きっとこの世界には普通の人間には知覚できない、魑魅魍魎の類が跋扈している。そして、そんな存在が時折、何の気の迷いか、私たちにちょっかいを出しているのではないだ…
文芸・カルチャー
2023/5/16
ここから先、立ち入るべからず。神社の裏手などにこうした看板が掲げられているのを見たことはないだろうか。そうした場所はいわゆる「ご神域」。神の領域とされ、ヒトの…
文芸・カルチャー
2023/5/16
戦国時代の三河を舞台に、名もなき雑兵の出世物語を描いた小説『三河雑兵心得』シリーズ(井原忠政/双葉文庫)。『この時代小説がすごい!2022年版』文庫書き下ろし部門…
文芸・カルチャー
2023/4/21
50歳も過ぎてくると、写真に写った自分の姿に「げ、歳とったな…」と思う瞬間が増えてくる。記憶力も体力も落ちてくるし、親も歳をとるし、リアルな知り合いの訃報も増えて…
文芸・カルチャー
2023/4/19
難病「好酸球性胃腸炎」の発症をきっかけに、YouTubeで作品を配信し始めた漫画家の寺田浩晃さん。教室で浮いてしまったり、家族からの愛情を受けられなかったりと、さまざ…
マンガ
2023/4/19
遠くに出かけられないコロナ禍という時間に、翼をもがれたような不自由さを感じていた。旅もできない。外食もできない。思うように人にも会えない。そんな時間が少しずつ…
文芸・カルチャー
2023/4/19
元書店員の経験を生かして書いた書店ミステリ『配達あかずきん』で作家デビューした大崎梢さん。同作から連なる「成風堂書店事件メモ」シリーズだけでなく、出版社の営業…
文芸・カルチャー
2023/4/19
疲れている時、心が荒んでいる時、温かいご飯をお腹に入れると、それだけでホッとする。しかし、そういう時ほど忙しさにかまけて食事を疎かにしてしまう人も多いだろう。 …
文芸・カルチャー
2023/4/14
文庫だけで300万部を突破し、海外でも高く評価されている湊かなえさんのデビュー作『告白』。『呪術廻戦』著者・芥見下々さんの描き下ろしイラストによる限定幅広帯バージ…
文芸・カルチャー
2023/4/1
「ああッ、ここ、鉄笠が凹んどるがね」「これで厄落としだら、今日はきっとええことがあるがや」。歴史小説は大の苦手という人でもすらすらと読めるのは、物語にぽんぽん…
文芸・カルチャー
2023/3/31
「一月往ぬる二月逃げる三月去る」と言われるが、このあいだお正月だったと思ったら、もう3月。月日の早さに心がザワついてしまうときは、あえて「エンタメ大作」に没入し…
文芸・カルチャー
2023/3/28
どっしりとした重厚な長編ミステリーもいいが、技巧の光る短編ミステリーで「そうきたか!」の驚きを味わいたい。そんな人におすすめなのが『切願 自選ミステリー短編集』…
文芸・カルチャー
2023/3/23
最近、古来の文献に「最近の若い者はこうだからいけない」という内容が書いてあると知った。いつの世も年を重ねた人は若者との隔たりを感じていたのだろう。 一方で若者も…
マンガ
2023/3/16
白い仮面と黒い全身タイツ姿でYouTuberとしても活動し、ホラーな作風を得意とするウェブライター・雨穴さん。昨年、原案をつとめたTVドラマシリーズ「何かおかしい」も話…
エンタメ
2023/3/15
長年にわたり永田町を裏で操り、総裁選の動向すらも手中におさめていた記者がいた――という、昭和のフィクサーをめぐる政界とメディアの闇を描いた『キングメーカー』(本…
文芸・カルチャー
2023/3/15
駅から続く坂を上りきり、路地に入った先にある「おひとりさま専用カフェ喫茶ドードー」。その看板に書かれたメニューに惹かれてドードーを訪れた人たちは、思いがけず自…
文芸・カルチャー
2023/3/14
女性向け漫画雑誌『JOUR(ジュール)』の人気連載作品が実写化される。1つは『花のあすか組!』の作者・高口里純が贈る全く新しいヒーロー漫画『グランマの憂鬱』。もう1…
マンガ
2023/3/10
命の灯火が消えかけたそのときに、人が思い出すのは身近な家族や友達ばかりではない。遠い過去に別れてしまった忘れがたきあの人。まったくの他人からの何気ない言動に救…
