【ダ・ヴィンチ2015年8月号】Cover Modelは、水原希子さん!

Cover Model 紹介

公開日:2015/7/6

【ダ・ヴィンチ2015年8月号】Cover Modelは、水原希子さん!

Cover Model 水原希子

ミカサは少女みたいに壊れそうなのに
大きな愛がある聖母みたいな存在。

全世界累計発行部数5000万部。
『進撃の巨人』がついに実写映画になった。
ヒロインのミカサを演じるのはこの人、水原希子

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「原作を読んだ人、きっとそれぞれのミカサがあるから
批判されるだろうなってことはわかっていたので、
できることは全部やろう、体当たりでやるしかないと思っていました。

私が思うミカサは少女みたいに壊れそうなのに
お母さん的な強さ、大きな愛がある聖母みたいな存在。

一緒に育ってきたエレンを守りたいという気持ちが
彼女をさらに強くさせている。

原作と映画のミカサはバックグラウンドが違うので、
そこが難しくて」

巨人と戦うため、立体機動装置で空を飛ぶ。
激しいアクションにも初挑戦した。

「まずは体をつくらないとって、クランクインまでの2カ月間、
すごくスパルタのアスリートみたいな先生のところに
毎回みっちり2時間、週3で通ったんですけど、
1〜2回で体が変わるのがわかるんですよ」

 

■そんな水原希子さんが選んだ1冊は…

モモ

モモ 時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語

ミヒャエル・エンデ/著 大島かおり/訳 岩波書店 1700円(税別)
※岩波少年文庫版もあり 800円(税別)

円形劇場の廃墟に住みついた、くしゃくしゃ頭の不思議な女の子モモは、黙って話を聞くだけで人の心を溶かす能力を持っていた。人間に時間を倹約させることで余分な時間を奪おうとする「灰色の男たち」の暗躍で、街の人々はゆとりのある生活を失っていく。時間に追われ、人間本来の生き方を忘れがちな現代に警鐘を鳴らすエンデの古典的名作。

「本はベッドサイドに積んでおいて、寝る前にちょっとずつちょっとずつ読むタイプ。『モモ』を読んだのは2年くらい前。これ名作ですよね。モモの言うことって真っすぐで、子どもなんだけど子どもじゃないみたいなこと言ったりして、それがすごく良くて。壮大なファンタジーだけど、自分の生きている世界でも同じような感覚があるなと思わせてくれる」(水原希子談)