特集番外編1 2011年8月号

特集番外編1

更新日:2013/8/8

WEB鼎談

日本人みんなの精神の復興のために これから私たちにできること
はこちらから

 

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特集「東日本大震災 無力感を祈りに変えて」
スペシャル鼎談「祈りと呪詛」

でも、やっぱり拝むって変?

橋口 本誌8月号の特集の中の『原発と祈り』では、最後のほうで「何に向かい何を祈れば強い祈りになるのか」という話になりましたよね。“祈り”という言葉にふさわしくないかもしれませんが、すごく実用的というか、この時代の私たちにとって必要な祈りを、深めていけるようなお話になったじゃないですか。

名越 はい。

橋口 で、あのお話を読んで、祈ってみたいと思う方もいらっしゃると思うんだけれど、今からそれを実行して祈ってみようってなった時、「さて、これであっているのかな、この祈り……」って思ったりする人もいるかもしれないって思ったんです。祈りってダメ出しできないでしょう?

内田 ダメ出しって?

橋口「その祈り、そこで止めたら早いよ」とか「もうそのへんで!」とか「もっと強く!」とか言えないし、言ってもらえない。

内田(笑)

名越 はいはい。

橋口 祈り始めるからには、より完璧にやりたいって人もいるかもしれないし。

名越 その人が素直な人だったら、世のため人のために祈っているうちにだんだんそういうものがなくなる部分があると思いますよ。

橋口 そうか。私の祈りはかなり我流だけれど、そこに疑問も持たず、完璧さも求めず、続けていられるのは自分のためじゃなかったからか。

名越 橋口の場合は、原発に向かってみんなが良くなるように、かなりポジティブに祈っていたでしょう。

橋口 うん。そこはもう、そうせずにはいられなかった。日本のため、人々のため、そして今まで40年間不眠不休で働いてくれた原発の最期が穏やかであるようにと感謝の意味でも強く祈ってました。内田先生が本誌の鼎談の時におっしゃっていた「漠然とした祈りは弱い。具体的に他者の幸福を願ったほうが祈りは強い」っていうのを実感しますよね。こういう状況の中、自分のためだけにはどうしたって祈れなくなる。

内田 私利私欲のために祈っていると「私利私欲で祈っている嫌な俺」っていうのがどこかにあるから、祈りの力が弱まってっちゃうっていうね。

橋口 強い祈りって続けられるけど、弱い祈りって続かないですよね。

名越 祈りっていうのはものすごくポジティブなものでしょう。誰かのために祈ったり、ホントに良き未来というものを祈ったりというポジティブな祈りは、空気を変えていくっていうことがものすごく大きいと思うんです。祈る人は「祈ることしかできないから祈る」っていう弱者じゃないんですよ。そこを、感じてほしい。真面目に祈ったら、そのポジティブさがわかるんですけどね。

橋口 いつでもどこでも、好きな時に祈っていいものなのに、祈るって言うと、何かひとつの宗教を信仰しなければいけないのだろうか、とか「怪しい」とか思われることは、いまだありますもんね。かまえちゃうっていうか。

名越 そんなことをしたらおかしいじゃん! とかね。この間、僕も熊本の友達に言われました。「でも、やっぱり拝むって変じゃん」って。

内田・橋口 (笑)

名越 なるほどと僕も思って。うーん、そういうふうに言われてみれば変だなぁって(笑) 大事なことなんですけれどね。

道をあやまらない祈り方

橋口先生

橋口 もっともっと祈ればいいのになーって、ちょっと乱暴に思うこともあるんですよ。とくに身内のこととなると。うちの母親のことなんですけどね。ある場所を車で通ったら、たくさんのお地蔵さんがボロボロのよだれかけをかけてずらっと並んでいたんですって。その光景がずっとどうしても気になってしまって、急に赤い布買ってきてよだれかけを縫おうと思ったらしいんです。数を数えてこなかったから布のぶんだけひたすら縫ったら、小さな余り方をした布が出て、まあこれも縫っておくかって、小ちゃいサイズのよだれかけもひとつ縫った。「数足りるかしら……」って思いながらもお地蔵さんのところにそれ持って行ったら、これがぴったりだったんですって。しかも、首の欠けた小さなおじぞうさんがいて、最後に縫った小さな一枚は「あなたのだったのね」って。 でね、うちの母はお店をやっているんですけど、それからしばらく経って、仕込み中にお店でつけてたテレビをパッと見たら、サスペンス劇場で、そのお地蔵さんたちが母の縫ったきれいなよだれかけかけて、バーッと並んで映ってこっちを見ていたんだって。

名越 すごーい。

橋口 そうなると、人ってもう少し変わろうとか、毎日祈ってみようとか思うものじゃないのかな。でも、うちの母親は「……ていうことがあったの」で、べつにそれ以降何かに向かって祈ったり、お地蔵さんに会いに行ったりしてないようだし。なんでよ、って思っちゃう。

内田 いや。作るだけで大した功徳だよね。

名越 大した功徳ですよ。逆にそれ以上拝もうとなったときにはお母さんの心情的にはかえって欲が出るから。ホントにそういう風に他者のためとか世界のためじゃなくて、もう少し得してやろうかみたいなね。

橋口(笑)確かに。

内田 いいじゃないね。サスペンス劇場に映ったっていうんでさ、ちゃんと呼応したんだからね。繋がっているなっていう。

名越 やっぱりそこで自分の欲望がギャっと出たときに気持ち悪い感じが起こるから、お母さんはそれ以上いかなかったんですよ。

橋口 なるほど! 自分で止めたと。

名越 そういう、ちょっと道をあやまらないようにしよう……とか、ちょっとやりすぎた……とか、その微調整がほんとは必要だと思うんですよね。

橋口 意識して?

