伝説の古代ファンタジー巨編 待望の新装版で復刊決定!
公開日:2013/9/6
飛鳥を中心とした古代日本を舞台に、神と人の間に生まれた少年・宇宙皇子があらゆる困難に立ち向かい成長していく姿は、今なお新鮮。「日本人らしさ」が詰まった世界観の魅力とともに、時代を超え世代を超え、これからも私たちを夢中にさせてくれることだろう。
宇宙皇子シリーズとは?
1984年からスタートした古代歴史ファンタジー巨編。地上編、天上編、妖夢編、煉獄編、黎明編の全5部、他に外伝「拾異伝」をあわせ全52巻で構成される。テレビ東京の開局25周年記念作品として劇場版アニメ化、OVAも製作されるなど人気を博した。頭部に角を持って生まれた「宇宙皇子」と呼ばれる少年が、金剛山の修験者・役小角に師事し成長していく姿を描く。物語は西暦600年代半ばの壬申の乱以降から数百年にわたるが、実際の歴史構成とリンクしているため、ファンタジーだけでは終わらない奥深い魅力を持っている。
新装版のココがうれしい!
事前に先々の発行予定がわかるのは、復刊ならではのメリット。全体のボリュームもわかっているため、自分がいまどのあたりを読んでいるのか把握できて、大作にもチャレンジしやすい。なお定期購読者には布製ブックカバーを1枚プレゼント(応募期間:2014年3月末迄)。
9月12日 地上編1発売予定
11月 地上編2発売予定
若菜等の個性的で躍動感のあるイラストで宇宙皇子の世界が一新。個性豊かに表現されたキャラクターたちが、カラーイラストや挿画で多数登場し、物語世界をより身近にしてくれる。地上編1の初版限定版には表紙イラストの特製ポストカード付き。
公式Webサイト、Facebookなど、Webで最新情報を発信中!
Twitterアイコンプレゼントや応援メッセージ&イラスト募集キャンペーン(〜9/30。公式Webサイトにて募集)など、Web独自の企画も多数。宇宙皇子の世界がもっと楽しくなる。
9月12日発売予定
『宇宙皇子 ―地上編― 1 はるかに遠き都よ』
藤川桂介
出版ワークス/発行 河出書房新社/発売 1680円(予価)
飛鳥時代。壬申の乱の最中、頭に角を持つひとりの赤子が誕生した。「鬼の子」と厭われ、里を追われた母は金剛山の修験者・役小角に赤子を託し、崖から身をなげる。小角の生母に救われた赤子は、神と人との間に生まれた「宇宙皇子」として成長し、やがて小角の下、過酷な修行で秘めたる力を覚醒しはじめる。
ふじかわ・けいすけ●1934年、東京都生まれ。慶応義塾大学国文学科卒。放送作家、脚本家としても活躍。代表作に『ウルトラマン』『ウルトラセブン』『宇宙戦艦ヤマト』ほか多数。84年『宇宙皇子』で本格的作家デビュー。
構成・文=荒井理恵
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