脳を活性化!? あなたの五感を刺激するペインフル・エンターテイメントとは

立ち読み

更新日:2016/9/29

 ジェットコースター、お化け屋敷、ホラー映画……。人間は自ら望んで恐怖を体験したがる、おかしな生き物です。

 では、なぜ人は怖いものを見たがるのでしょう?

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 この問いに対する答えは諸説あるようですが、脳科学的には「人間は恐怖を感じると脳が活性する」とのことで、単に好奇心に駆られてというだけでなく、現代社会では恐怖を日常的に感じることが減ったため、本能的にホラー映画など怖いものを見ることで代替しようとしているのかもしれませんね。

 でも、こういった異世界ものではなく、普通の日常の中に潜んでいる身近でリアルな恐怖を感じることができるのが、ホラー界の奇才・御茶漬海苔氏が描いた激痛体験型コミック『痛いんです』。

 この作品では、“深ヅメ”“歯医者”“耳かき”“缶詰のフチ”など、誰でも身に覚えのある、日常にひそむ「痛い出来事」を、「痛みレベル1」から「痛みレベル6」まで段階別に22本のショートストーリーにして収録、ページをめくって読み進めるほどに痛みが増して、読者の「五感」を刺激するように作られているんだとか。

 本作のイラストは、どこかコミカルで可愛らしく、またストーリーも淡々とシンプルに悲劇を描いているのですが、そこがまた妙にリアルで怖い。いや痛い(笑)。何気なく読み進めていて「あっ」と思った時にはもう手遅れ。背筋がゾワッとする痛みを共感してしまう、ある意味ホラーなのです。

 これ以上読むのは怖いけど……痛そうだけど……、なぜか、ついつい読み進めてしまうのは本能のなせる業なのか?まさに怖いもの見たさならぬ痛いもの見たさな作品です。

 痛い話に恐怖し、脳を活性化させたい人におすすめのペインフル・エンターテイメント!
以下で3話分を立ち読みできるので、「痛みの遊園地」をちょっとだけ体験してみてはいかが?

 

体験できるのはフカヅメ(LV1)、ミミカキ(LV4)、ヤキトリ(LV5)の3つ。
あなたはどの「痛みのレベル」まで耐えられますか?

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