名越 そこは意識化できたほうがいいような気がする。

内田 さっきも言ったけれど、やっぱり自分の欲は出さないほうがいいと思う。

名越 欲が出たときの感覚ってあるじゃないですか。「うっ…」って気持ち悪く。

橋口 ある! 後ろめたい感じ。その先に行くと、祈りの力は急激に弱まる感じしますよね。

名越 そう。僕は胸の上の方がぐっと固まる感じがするんですよね。

橋口 大事にしなきゃいけない感覚ですね。もっとお地蔵さんと親しくしなよとか思ってごめんお母さん。あれは私の私利私欲だったかも。

“呪いの言葉”は確実に機能してしまう

内田 あとね、怒っちゃダメ。

橋口 今の日本には、普段から怒っている人たくさんいますよね。

内田 危機的状況で怒って良くなることって絶対にないですからね。知恵が湧かないんだもの。

名越 まったくその通り。

内田 怒っちゃだめよ、本当に。今のような危機的状況の時、どうやって自分自身が状況に最適な形で適応していけるかっていうと、やっぱり自分自身の限界を全部解除していって、止まっている部分を、詰まっている部分をほどいて、固まっている部分をほぐしてっていうことをしなければいけないわけで。正義とか、実定的な基準があって、そこに照らし合わせていいか悪いかみたいなことを言って怒っているのって、本当に時間の無駄。怒りとか恨みとか悔いとか不安とかっていうのは、生命の自由度を非常に損なうから。

名越 ほんと、僕は徹底してそれを言いたいんです。でも「今こそ怒るときだ」とかそういうの、みなさんほんと好きですよね。

内田 よくプラカードに「怒」とか「怨」とか書いている人いるじゃない。あれは危ないと思うよ。呪いの言葉だからね。そんな危険な言葉を書くと、自分に呪いをかけちゃうよ。

名越 その途端に10年間の努力をふいにするぐらいまずいことをやっていると思うんですよ。

内田 普通の民家かなんかの所にある「マンション建築反対」の看板って、よく“怒”とか書いてあるじゃない。あれはいけないよね。あんな看板を普通の家の壁になんか貼っちゃ駄目だよ。家庭崩壊しちゃうよ……というかもうしてるか。“怒”なんていう字は平和な家庭を営んでいる人は自分の家の壁に書かないからね。そんな呪詛の言葉を生活空間に置くなんて、宗教的に言ったらありえないことだよ。

名越先生

名越 そういう部分でいうと「心で繋がろう」みたいなのも、半分怖い言葉。繋がっちゃうんだからね、人間の心っていうのは。だから“怒”なんて書いたら“怒”の広大なドロドロのマグマのような世界と繋がっちゃう可能性がある。 本誌の鼎談のほうでも言ったけれども、まさに心は時間・空間のない、つまり超えた世界だから、繋がりたくなくても繋がっちゃう。だいたいそういう時には、重力の重いほう、暗いほう、あるいは恨みのほうに引っ張られて、簡単に繋がってしまう。やっぱり明るいほう、爽やかなほう、まさに楽しいほうと繋がることって結構工夫がいるんですよね。こっちの(暗いほう)「繋がる」は、わかるんですよ。ただ、そっちが(明るい方)繋がるためには結構工夫がいるんですよ。

内田 難しいね。明るいほうや楽しいほうと繋がるには、寛容であることがまず大事だよね。僕が震災直後にブログに書いたのはね「とにかく寛容に」。(内田樹の研究室「3/13未曾有の災害のときに」より)

橋口 そうやって意識して穏やかでいることが、すごく重要になってきますよね。重いほう、暗いほう、恨みのほうに繋がる時って、瞬間っていうか、すごく自動的な感じがする。だからぼんやりしてちゃいけないって思って、私も震災の直後、ブログに「どうか怒らないでください。そのエネルギーがどこかへ繋がってしまうから」みたいなことをたびたび書いていたんですね(橋口いくよMahalo Air「3/14彼らに力を」「3/18心で冷やすと自分があたたかくなる」より)。だけどもあの状況だから、時々、暗いほう、重いほうに引っ張られそうになったのも確か。ちょっと心がふらつくと瞬間的にグーッと引っ張られるから、だからこそ日に何度も祈って、自分の思考の穴が小さくならないように、広く見渡して、心を穏やかに整える癖を必然的につけていったというのはある。おかげで怒らずに済んでるのも事実。

名越 そう。意識することが大事なんです。怒る人は、恨み、憎しみ、それから今までの自分のコンプレックスがある人の集団で繋がりやすいんだと思うんですよ。怒りとか恨みとか嫉妬とかという概念は徒党を組みやすい。だから、連帯っていうのもね、実は本当に怖いもの。控えめに言っても90%以上の連帯というのは恨みを元にしたり、憎しみを元にしたり、排他性を元にした繋がりだと思います。そうならざるを得ないんですよ。そういう人たちは「自分達は孤立している」とかよく言うけど、そうじゃないんですよ。精神と精神は恨みとか憎しみで繋がっているから、物質的には一見孤立しているけど、みんなして繋がってひきずられているんですよね、暗さの鎖に。恨みや憎しみで孤立している人は暗部では繋がっている。

