「ときめきを探しています!」『花とゆめ』編集長コラム〈第5回〉

アニメ・マンガ

2018/2/5

 突然ですが、今編集部には年に一度のビッグイベントを数日後に控えソワソワした空気が流れています!

 そのイベントとは、正式名称「白泉社新年懇親パーティー」。

 そうです、作家さんを始め昨年1年お世話になったデザイナーさんや業者の方々などをお招きして開催する新年パーティーです。

 近年は編集部ごとに分かれて開催している出版社も多いと聞きますが、白泉社は全編集部合同で社を挙げて盛大に執り行っています。

 来客数は1000名近く、普段はカジュアル過ぎる服装で仕事をしている編集部の面々も、この日ばかりはビシッと正装・スーツでお迎えします。

 先日、お付き合いのある他社の方と打ち合わせを兼ねて食事をした際に「今年初めて白泉社さんのパーティーに行くのをすごく楽しみにしてるんです!」と熱く訴えて頂きました。

 「白泉社さんのパーティーはすごく変(面白い)と聞いているので」と。

 そう言われて改めて考えてみると、白泉社のパーティーは、少し変わっているかもしれません。

毎年ホテルの一番大きなホールを借り切って開催です。

 今回は「白泉社新年懇親パーティー」がどんなものかご紹介させてください。

 基本は、その年ごとのテーマを設定した美味しいお料理を揃えた立食パーティーなのですが、いくつかのアトラクションが用意されています。

 毎年定番で人気なのが占いコーナー。占い師さんが1年の運勢を占って下さいます。よく当たると評判で、毎年ブースのスタートと同時に待ちの行列ができる程の人気コーナーです。

 会場ではメイド等の衣装に身を包んだウェイトレスさんが来場者をチェキで記念撮影してくれます。

 男性来場者は勿論ですが、女性作家さんも毎年楽しんで一緒に記念撮影をしています。

 そしてここ数年は、劇団員のイケメンが様々な趣向でお迎えしてくれるコーナーが人気でした。

 僕自身も2年ほど前に幹事として、このアトラクションを担当したのですが、その際のコーナー名は「王子の部屋」。

 王子に扮した3人のイケメンが、「壁ドン」「顎クイ」等のメニューの中から来場者が選んだアクションで迎えてくれる、というものです。

 実は、作家さんたちに乗せられて僕自身もこのコーナーにチャレンジしてみました。

 小池徹平君似の王子様による全メニューフルコース!

 正直……とってもドキドキしました。

 今年はまた趣向を変えたアトラクションを用意しています。

 白泉社とタカラトミーのコラボで、花とゆめや白泉社の総合エンタメアプリ「マンガPARK」でコミカライズもしている「ねこ男子 ニャンキーハイスクール」の人気キャラクター・茶谷景虎(猫化状態)の巨大なぬいぐるみ像が登場!

 とある部分にタッチすると景虎のボイスが流れ、像から出てくるクリアファイルがもらえるというもの。

 言葉で説明すると?? と、なってしまうかもしれませんが、こちらは昨年の11月に開催されたアニメイトガールズフェスティバルでも大評判だったアトラクションです。

「お前、どこ触ってんだよ!」と怒りながらクリアファイルをくれる景虎……こういうのをツンデレというのでしょうか?

どこを触るとクリアファイルが出てくるのかは……ご想像にお任せします。

 もしかすると、全編集部員が正装で作家さんやお世話になっている方々に感謝を表す会にしては緩すぎるのでは? と思われる方もいるかもしれませんね。

 でもそこには、忙しいスケジュールの合間を縫っていらしていただくからには、少しでも楽しい時間を過ごしていただきたいという、エンタメを作り出す会社ならではの矜持がきっとあるのです!

 そして新年パーティーの同日には、もうひとつ大事なイベントがあります。

 それは白泉社の少女漫画誌が合同で開催している最大の漫画賞「白泉社少女まんが新人大賞」の授賞式です。

 今年も数多くの応募者の中から厳しい審査を勝ち抜いて7名の作家さんがデビューの栄光を掴みました。

 授賞式は毎年、新年パーティーとはまた違った緊張感と晴れやかなムードの中執り行われます。

正賞のトロフィー。クリスタルが眩しく光ります。

 この授賞式が行われるのは新年パーティーの直前。

 プロとして産声を上げた新人作家さんは、その後新年パーティーへと足を運びます。

 多くの先輩作家さんも参加するパーティーは新人作家さんにとって特別な空間だと思います。

 受賞の喜びとパーティーを目いっぱい楽しんで欲しいです。

 そして漫画を描き続け、来年も再来年もこのパーティーを楽しみにいらしてい頂きたい!

 そのために我々は、「また来たい」と思ってもらえるような工夫を凝らしたパーティーを来年も考えるのです!

 最後に最新の花とゆめをご紹介させてください。

 発売中の『花とゆめ』5号の表紙は『高嶺と花』。高嶺に告白して拒絶された花が、高嶺を嫌う従兄の八雲に誘拐されて??

かつてない程のピンチです!

 ふろくは映画とTVドラマ、Wで実写化が決まった注目作『兄友』のバレンタインレシピノート!

 カラー口絵のフォトジェニック口座と合わせて楽しんで下さい!

 新人・新作もたっぷり!

 バレンタインよみきり「トリカブトとチョコレート」、絶対に惚れてはいけない高校生活「海老名さんは惚れません!」に加え、上で触れた今年の白泉社少女まんが新人大賞の受賞作の1つ「漢娘乙女脳」が登場!

 あたなにトキメキを届けられますように。

『花とゆめ』 2018年2/20号は、2月5日(月)発売!

鈴木浩介(すずきこうすけ)編集長
1976年生まれ。慶應義塾大学卒業後の2000年に株式会社白泉社入社。以来18年間花とゆめ編集部に所属し、2016年7月より同誌編集長に。

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