美容院で渡されたくない雑誌 『レタスクラブ』。 その原因を考えてみた

食・料理

2017/9/25

似顔絵は人気コミックエッセイスト たかぎなおこさんに描いていただきました。デビュー当時からおつきあいいただいているため、この肩の盛り上がりとつり目具合がそっくりです。

 ダ・ヴィンチニュースユーザーのみなさんこんにちは。『レタスクラブ』編集長の松田紀子と申します。

 今月からゆるゆると、こちらのウェブでコラムを書かせていただくことになりました。どうぞよろしくお願いいたします。

 『レタスクラブ』は、今年創刊30周年を迎える隔週発行の老舗料理雑誌でした。そう、今までは。

 しかし、今年4月から月刊化へと舵をきり、誌面も料理だけでなく、整理収納・美容・お金・コミックエッセイなど、生活全般の役立つ内容を盛り込む雑誌へと変貌をとげました。

「合併号」ということで、来月号は出ないの?? とご心配おかけしておりますが、大丈夫、ちゃんと出ます~! 今月は、「SNOOPY家計簿ダイアリー 2018」が付録です。

 ところでみなさん、美容院に行って、美容師さんから手渡される雑誌って、気になりませんか?

 雑誌って、どうしても「価値観」が出る媒体ですから、その雑誌を手渡されるということは、「美容師さんにその価値観の人だと判断されている」ということにつながりますよね。

 ツイッターを覗いてみると、よくこの話題が盛り上がっておりまして、それによると「渡されたい雑誌」で人気なのは、『Oggi』や『GINZA』や、『VERY』あたりのようです。どれも都会的な匂いのするハイセンスな雑誌ですよね。私も渡されたい。

 しかし我が『レタスクラブ』はというと、どうやら「渡されてガーンとくる雑誌」らしい。

 それってどういうことかと反芻してみるに、『レタスクラブ』が「地味」「節約」「生活臭」みたいな色や価値観を醸し出していて、その価値観のひとだと判断されるのが嫌だ!! という方が多いのでしょう。

 気持ち、よくわかります。せっかく華やいだ気分で美容院に行って、「生活臭」判定出されるのは悲しい。

 でも、忙しい普段の日々から、「生活」の知恵を得ることは実は難しいのです。

『レタスクラブ』には、根菜を長持ちさせる保存方法、麻婆豆腐をレトルトパウチなしにしあげる方法や、100円ショップで本当に買うべき収納ケースは3タイプだということ、狭い部屋にあふれかえるおそ松グッズや薄い本を捨てずに、上手く収納するテクニックなどが、実はたっぷり掲載されています。

「ものを集めすぎるけど、どれも捨てたくない!」 そんな気持ちに寄り添った収納術連載がスタート。今回は、トド松ファンのご登場です。

こちらの記事は、大好評な毎号付録の『買い物メモ付 1カ月の献立カレンダーBOOK』に掲載されております。

 そんなこと、普段の生活では、あんまり教えてもらえない。『レタスクラブ』ならではの「生活をもっとラクにする」テクニックが満載です。

 ですから、今後は美容院で『レタスクラブ』を渡されたら、「お?生活上手な人って思われたかな?」というポジティブシンキングを始動させて、読みふけってみてください。

 きっと、美容院を出る頃は無性に部屋の片付けや、豆を煮込みたくなる衝動にかられているはずです。

 ちなみに私は美容室でよく『婦人公論』を渡されます。毎回、貪るように読んでいる姿を認識されているようです。

『レタスクラブ』最新号は9月25日(月)発売!

レタスクラブ』10月・11月合併号(KADOKAWA)

 

松田紀子(まつだのりこ)編集長
リクルート九州にて『じゃらん九州発』の編集に携わった後、メディアファクトリーにてコミックエッセイを立ちあげ、『ダーリンは外国人』などのミリオンを創出。KADOKAWA合併後の2016年6月より、コミックエッセイ・レタスクラブ編集課 編集長。書籍と雑誌両方の編集長を務める。

▶次回の松田編集長のコラムは、10月25日頃更新予定です!