橋口 重力の重いほう、暗いほう、恨みのほうに引っ張られやすいってなると、あれもそうなのかな。「死ねばいいのに」っていう言葉がありますよね。すぐ「死ねばいいのに」って冗談で言うのが流行ったじゃないですか。あの言葉が流行ったってすごくないですか? あれで実は日本人の平均寿命が下がっちゃうってことないですかね。

内田 ホントにそうだと思う。平均寿命下がったと思う。ネット上で「死ね」って言われて自殺する人だっているんだからさ。呪詛は本当に機能するからね。

橋口 軽く言っても機能しちゃうってことですよね。「死ねばいいのに」って言葉って、心底呪うように思って「ホントに大嫌いだし恨みがあるから死ねばいいのに」とかの使い方より、軽く冗談みたいに「死ねばいいのに」っていうふうに使ってる人多かったですよね。今も聞くし。実際私も言っちゃったことある。あれは気持ちと言葉が伴ってなくても、力を持ってしまうってことですよね。すぐそこで相手が死なないまでも、自分は確実に暗部に繋がってしまっていると。それぐらいの力を持っているってことですよね。

内田 確かに持つよ。「言霊(ことだま)」だから、ほんとに。

名越 まさに暗部とはすぐに繋がる。だから自分の言葉とか言動とか凄く注意しなくちゃいけない。

呪詛的言動はチャラにできるか?

内田先生

内田 この間、福島の高校生が「こんなことだったら、原発4基とも全部爆発しちゃえばいいのに。福島ばっかり差別されて。東京も放射能まみれになればいいのに」って言ったんだって。ジャーナリストが「その怒りの前に絶句しました」って言うからさ、僕はいや「そんなところで絶句しちゃ駄目だよ、叱らなきゃ」って言ったの。だって、それって呪いじゃない?高校生がそんな呪いの言葉を口走って、自分を呪い、まわりを呪っているだから。すぐに止めなくちゃダメでしょ。でも、メディアは腰が引けているから、そういう呪いの言葉に対して、「それも、正論ですね」って反応しちゃう。情けないよ。

名越 それに同情しちゃうっていうのは駄目ですよね。その子が身を滅ぼすんだから。教えてあげないと。

橋口 あと、国会や東電の宿舎を全部福島第一原発の横に作れとか、たくさんの人が、まるでそれが正義みたいに言っているでしょう? もしも本当にそうなっちゃったとして、何の意味があるのかと思うんだけれども、twitterやブログなんかも含めて、とにかく色んな場所で聞く。

名越 その国会や宿舎うんぬんは、ほんとたくさんの人が言ってますよね。でも、それを言うこと自体がね、破壊させるんですよ、自分を。そうやって自分の腹を立てている相手が、仮にですよ、本当に何の共感性もなくて、すごく悪いことやって家では札束数えているような、まるで漫画的な悪い人あったとしても、呪詛すれば破滅するのは自分。

内田 人が体を傷つけたり、人が不幸になることによって誰が救われるのか。

名越 ハムラビ法典から一歩も出てない。「目には目を」みたいな。

橋口 混乱の中、たくさんの人がそんな呪詛的言動をしてしまったけれど、それが呪いになってしまっているとしたら、もう取り返しはつかない? 人が言ってしまったことはチャラにできないの?

内田 それは反省しないといけない。

橋口 反省すれば大丈夫?

内田「神様、すみませんでした。口が曲がってしまいました」って。

橋口 心から、ちゃんとそれぞれが気づけば。

内田「反省!」って言えば、浄化されると思うよ。それを、たいていの場合、メディアみたいなのが増幅するじゃない。実際にそういうことを言う人たちがいるとしてもさ、メディアは自制すべきだよね。怒りや恨みは。

名越 もちろんメディアにもそこをわかっている方がいらっしゃるんですけどね。ほとんどは「正義我にあり」で、結果的には悲惨なストーリーを拡大再生産していくようなことになっている。

橋口 そんな中、本誌の鼎談もそうですが、今こうして話している内容も含めて、こういうことを話せる、というか話さなければならない世の中になったんだなあって。

内田 ほんとに世の中の状況、一変したね。

名越 しましたねえ。

橋口 だからこそ、今こそ祈りについて考えようみたいなこともあれば、我々が祈りについて語っていることを逆に受け取る人もいると思うんですよ。こんなに世の中大変なのに、祈るとか言って座って色んなことを考えて何の役に立つんだという人もいると思うんです。

名越 それって、怒っているわけでしょう。

橋口 てことは、ます自分が怒ってしまっていることに気づくことが大事になってくるのか。

名越 はい。それは怒ることでいかに自分の思考が乱れて、怒っている間は何の意味もない時間を過ごしたかということがまずわからないといけないよね。ヤバいと。こんな非能率的な時間を過ごしていたんだ……という、そこへの違和感がまず必要なんじゃないでしょうか。

橋口 シンプルな話、穏やかな人が増えると、世の中良くなるはずですもんね。

内田 そう。怒っている状態では環境適応できないしね。怒りながら進化もできないし。

名越 まったくその通り!

橋口 では、進化のお話、そして放射能について何を考えるかについて、続きは来月のダ・ヴィンチ本誌9月号(8/6発売)連載『価値観再生道場 これなんぼや?』で!

