気軽に乗っているから逆に知らない!? キャラも濃ければ奥も深い「JRの通勤電車」の世界

エンタメ

2018/5/1

 みなさんこんにちは! 子どもの頃、つま先立ちでつり革につかまり、プルプルしながら大人ぶっていた大渕です。

 4月に入って新生活をスタートさせた方もたくさんいると思いますが、通勤や通学のために、それまで乗ることがなかった電車を使い始めた方もいるのではないでしょうか。

 そんな時期に合わせて!…、というわけでもないのですが、最新号の特集は「JRの通勤電車」です。

「なぜJRだけ?」と思った方は、本屋さんで『鉄おも!』をパラパラと見てみてください。きっと「こんなにあったの⁉」と思うはずです。

表紙はE235系山手線。少し前まではかなりのレア車両でしたが、最近遭遇する機会がグッと増えましたね。

 そう、これは通勤電車の特徴のひとつなのですが、利用する人には「とっても身近」である反面、その地域の人でなければ、どんな電車が走っているのか、あまり知らないもの。

 そこで今回は、JR北海道からJR九州まで、各社の特徴を交えつつ、走っている車両をまとめてみたわけです。ちなみに私鉄はまた別に機会に。

普段は乗ることがない通勤電車でも、どんな電車か知っていれば旅行先でも効率よく動けそうですね。

 さて、まず印象的だったのが、「もと●●線」が多いこと! 通勤電車の最新型が導入されるのは、いつの時代も山手線が多かったようですが、その山手線が代替わりすると始まるのが、それまで使われていた車両の大移動というわけです。

 ここのところ増えつつある、山手線の新型車両E235系によって押し出されたE231系は、中央・総武線に移っていますし、総武線で使われていた車両は、また別の路線へとお引越し。各地方に移って、その地に合うよう改造されることもあるので、「●●出身車両」をたどっていくと、名家の家系図並みに大変なことになるそうです。

いつもと違う車両が来たら、「どこから越してきたんだろう?」なんて考えてみると、ちょっとおもしろいかもしれませんね。

 また、新幹線や特急に比べておとなしい印象がある通勤電車ですが、各エリアでデザインに特色があるのも興味深いところ。「JR西日本は吊り目が多いな」「JR九州は顔が黒い!」「JR四国にはカーボン台車の車両があるのか!」なんて眺めていると、各地の子どもたちから「あったりまえじゃん!」という声が聞こえてきそうです。

こちらがJR四国の7200系に取り付けられているカーボンの台車。まるで最新のロードバイクのようですよね。

 子どもたちと言えば、毎月編集部に送られてくるイラストの中にも、「一番好きな電車!」と言って地元の通勤電車を書いてくれる子が多いことも、日々感じています。大人になると、特に感慨なく乗っていますが、彼らにとっては「めったに乗れない特急より、身近な通勤電車!」ということなのかもしれませんね。

日頃からよく見ているからか、細かな部分の再現もバッチリ! 通勤電車好きには地元愛も感じます。

 そんなこんなの『鉄おも!』6月号ですが、もちろんほかにも旬な鉄道ネタがいっぱいです。付録の「でんしゃトランプ」とともに、ぜひご家族や友達と楽しんでください! では、また来月!

付録の電車トランプ。2-10のカードには2枚一組で車両のイラストを入れているので、小さいお友だちも「絵合わせ遊び」が楽しめます。

大渕俊輔
書籍編集者としてネコ・パブリッシングに入社後、営業部や広報部に異動して数年を過ごすが、再び編集畑に戻ることに。ガレージ専門誌の編集を担当したのち、鉄おも!の編集に携わる。趣味人だらけの同社にあっては、専門分野がない薄口。

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