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笑伝・三波伸介びっくりしたなあ、もう

笑伝・三波伸介びっくりしたなあ、もう

笑伝・三波伸介びっくりしたなあ、もう

作家
西条昇
出版社
風塵社
発売日
2000-01-01
ISBN
9784938733766
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笑伝・三波伸介びっくりしたなあ、もう / 感想・レビュー

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駄目男

三波伸介が急死して40年になるが、残念なことに、あれだけのコメディアンでも現在では知る人とて少ない。今も活躍している伊東四朗らと、てんぷくトリオを結成し、一世を風靡したエンターティナーだった。82年に亡くなっているが、思い起こせば、79年に渋谷の地下改札で三波さんとすれ違ったことがある。笑点の司会者をやっていたころのことだろうか。浅草のストリップ小屋出身の芸人は本当に面白く、しのぎを削った仲間も今やみな鬼籍に入った。渥美清、関敬六、谷寛一、森川信、由利徹、南利明、長門勇。

2022/03/08

Teruhiro Hori

稀代のエンターティナーの生涯を綴った作品。綴ったという表現になるのは、ノンフィクションとして落第点のため。これだけの巨人に迫るのに、著者は覚悟が無さ過ぎる。業界人なんで書けない事多いのは分かるが、足元にも迫っていないのは激しく×。しかし三波の早逝が、いかに日本演劇界の大損失だったかはよく分かる。寅さんしか演じられなかった渥美清を、いずれ凌いだ事は間違いない。刑事ガモさんでの好演、子供心にまだ覚えている。今一度、能力高の書き手が彼に迫ることを期待したい。

2012/10/09

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