 

 

内田先生プロフィール
うちだ・たつる● 1950年東京生まれ。思想家。神戸女学院大学名誉教授。凱風館館長。専門はフランス現代思想、映画論、武道論。07年『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書)で第6回小林秀雄賞を、『日本辺境論』(新潮新書)で新書大賞2010を受賞。著書に『寝ながら学べる構造主義』(文春新書)、『街場のメディア論』(光文社新書)、『疲れすぎて眠れぬ夜のために』(角川文庫)など。自身が運営するブログは人気サイトでもある。「内田樹の研究室

 

名越先生プロフィール
なこし・やすふみ● 1960年奈良県生まれ。精神科医。専門は思春期精神医学、精神療法。臨床に携わる一方で、テレビ・コメンテーター、雑誌連載、映画評論、漫画分析などさまざまなメディアで幅広く活躍中。著書に『心がフッと軽くなる「瞬間の心理学」』(角川SSC新書)など。毎月第1、第3月曜日に「夜間飛行名越康文メルマガも配信中。

 

橋口さんプロフィール
はしぐち・いくよ●1974年鹿児島県生まれ。作家。著書に『愛の種。』『蜜蜂のささやき』(いずれも幻冬舎文庫)、『アロハ萌え』(講談社文庫)、『原宿ガール』(メディアファクトリー)、『小説 僕の初恋をキミに捧ぐ』(小学館文庫)、『だれが産むか』(幻冬舎)など。最新情報はオフィシャルブログ「Mahalo Air

 

 


 

 

日本人みんなの精神の復興のために これから私たちにできること

本誌特集「日本人みんなの精神の復興のために これから私たちにできること」では、個人の力で長期的に続けられる復興支援活動をご紹介しました。しかし、まだまだたくさんの支援方法が! ご紹介しきれなかった情報を、本誌掲載分と併せてWEBダ・ヴィンチで一挙公開いたします。

復興のために本当に必要な支援活動

愛する作家、マンガ家とともに祈りを届ける

愛する本・マンガを買う

PRAY FOR JAPAN −3.11 世界中が祈りはじめた日
prayforjapan.jp/編 講談社 1000円 印税全額寄付
避難所で大学生が作ったサイト「prayforjapan.jp」に、世界中から届いた祈りの言葉。それが1冊の本に。

2:46 Aftershocks─午後2時46分 すべてが変わった
quakebook.org/編 語研 1470円 収益全額寄付
「震災体験を集めて出版したい」と在日英人が始めたプロジェクト。オノ・ヨーコ、ウィリアム・ギブスンなど世界中の85名が寄稿。

三陸海岸大津波
吉村 昭 文春文庫 460円 増刷分印税全額寄付
震災後注文が殺到し、夫人の津村節子が寄付を決めた。

コミックいわて
岩手県、岩手日報社/監修 岩手県知事/責任編集 メディア・パル 735円 増刷分売上一部寄付
池野恋、吉田戦車など岩手県出身のマンガ家によるオール新作コミック。

電子書籍『AiRtwo
600円 App Storeで販売 著者分収益全額寄付
作家、マンガ家、脚本家などが集まり、出版社を介さず配信。『two』は吉田戦車や北川悦吏子が登場。特別編集『tomorrow』はパブーで無料配信中。

思想地図β』vol.2(震災特別号)
コンテクチュアズ 発売日未定 売上の1/3が義援金予定。

早稲田文学
販売金額全額寄付
重松清、川上未映子、古川日出男、阿部和重、円城塔、福永信など早稲田文学とゆかりの深い作家のサイン本や書き下ろしコンテンツを販売。

復興書店 店長・島田雅彦
収益全額寄付
作家がサインやメッセージを入れた自著を提供。作家の文芸作品を無償提供するメルマガ『Words and Bonds』(いしいしんじ/編集)も配信中。

絵本ナビ「絵本エイド」
1冊につき300円を寄付
早川純子、新井洋行、金柿秀幸など賛同作家のサイン本を販売。また8月31日までは購入金額の1%が寄付となる。絵本ナビポイントでの寄付も可能。

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いっしょに考えてみよう

東日本大震災のこと。『ほぼ日』は、こう考えました。」 ほぼ日刊イトイ新聞
震災、寄付、支援などについて糸井重里の真摯な考えが読める。寄付先のリンクや震災についての情報などもある。また、4月9日付「今日のダーリン」には、「『祈る』ということ。」が書かれている。

本・つながる・未来」プロジェクト Rainy Day Bookstore & Cafe
雑誌『SWITCH』直営の本屋とカフェRainy Day Bookstore & Cafeで毎月「本・つながる・未来」イベントを開催。それを収録し、“音と言葉の贈りもの”として“真新しい絵本や本”と一緒に被災地の子どもたちに贈り届ける。

Back 2 Back(仮)」 佐々木中×いとうせいこう
ネット上で公開しているチャリティ連作小説。募金先のリンクがある。単行本として刊行されれば、収益は全額寄付予定。

TAKE ACTION NOW」 月刊サンデーGX編集部
連載作家陣の応援イラストなどを掲載し、募金を受け付け。

実在児童の人権擁護基金」 藤本由香里/代表理事
都条例が問題にしたようなキャラクター(非実在青少年)の人権ではなく、「実在青少年」の人権を守るために設立された基金であり、募金を募り、シェルター等への寄付を行っている。震災後は、被災児童への支援を実施。

SF作家とSFファンとで力をあわせ、被災した方々を応援しよう!」 日本SF作家クラブ(新井素子/会長、井上雅彦/事務局長)
ネットで募金を受け付け。

DEVILPRESS災害支援募金」 高橋ヨシキ/主筆
ネットで募金を受け付け。

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パブーの電子書籍が力を発揮!

