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1 黒の天使

1 黒の天使

1 黒の天使

作家
石井隆
出版社
まんだらけ
発売日
1998-09-01
ISBN
9784944099528
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1 黒の天使 / 感想・レビュー

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hikarunoir

殺しが生業な女同士の乾いた友情、殺し合う者同士の粘着質の愛、バーカウンターに並ぶ標的らの霊、創意工夫ある凶器転用。もっと映画化すべきだった。

2023/02/16

龍國竣/リュウゴク

組織に雇われている女性の殺し屋たち。彼女らの間にある絆は同性愛のそれに似ている。始めは男女間の性描写が多く描かれるが、やがて彼女らの絆に焦点が当てられるようになる。二巻の122頁で主人公が掃除をして驚かれる場面が印象的だ。彼女は働く存在なのである。

2014/01/03

千利休

さながら上質な日活ロポを観ているような気分。女性の裸体が魅力的かはさておき、こういう派手さはかなり好み。ノワールとしても手数で押しきっていない感じがかなり良い。

2021/02/14

daiyuuki

葉月里緒奈、天海祐希主演で映画化された黒の天使は、表向きは倶楽部・黒天使のホステス裏では殺し屋として血塗られた戦いを続ける魔世を主人公にしたコミック・ノワール。敵組織のヒットマンに惚れてしまった魔世の悲しい顛末を描いた「甘やかな夜の終わりに」、かつての相棒を救う戦いを描いた「シャブシャブ・アイラブユー」など、石井隆が愛した日活アクション映画に影響を受けた非情になりきれない女殺し屋魔世の戦いは、ハードボイルド小説やフィルムノワールが好きな人にはたまらないコミック・ノワールです。

2014/05/07

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