限定カラー、もうすぐ引退…大人も子どもも「レア」が好き! めったに出会えない“アイツ”に会いに行こう‼【鉄おも】
公開日:2018/6/4
みなさんこんにちは!
梅雨の時期に入り、クセっ毛をおさえるのに四苦八苦の大渕です。
さて、みなさんは「レア」という言葉にワクワクしますか?
街を歩けば「レアな一品、お見逃しなく!」「やっべー!それレアカードじゃん!」なんて言葉を見聞きしますが、私自身も「レア」という言葉にはつい反応してしまい、時には痛い目を見ることも…。
日本は膨大な種類の車両が走る電車大国で、それこそちょっと大きな駅に1時間もいれば、本当にいろいろな電車を見ることができます。
本誌でも、毎号新旧さまざまな車両を紹介していますが、それでも私自身「まだ見かけたことすらない」という「レアな電車」がいるのです。
ひと口に「レア」と言っても、
「そもそもほとんど走っていない」「限定カラー」「もうすぐ引退してしまう」など、
その理由はいろいろ。
今回は星の数でレア度を表現していますが、
なかでも最難関の車両たちは、レアな理由もなかなかマニアックで、
中には「大人でも気づかないかも?」と思えるものも。
ちなみに下の写真の新幹線(E5系とE6系)、ごく普通の東北&秋田新幹線に見えますが、
星3つのレア度を誇ります。
理由は何だと思います?
正解はぜひ誌面で確認いただきたいと思いますが、
私は実物を前にして、とっさに判断できる自信はありません!
とはいえ、駅で電車ウォッチングをしている子どもたちの話に耳を傾けてみると、「あ、こないだ見たのとここが違う!」「あんな所にアンテナなかったよね?」なんていう言葉を度々聞きます。
そう、子どもたちの記憶力、観察力は本当にすごい!
特に電車好きの子たちは、普段からたくさんの電車をみているからか、違いや変化に敏感なのかもしれません。
今回は一般的に見てレアな車両をご紹介していますが、身近な路線を走る車両の細かな違いを観察しながら「自分的レア車両」を設定して、コンプリートを目指すのも楽しいですね。
最後に、今号の付録「トレインヘッドマークステッカー」も、ある意味レアと言えるかもしれません。
54枚のヘッドマークが並んだシールですが、いまではどれも博物館などでしか実物を見ることができないものばかり。お父さん世代どころかおじいちゃんが若かりし時代の車両についていたものもちらほら混じっています。
車名のイメージがイラストに凝縮されていて、デザイン的にも最新型にはない魅力があります。シールと言えば幼児誌の定番付録ですが、こんな絵柄は鉄おも!だけだと思います。
「ペンケースやノートにさりげなく貼っておくと、電車好きだけがニヤッとするのでは?」、
そんな妄想をふくらませながら作った付録ですので、こちらもぜひお見逃しなく!
大渕俊輔
書籍編集者としてネコ・パブリッシングに入社後、営業部や広報部に異動して数年を過ごすが、再び編集畑に戻ることに。ガレージ専門誌の編集を担当したのち、鉄おも!の編集に携わる。趣味人だらけの同社にあっては、専門分野がない薄口。