文芸・カルチャー
2023/3/2
生まれつき備わっているものは、人によって違う。だが、その前提を私たちは忘れがちだ。自分にとっては造作もないことが、「できない」人もいる。それを見て「努力が足り…
文芸・カルチャー
2023/3/1
高校生活の終わりごろ、祖父が『平家物語』の文庫本をくれた。古いそれは、長く祖父の本棚に並んでいたのだろう。うれしく受け取ったものの、大学受験が終わったばかりで…
文芸・カルチャー
2023/2/28
2022年2月24日、ロシアはウクライナへ全面的な軍事侵攻を開始。戦争は長期化し、これまでに数多くのウクライナ市民が死傷し、学校や病院、住宅などの民間施設やインフラが…
社会
2023/2/24
言葉は時代と共に移り行く。 昭和の高度成長期、日本にフランスブームが訪れていたころ、カップルは当時の若者のあいだで「アベック」(フランス語で「with」という意味)…
マンガ
2023/2/22
「ごめんなさい」も、「ありがとう」も、今この瞬間に伝えればいいものを、私たちはつい先延ばしにしてしまう。明日が必ずくるなんて、そんな保証は、どこにもないのに。…
文芸・カルチャー
2023/2/22
『恋と地獄』(今井大輔/双葉社)第5回【全5回】 雨野リノ27歳派遣社員。同じ会社で、32歳既婚の主任と不倫中。彼の態度は最近冷たく、事が終わるとすぐに帰ってしまう。…
マンガ
2023/2/19
『恋と地獄』(今井大輔/双葉社)第4回【全5回】 雨野リノ27歳派遣社員。同じ会社で、32歳既婚の主任と不倫中。彼の態度は最近冷たく、事が終わるとすぐに帰ってしまう。…
マンガ
2023/2/18
『恋と地獄』(今井大輔/双葉社)第3回【全5回】 雨野リノ27歳派遣社員。同じ会社で、32歳既婚の主任と不倫中。彼の態度は最近冷たく、事が終わるとすぐに帰ってしまう。…
マンガ
2023/2/17
『恋と地獄』(今井大輔/双葉社)第2回【全5回】 雨野リノ27歳派遣社員。同じ会社で、32歳既婚の主任と不倫中。彼の態度は最近冷たく、事が終わるとすぐに帰ってしまう。…
マンガ
2023/2/16
『恋と地獄』(今井大輔/双葉社)第1回【全5回】 雨野リノ27歳派遣社員。同じ会社で、32歳既婚の主任と不倫中。彼の態度は最近冷たく、事が終わるとすぐに帰ってしまう。…
マンガ
2023/2/15
あなたの体験した「鬼」の話を百字以内で聞かせてください、と言われたらいったいどんな記憶がよみがえるだろう。日本の角をはやした、おとぎ話に出てくるような本物の鬼…
文芸・カルチャー
2023/2/14
1976年から1986年までテレビ朝日で放映された『水曜スペシャル』。その中でも型破りな発想とインパクトの大きな映像で異彩を放っていたのが『口浩探検隊』シリーズだ。そ…
エンタメ
2023/2/14
レビュー
「まんまと騙された!」辻堂ゆめの驚愕のミステリー。昼と夜とで見えてくる真実が変わる物語
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レビュー
両想いで婚約したはずなのに…なぜ殺されてしまったのか!? 死亡ルートの謎に迫る、宿敵陛下との溺愛ラブファンタジー!
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「男女同居→恋愛に発展」は必然ではない! 子猫の世話をするための協力同居を描くヒューマンドラマ『ただ大きな猫になりたい』
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「先進国の子どもの幸福度ランキング」日本は下から2番目。10代の子どもたちが抱える葛藤や苦しみや怒りに耳を傾ける
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異能力×学園ファンタジー漫画『群青のストレンジャー』。見た目は人間…中身は狼、天使、人ならざる“亜人”の正体とは
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