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生きかた上手

生きかた上手

生きかた上手

作家
日野原重明
出版社
ユーリーグ
発売日
0000-00-00
ISBN
9784946491269
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生きかた上手 / 感想・レビュー

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めしいらず@秋眠中

人は自分の不幸に過敏で、幸福には鈍感なもの。外からの要因に囚われず、与えられた現実を謙虚に受け入れられたなら、もう幸福は手に入れたのと同然。求めた幸福を得られないのが不幸ではなく、生かされている今から幸福を掬い上げられないその心のありようが不幸なのだ。幸不幸の基準に絶対値はない。それぞれに異なる最適値があるから。健康であることと健康的に生きることは似て非なるもの。氏が説く医療の本当の相手は病でなく人。手当とは文字通り手を介した触れ合い。子供時分の母の手だ。人の心を癒せるのはいつも人の心だと氏は知っている。

2017/07/20

ガジュマル

日野原先生90歳の頃のベストセラーをふと手に取り―何と豊かで慈愛に満ちた智慧だろうと感嘆!老いてますます輝やいた先生の人生そのもの!「老」とは元来尊敬の対象。衰弱ではなく成熟、長生きはするもの、身体が衰えるほど「気」は高まる。先の人生下るばかりの憂いを前に、まだまだ歳だなんて言ってはいられない。遥かにご年配の先生から発せられるその活力に圧倒され身が引き締まる思い。 言い古された言葉さえも先生を通すと新しく心に響く。しあわせは目的ではなく結果でしかない。育み、与える喜び。心にとめておきたい言葉で溢れている。

2019/12/14

じゅき

生きること・医療の本質を教えていただいた1冊。年齢を重ねるということを人生の大先輩に教えてもらったと思います。

2013/12/12

ちゃわん

自治会の資源回収で捨てられていた本。物欲しそうに見ていたら、近くにいたおじさんが「もってきゃあ」と手渡してくれくれた。これは永久保存版だ。若い頃は自分の健康に対して傲慢だったり、老いるということを忌み嫌ったりする。その根底には病気や死への不安があるだろう。本書を読むと生きていることの喜びを感じ、更に死を落ち着いた気持ちで見ることができる。3年前に肺がんで亡くなった父が、母と私のために贈ってくれた気がしてならない。あの世から資源回収に出したのかな?

2015/07/13

Rie【顔姫 ξ(✿ ❛‿❛)ξ】

日野原先生が広く一般に知られる機会となった雑誌の連載をまとめた一冊だけれど初めて読んだ。表紙に日野原先生の優しい笑顔が素敵。先生が書かれた本かと思ったら、雑誌の編集者が聞き取りをまとめた形式だそうで、広く受け入れられたのは上村直子さんという編集者の力量も大きいんだな、と思った。日野原先生の著作は、勇気をもらえるような言葉にあふれているけれど、この本では、「ものごとは受け止め方ひとつで変わる」というのが印象に残った。京大医学部在学中に結核になって1年間を棒に振った挫折は、医師になってからマイナスどころか(続

2018/07/15

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