パブーは電子書籍の作成・販売プラットフォーム。震災後、作家のチャリティ活動を全面支援。売上全額を寄付できるシステムを開設している。 チャリティ作品一覧

文芸あねもね

パブーで7月15日より配信
380円(予価)
豊島ミホ、宮木あや子、吉川トリコなど「女による女のためのR-18文学賞」受賞者が中心となって立ち上げ、第10回まで同賞の選考委員を務めた山本文緒や、オール讀物新人賞出身の柚木麻子も参加。10名の女性作家たちの「今、自分たちにできることを」という気持ちが込められたオール新作の小説集。

吉川トリコさんの言葉「震災後すぐにミュージシャンやタレントやイラストレーターなどによるチャリティ活動をあちこちで見かけるようになりました。彼らの瞬発力に猛烈に憧れながらも、瞬発力のない愚図でのろまな小説家は愚図でのろまなりにのろのろ小説を書き、寄り集まって同人誌 を作ることにしました。手前みそに聞こえるかもしれませんが『これまで読んだどのアンソロよりも面白い!』と断言できるものに なっていますので、どうぞよろしくお願いします」

その他、こんなチャリティ本も

マンガ同人誌『おひさまがいっぱい♥
漫画家有志によるおひさまぷろじぇくと 1000円
たむら純子、柳原望、青木光恵などが執筆する貴重なピュアGL本。

オンライン作家による【LOVE】アンソロジー〜One for All, All for One ……and We are the One〜』VOL1〜2
立花実咲/代表 各311円
プロ・アマ問わず、オンライン作家100名以上が集結。VOL3は7月末〜8月上旬、VOL4は年内に刊行予定。

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プレミア同人誌&グッズを買う

僕らの漫画
『僕らの漫画』制作委員会 夏発売予定 収益全額寄付
喜国雅彦、小玉ユキ、さそうあきら、とり・みき、麻生みこと、えすとえむ、ねむようこ、信濃川日出雄、ヤマシタトモコなどが参加する電子書籍。「支援は長期戦。漫画の本気見せます」と唱う。(秋と冬に作品追加予定)

pray for Japan
「なかよし」漫画家有志 1575円 (イべント・手数料協力書店) 1680円(一般書店) 全国書店、電子書籍で販売 収益全額寄付
ひうらさとる、二ノ宮知子、末次由紀、藤沢とおる、真島ヒロ、中川翔子など50名以上が参加。

PARTY!〜東日本大震災チャリティー漫画本〜SORA
PARTY!〜東日本大震災チャリティー漫画本〜HANA
ななじ眺・葉月めぐみ/発起人 8月5日発売 各900円(アニメイト) 各1100円(一般書店) 全国書店、通販で販売 収益全額寄付
SORAとHANAの2冊。椎名軽穂、新條まゆ、槙ようこ、本田恵子、山下和美、尾崎南、桃森ミヨシ、小村あゆみなど集英社系作家が多く参加。書店からの受注分のみの生産になりますのでご予約ください。受注締切は7月15日です。

まんがぶらふCheerS!
斑桐舎 1000円 通販 売上全額寄付
森井ケンシロウが中心となり、青木俊直、尾崎南、カレー沢薫、長崎ライチなどが参加。4コマ中心の同人誌。

LOVE ACROSS JAPAN—日本中に愛を—
チャリティー同人誌製作部(仮) 夏コミ、コミティア97、通販、書店で販売予定
楠桂、椎名高志、畑健二郎、もんでんあきこ、伊咲ウタ、赤石路代などが参加。

震災に負けるな!東日本project
夏コミ、同人誌取り扱い書店で販売予定 収益全額寄付
藤田和日郎、所十三、楠桂、手代木史織などが参加。

片桐くん
FUNUKE LABLE(とよたみのる) 525円 通販 売上全額寄付
とよ田みのるの新作同人誌。

地震のバカヤロー!! MDS(漫画家だってできることをする)作戦
しりあがり寿、三宅乱丈らの呼びかけで、ヤマザキマリ、くるねこ大和、丸尾末広などが参加。MDS作戦+YonPoで、チャリティーTシャツ(2000〜2500円)を販売。MDS作戦+BOOK☆WALKERでは、電子イラスト集(115円)を配信。ともに売上全額寄付。

漫画で励まそう!プロジェクト
デジタルまんが祭りinうつのみや実行委員会(ちばてつや/発起人)
高橋留美子、本田恵子、篠原千絵、モンキーパンチ、尾崎南、ゆでたまご、金田一蓮十郎、岩岡ヒサエなど多くのマンガ家が参加し、サイン色紙、単行本、キャラクターグッズなどを提供。チャリティー即売会やYahoo! JAPAN チャリティーオークションで販売。売上は全額寄付。

東日本大震災チャリティポストカード(12枚)セット
腹ペコ戦隊はしレンジャー 1000円 通販 売上全額寄付
腹ペコ戦隊はしレンジャーは青木俊直、谷川史子、志村貴子、岩岡ヒサエ、イシデ電が結成したグループ。全12枚のポストカードを並べると、大きな丸いオムレツのイラストになる。
「はしレンジャー展(仮)」を、吉祥寺のコピス吉祥寺内「ソーラーギャラリー吉祥寺」にて7月19〜24日に開催の予定。曜日によっては「チャリティポストカード」の対面販売もある予定。詳しくは、HPで随時発表。

