月刊化から1周年の『レタスクラブ』、 コンセプトが生まれた背景

ライフスタイル

2018/5/12

 今年で創刊30周年を迎えている『レタスクラブ』。この4月25日発売の5月号で、月刊化から1周年を迎えました。(それまでは、隔週発売だったのです)

レタスクラブ』5月号(KADOKAWA)

 半年前から編集長に就任していた私にとって、月刊化は大きなチャレンジでした。関係各所との交渉、コンテンツの見直し、連載の変更、デザインのリニュアル、などなど。やってもやっても終わらない、しかも隔週出版を続けながらのリニューアル作業。

 あまりにしんどくなった休日、近所のスタバでPCを持ち込んでぼやっとしていたとき、ベビーカーをひいた若い夫婦がしげしげと書籍を選んでいました。(そこはTUTAYAと並列のスタバでしたので)盗み見ると、手には料理関係のレシピ本。タイトルも盗み見ると、「ラクチン15分おかず」とか、「時短クッキング」などの「楽」「時短」系ばかり。そういう私自身も、当時仕事に追い込まれて夕飯づくりに手がまわらず、「なんか焼いたもの」を食卓に出し続ける日々が続いていたのでした。

「やっぱり、ラクチンが一番いいよね」
「どっちにしろ家事しなきゃいけないなら、せめて、楽しく!」

 熱心に、しかし楽しそうに「ラクチンレシピ」を探し続ける若夫婦を見守りながら、なかなか決めきれなかった月刊化のコンセプト、「考えない、悩まない。あなたの生活をもっとラクに、楽しく!」というキーワードがふわっと湧き出てきたのでした。

 このキーワードは、あらゆるところで編集メンバーの背中を押してくれます。企画に悩んだとき、「どっちの案がよりラクで、より楽しいのか?」と、比較して正解を導けるから。

 それまで良妻賢母の見本だったような『レタスクラブ』が、このキーワードのおかげで、堂々とラクを追求する、人間味をもった愛らしい生活者の顔に変わったと思います。

 まだまだ山あり谷ありの月刊『レタスクラブ』ですが、また新たな1周年を、どうぞよろしくお願いいたします。

 現在発売の『レタスクラブ』は、感謝を込めて、オリジナルのフリーザーバックを3枚おつけしました。人気イラストレーターYuzukoさんのオリジナルイラストで、メッセージが書き込めるタイプ。冷凍保存はもちろん、おすそ分けなどのプレゼント用にも使えます。

↑Mサイズ2枚、Sサイズ1枚、マチ付きなので中身もたっぷり入ります。

 また、名物付録としてもはや本誌よりも待ち望まれている感のある『1カ月分の献立カレンダー』も、より使いやすくリニューアルしたんです。

 今までの、「買い物メモ通りに材料を購入して、この通りに平日調理すれば、週末には材料はキレイに使い切り、冷蔵庫は空っぽ!」というカタルシスはそのままに、今月からは「どの作業から始めると時短できるか」まで、掲載されています。

こちらが噂の献立カレンダーブック。表紙もリニューアルしました。

1週間分の買い物メモ付き。このページを写真にとって、スーパーで買い物すれば無駄なし!

 1日分の献立はメインと副菜の2品なんですが、メインを作ってから副菜に取り掛かると、トータルで20~30分とかかかってしまうこと、ありますよね。でも、今月からは、メインと副菜を同時に無駄なく作れるよう、ざっくり作業順番が小見出しについているのです!!!これ、とっても重要。これを考えた副編集長を褒め称える。

この手順で作れば、熱々のおかずが同時に2品出来上がるのです!!

 でもね、今回、付録がついている関係で、書店で立ち読みしてから買おう~、と思っても、みっちり紐でくくってあるので、中身が見られないんですよ。すみません!なので、ここでできるだけ 中身を公開しますね。

お料理は、「もう夕飯作りに悩まない!」ほったらかしでできるレシピや、味付け、買い物の手間をとことん省いたレシピ満載
SNOOPYのファミリーカレンダー、リニュアルしました。左のほうは、書き込みやすいデザインへ変更。右側は、従来のママです

この手順で作れば、熱々のおかずが同時に2品出来上がるのです!!

上野のパンダはなかなか見られなそうなので、和歌山のパンダを取材してご紹介♪

連載終了した『離婚してもいいですか?』ですが、特別編を2ページ寄稿していただきました!

『独身OLのすべて』のまずりんさん新連載!「そねみん そねみの森のなかまたち」もきゃわいい!

 まだまだ書店にたくさん積んであるはずなので、ぜひ、ご購入ください~。

松田紀子(まつだのりこ)編集長
リクルート九州にて『じゃらん九州発』の編集に携わった後、メディアファクトリーにてコミックエッセイを立ちあげ、『ダーリンは外国人』などのミリオンを創出。KADOKAWA合併後の2016年6月より、コミックエッセイ・レタスクラブ編集課 編集長。書籍と雑誌両方の編集長を務める。

●過去のコラムはこちら
・家事にまつわる罪悪感と劣等感は昭和の呪い?
・『離婚してもいいですか?』が主婦をザワつかせる理由
・雑誌『レタスクラブ』になぜコミックエッセイ?
・手帳に貼り付けた、『レタスクラブ』読者からの泣けるメール