宮本輝 Interview long Version 2010年9月号

インタビューロングバージョン

更新日:2013/8/19

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取材・文=榎本正樹 写真=迫田真実

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プロフィール

みやもと・てる●1947年、兵庫県生まれ。77年『泥の河』で第13回太宰治賞を受賞しデビュー。78年『螢川』で第78回芥川賞、87年『優駿』で第21回吉川英治文学賞および初代JRA賞馬事文化賞、2009年『骸骨ビルの庭』で第13回司馬遼太郎賞を受賞。ほかに『青が散る』『流転の海』など著書多数。

著者紹介
三千枚の金貨

『三千枚の金貨』(上・下)
宮本 輝 光文社 各1575円

文具会社マミヤに勤める斉木光生は、5年前に聞いた3000枚のメイプルリーフ金貨の話を思い出す。「みつけたら、あんたにあげるよ」と言われたそれは時価約1億円。「マミヤの三銃士」と呼ばれる仕事仲間の宇津木、川岸、行きつけのバーのママ・沙都と謎に迫るうち見えてきたのは、戦後に財を築いたある男の物語だった。『BRIO』連載分に書き下ろしを加え単行本化。