東北関東大震災被災者支援ポストカードセット
中村佑介 通販 500円 売上全額寄付
人気イラストレーター・中村佑介が自身のサイトで販売。

東日本大震災ポストカード募金
たなかしん 通販 500円 売上全額寄付
絵本作家・たなかしんが自身のブログで販売。

近代麻雀ファイブスター チャリティーTシャツ
通販サイト「近代麻雀STORE」で販売 3500円 収益寄付
福本伸行、西原理恵子、かわぐちかいじ、片山まさゆき、能條純一の5人のコラボイラストTシャツ。
普通の状態ではかなり薄めのプリントですが、暗闇で浮かび上がる蛍光仕様です。

ポストカード集『Smiles』
井上雄彦 書店と通販で販売 収益寄付
井上雄彦がツイッター上で公開したイラスト「Smile」のポストカード集『Smiles』(各16枚セット3種類、各900円)を販売。

シングルCD『手をつなごう』
Hearts for Earth Aid & Relief Team(H.E.A.R.T) アニメイト店頭、?アニメイトオンラインショップで販売 1575円 収益全額寄付
杉本善徳、種村有菜、浜田ブリトニーなどがジャケットイラストに参加。

Yahoo!基金 緊急災害募金
壁紙 500円〜100000円
鳥山明、森下裕美、村上たかし、庵野秀明・スタジオカラーなどがイラストを提供。募金すると、すべての壁紙をダウンロードできる。

goo募金“東日本大震災 復興支援募金 がんばろう!日本”
壁紙 100円〜10000円
羽海野チカ、稚野鳥子、青桐ナツ、北条司、里中満智子などがイラストを提供。

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復興のために本当に必要な支援活動

復興を願ってポスターを買う

復興の狼煙」ポスタープロジェクト

津波で大きな被害を受け瓦礫の山が広がる岩手県沿岸部。しかしそこには、力強く前を向いて歩き始めた人々がいる。「心まで壊されてたまるか。」「それでも今日も海を見る。」「大笑いできるその日まで。」……。彼らの姿を撮影して、勇気溢れる言葉を添える。それが「復興の狼煙」ポスターだ。
盛岡の広告会社の男性と東京のカメラマンが、「“人間の強さ”そのままを伝えたい」と自主制作で始めたプロジェクト。ポスターは盛岡市内各所や避難所、イベント会場などに貼られ、「復興の狼煙」ポスタープロジェクトのサイトでも購入可能。収益は、撮影した自治体に寄付される予定。ポスターが伝えるメッセージは、私たち見る者の心に明るい光をくれる。私たちもそのお返しに、被災地の人々に確かな希望を届けなくてはいけない。

「復興の狼煙」ポスター 1 (釜石1) 13枚セット
3675円(送料別)
「復興の狼煙」ポスター 2 (釜石2 & 大槌) 15枚セット
3990円(送料別)
サイズ/B3

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現地を知るためにボランティア

ボランティア&観光コース」 「地球の歩き方」の旅 トップツアーデスク
3泊4日 東京発 活動場所/宮城県沿岸 出発日/7月23日まで
TEL 03-5766-0158

ボランティアサポートバスプラン」 JTB法人東京
1泊3日 東京発 活動場所/宮城県内 出発日/7月28日まで
TEL 03-5909-8115

被災地復興支援ボランティアバス」 近畿日本ツーリスト ECC事業本部カンパニー 第4営業支店
0泊3日 東京発 活動場所/岩手県陸前高田市 出発日/7月29日
TEL 0570-064-205

ケッパレ東北!ボランティアライナー岩手県陸前高田市号
ケッパレ東北!ボランティアライナー岩手県大槌町号
岩手県北観光

2泊4日 東京発 活動場所/陸前高田市、大槌町 出発日/8月1日までTEL 0120-183-705

宮城県ボランティアバスツアー3日間」 宮交観光サービス
1泊3日 東京発 活動場所/宮城県内 出発日/8月以降も継続予定
TEL 022-298-7765
*お申し込み時点ですでに催行中止になっている場合もありますので、御了承ください。

水辺の清掃ボランティア隊 SEAVERS 十三浜」 水辺の清掃ボランティア実行委員会
1泊3日〜2泊4日 東京発 活動場所/石巻市十三浜地区 出発日/7月29日まで

復興日本「ボランティア IN 七ヶ浜」 めもり〜旅行
1泊3日 東京・千葉発 活動場所/宮城県・七ヶ浜国際村およびボランティアセンターの派遣先
出発日/7月29日まで(以降決まり次第HPに更新)TEL 043-483-7878

東北応援団」 京成バスシステム
1泊4日 千葉発 活動場所/岩手県大槌町 出発日/7月28日まで
TEL 0120-86-3720

トリプルボランティア【宮城県】」 JTB関東 法人営業埼玉支店
1泊3日 さいたま発 活動場所/宮城県内 出発日/9月22日まで
TEL 048-644-5313

宮城県災害ボランティアバス 水戸コース・守谷コース」 石塚観光
日帰り〜2泊3日 水戸発・守谷発 活動場所/宮城県内 出発日/8月28日まで
TEL 0120-317-055

東日本大震災復興支援ボランティア募集」 西武トラベル
「宮城県石巻市ボランティア」 東京発 0泊2日 出発日/7月31日まで
「岩手県上閉伊郡大槌町ボランティア」 東京発 1泊4日 出発日/7月25日まで
TEL 03-3251-8186
※8月以降の出発はホームページをご確認ください。

