持ちが手に取るようにわかるから。平和をもたらしたアヒル一家、万歳!

2015/11/10

杏子

アヒルの雛が大砲の中に住み着いて大砲が使えなくなった。将軍は、戦争をしかけていた町に出かけていき、市長に大砲を貸してもらえるように申し入れる。ここの時点で、予想外の展開。結局、貸してもらえないで、兵隊たちが町で働くことになるなんてことになっている。まぁそれで戦争がなくなれば。お互いに守るべき生活があるというのが、こういうことでわかったのでは?想像することは大事だな、と。子どもにもわかりやすい反戦絵本。昔ながらの絵も素晴らしい。

2017/11/05

感想・レビューをもっと見る