宮城県災害復興支援ボランティアバス」 なの花交通バス
0泊2日 千葉発 活動場所/宮城県沿岸部 出発日/8月26日まで
TEL 043-483-5551

越谷いわき相乗り便」 埼玉県青少年相談員
日帰り〜2泊3日 埼玉・越谷市役所発 活動場所/いわき市 出発日/現在8月21日まで

*ボランティアの状況はつねに変化していますので、各問い合わせ先を必ず事前にご確認ください。また、全国でツアー・バスパックが実施されていますので、以下のサイトをご覧ください。
東日本大震災支援全国ネットワーク
助けあいジャパン

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本当に必要な物資を届ける

ふんばろう東日本支援プロジェクト
避難所ごとの“欲しいものリスト”がサイトや「Amazonほしい物リスト」にアップされ、直接物資を送ることができる。「家電支援プロジェクト」や「ガイガーカウンタープロジェクト」なども展開中。

Toksy
支援したい物資を出品すると被災地から配送依頼が来るシステム。

311 HELP.com 必要物資・支援要求マップ
地図上に必要物資・支援物資を書き込むことができ、直接連絡を取り合いながら物資のやり取りが可能。

アゲマス
支援物資のマッチングサイト。

ボランティアプラットフォーム
被災地のニーズと支援物資のマッチングサイト。

楽天たすけ愛」 楽天おくりもの市場
支援物資をユーザーが購入すると、楽天社員によって被災地に届けられる。サイトには「こちらの支援物資は○○市○○学校の皆さんへ届けます」と届け先が明記されている。

支援ギフト便」 Yahoo!ショッピング
Yahoo!ショッピングの出店ストアが支援物資を提供し、「被災地へのギフト」として販売。ユーザーがそれを購入すると、各公益社団法人などを通じて被災地に届けられる。

Twit For You!
TwitterIDだけで、支援者と支援が必要な人をマッチングするサービス。

Share BOX PROJECT
被災地域の女の子が少しでも震災以前の日常を取り戻せるように、全国の支援をしたいという女の子から提供されたカワイイ洋服を、コーディネートスタッフがスタイリング。「Share BOX」として、オーダーのあった被災された方に送る。

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元気な消費で復興を

復興市場
支援物資を被災地の企業や商店から購入して、被災者へ届ける通販サイト。物資支援と経済支援の両方を実現。運営には、陸前高田市消防団高田分団の協力を得ている。

ビタミン計画
支援金を募り、東北の採れたて産直野菜を購入。それを被災地に届ける。フード・マイレージ(地産地消)をサブテーマに被災地と東北農家を両方支援するシステム。NPOなどの組織ではなく、個人が行っている非営利の活動。

Plant to Plant 発電所(plant)の電気から、緑の苗(plant)へ
南相馬市震災復興に取り組む農業者の会
いまだに市民の多くが避難生活を送っている、福島県南相馬市の地元農家が企画。南相馬のゴーヤを通販で購入し、“緑のカーテン”が作れる。ゴーヤの販売は7月末で終了予定。

FOOD FOR FRIENDS! PROJECT
農業を通じた支援活動。山形などの産地から農作物を購入すると、売上の一部が福島県の農業生産者に寄付される。購入したものは、被災地に支援物資として送ることも可能。料理人の森野熊八も協力者の一人。

ひとりひとりが今できること」 Rin
Rinは、地域資源のテストマーケティングショップ。家具、食器、雑貨など被災地域の自然や伝統文化・技術に根ざした商品を紹介し店頭とオンラインで販売。

三陸牡蠣復興支援プロジェクト」 アイリンク
三陸海岸の牡蠣生産者を応援するため、復興後の牡蠣を前払いで購入する“オーナー”を募集。

産地応援・お買得やさいセット」 dancyu.com
産地応援のために、被災地の野菜が入ったお値打ち野菜セットが購入できる。

YouTube ビジネス支援チャンネル」 YouTube+地方新聞社7紙+Google
被災地域の商品やサービスを動画で紹介して、地元ビジネスを支援。気に入ったものがあれば、注文・問い合わせができる。

食べて復興応援プロジェクト
福島と北関東の農家がんばろうセット
大地を守る会
「食べて復興応援プロジェクト」では、義援金付きの食品セットや被災生産者の商品を販売。「福島と北関東の農家がんばろうセット」では福島県、茨城県、群馬県産を中心とした野菜セットを販売。

元気です!岩手・宮城・福島」 楽天市場・まち楽
被災を乗り越えて、楽天市場での運営を再開したショップを紹介。

食べて・飲んで・使って 東日本を応援」 Amazon.co.jpたすけあおうNippon
宮城・福島・青森・岩手・茨城・千葉の被災地域にあるメーカー、出品者の商品を集めた特集を開催。

はがき商品券」 ごえんカンパニー
支援者は、「はがき商品券」を購入し、応援メッセージと笑顔イラストを書いて東北の事業者に送る。事業者から商品とお礼メッセージが届く。岩手県の自然農場や造り酒屋が参加。

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再び読書が楽しめるように

心のとしょかんプロジェクト
ホッとして元気がでるような本を指定図書に選定して「Amazonほしい物リスト」にアップ。支援者がそこで購入すると、避難所に贈られる。本は本棚に入れられ「ちいさな図書館」として寄贈される。アンケートフォームから指定図書の推薦もできる。

Hon for Japan
本や絵本の寄付を募り、被災地に送る。仙台在住のプランナーの呼びかけで行っている市民プロジェクト。

HUG & READ、もっとハグしてあげよう。もっと読んであげよう。」 クレヨンハウス&子どもの文化普及協会
絵本や児童書を全国の方々から寄贈を受け、きれいにしたうえで、被災地の小学校、保育所、幼稚園などに贈り ます。すでに210カ所、4万冊以上を届けました。お送りいただく本は、読んで感動したり楽しかったり心に響いたものを。ページが抜けていたりすると、受け取った子どもたちがちょっと淋しい思いをします。ご配慮ください。

東日本大震災『いっしょだよ』キャンペーン」
財団法人 大阪国際児童文学館
募金を募って児童書を購入し、被災地の学校や幼稚園、保育所などに贈る。募金期間は12月末まで、本の寄贈を希望される施設の募集は11月末までを予定。

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被災ペットにも救いの手を

NPO法人 アニマルレフュージ関西
里親と施設で世話をするボランティアを募集。

緊急災害時動物救援本部 財団法人日本動物愛護協会/事務局
一時預かり、保護シェルターでの世話、動物や物資の輸送のボランティアを募集。

LONELY PET
里親募集

MSN ペットサーチ
里親募集

一般社団法人 全日本動物専門教育協会
一時預かりと支援金を募集。

NPO法人 犬猫みなしご救援隊
一時預かり募集

動物愛護団体 ランコントレ・ミグノン
シェルターのボランティア、犬猫の一時預かり家庭を募集。

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いろいろな形で心を届ける

一口災害支援基金 「宮城県石巻市田代島 にゃんこ・ザ・プロジェクト!
田代島は猫の集まる「猫島」として有名な観光と漁業の島だったが、震災で壊滅的打撃を受けた。復興のために地元漁師たちが立ち上げたのが、この一口支援基金。支援基金に申し込むと、特産の島牡蠣や猫グッズなどが謝礼として贈られる。

画像投稿 「がんばれ日本!キッズアート展
子どもが絵を描いて、子どもたち自身が元気になれるようにサイトに投稿。東京・江東区の小さな子供会が始めた企画。

ハートマークの寄付 「HEART MARK♥ VIEWING」ハートマークビューイング実行委員会
避難所をみんなのハートマークで飾ろう、というプロジェクト。布でハートマークを作って拠点に送ると、つなぎ合わされて避難所の壁などに設営される。日比野克彦が参加している。

支援金受け付け 「LIFE311 木造仮設住宅を被災地に。」 more trees(坂本龍一/代表)
森林・林業から被災地復興を応援。被災地周辺の地域産材を活用した木造仮設住宅を、被災地に暮らす人たちとともに作る。資金援助を募集。

絵ハガキ寄付 「ハガキのちからプロジェクト
切手添付済み未使用絵ハガキの寄付を募り、被災地に届ける。親戚や友人への近況報告、仮設住宅など転居先の知らせ、救援物資の要望、ボランティアの人へのお礼など、被災者がそのハガキで“伝えたい人”に向けてメッセージを綴ってもらおうという活動。このハガキを使いたい人からの連絡も受け付けている。

ひまわりの寄付 「スマイル ふくしま 〜育てよう 笑顔の種〜」 福島民報社
ひまわりの種をサイトで購入すると、それが福島県内にまかれる。購入者は、ポータルサイトで花が咲くようすを見守ることができる。福島県をひまわりで勇気づけるプロジェクト。

アイデア投稿 「OLIVE」 NOSIGNER
被災地での生活を助けるデザインやアイデアを、自由に書き込めるデータベース。

メッセージ投稿「Trust in Japan
メッセージを投稿すると、被災地に100円の募金ができる。

メッセージ投稿 「MESSAGES FOR JAPAN
世界中から日本へのメッセージが送れ、世界地図上に表示される。寄付金受け付けのリンクもある。もちろん日本からも投稿できる。

画像投稿 「3・11大震災 将来への記憶」河北新報
震災直後や復興の様子を記録した動画と写真の投稿を呼び掛け、ネット上で公開。将来の貴重な史料として末永く保存する。また同社では、ボランティア情報サイト「絆」も開設している。

画像投稿 「東日本大震災 写真保存プロジェクト」 Yahoo! JAPAN
岩手、宮城、福島、栃木、茨城など被災地域の震災前の姿、被災後の現在の姿、復興の様子の写真を投稿できる。大切な思い出、将来の防災資料などとして永久に保存される。

支援金受け付け 「kizunaworld.orgプロジェクト」 坂本龍一、平野友康/発起人
個人で長期にできる被災地支援を目標に、寄付金で自然エネルギーや医療団体を支援。寄付をした人には、賛同アーティストの作品を贈呈。現在は、坂本龍一とヴァレリオ・ベッルーティの共作アニメーション『KIZUNA』が視聴できる。

支援金受け付け 「つながり・ぬくもりプロジェクト
特定非営利活動法人 環境エネルギー政策研究所
被災者に、自然エネルギーを利用した電気、お湯、お風呂を届けるプロジェクト。太陽光発電、太陽熱温水器、バイオマスエネルギーから支援エネルギーを選んで寄付できる。

メッセージ投稿「いわてのテとテ」 岩手日報
岩手に向けて100文字のメッセージを送れる。メッセージは岩手日報本紙に掲載予定。サイトでは、岩手から届いたメッセージも読める。

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