この連載でも再三書かせて頂いているが、とにかく笑てまう(わろてまう)くらい休みがない。1月に20日間の大型連休を頂いたが、濃厚接触の為1秒も外に出られなかったので…
小説・エッセイ
2022/6/24
※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』7月号からの転載になります。 〈思ってもなかったな~あたしがさ~ルームシェアするなんて〉 ダイニングテーブルを挟んで会話をする、ふ…
小説・エッセイ
2022/6/17
人間の暗部を煮詰めたようなグロテスクなニュースに触れた時、「まるで新庄耕の小説みたいだ」という言葉がぽつりと浮かんだ。ネットで検索してみると、全く同じ感想をつ…
小説・エッセイ
2022/6/8
発行部数52万部を超えた芥川賞受賞の話題作『推し、燃ゆ』から約1年半。宇佐見りんさん待望の新作長編『くるまの娘』が刊行された。『文藝』掲載時から大きな反響を呼び、…
小説・エッセイ
2022/6/7
職業柄というか会社柄というか、本当に色々な地方に行かせて頂いている。 多い月で月の半分くらいは東京にいないなんてことも珍しくない。知らない人や土地は自分にとって…
小説・エッセイ
2022/6/3
ここ数年で人生が大きく変動しまくっている。給料から生活環境からなにからなにまで3年前とも2年前とも1年前ともまるで違う。目まぐるしいとはこのこと。だからかわからな…
小説・エッセイ
2022/5/13
※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』より転載しています。 「戦いたいか、死にたいか」──家族を喪い戦うことを選んだ女性たちは、狙撃兵として独ソ戦の最前線に向かう。逢坂…
小説・エッセイ
2022/5/12
今年1月、『塞王の楯』で第166回直木賞を受賞した歴史時代小説界の新星・今村翔吾。受賞後第1作となる『幸村を討て』は、徳川家康VS豊臣家の最後の戦い大坂の陣(1614年の…
小説・エッセイ
2022/5/7
「五十嵐律人の本をまだ読んだことがないという方に、1冊目に読んでもらいたいとお伝えしたいです」 現役弁護士として多忙な毎日を送る五十嵐律人が、メフィスト賞受賞の…
小説・エッセイ
2022/5/6
新生活が始まるとみーんな勘違いしちゃう気がする。1年のうちに必ずやってくるこの季節に全てを0にする力などあるわけもないのに、まるで今までのことがチャラになったり…
小説・エッセイ
2022/4/21
自分たちで作詞や振り付けを行う“楽器を持たないパンクバンド”BiSH(ビッシュ)。昨年末、NHK紅白歌合戦出場の夢を叶えようとしていた矢先、2023年をもってのグループ解散…
小説・エッセイ
2022/4/8
11の短編に、柚月裕子の13年間が詰まっている。「孤狼の血」シリーズ、『盤上の向日葵』など、数々の作品で読者を虜にしてきた著者が、このたび初のオムニバス短編集を上…
小説・エッセイ
2022/4/7
“小説はその本を手にした者が読むことによって完成する”。古今東西、書き手となった人たちが発してきたその言葉が示すところとはいったい何なのだろう。書くこと、読むこ…
小説・エッセイ
2022/4/6
小中の同級生にT君という男がいた。 彼はとても無骨な男で初志貫徹の権化みたいな奴だった。一度こうと決めたらテコでも動かない、同級生の中でもちょっと異質の存在に思…
小説・エッセイ
2022/4/4
傷ついた人の、傷ついた場所に、包帯を巻きにいこう――。ワラ、ディノ、タンシオ、ギモ、リスキ、テンポ。関東の小さな町に暮らす6人の高校生が始めた〈包帯クラブ〉。それ…
小説・エッセイ
2022/3/19
忍者の里から逃げ、会社員として働く陽菜子が、悩みながら自分の道を探す姿を描く人気シリーズ『忍者だけど、OLやってます』。著者の橘ももさんに最新4巻「遺言書争奪戦の…
小説・エッセイ
2022/3/12
恋愛感情は一方的で、思いを向けられた相手からすれば、時に暴力的ですらある。そんな好意の加害性を自覚しながら、なぜ人は人を好きになるか。これは恋愛というよくわか…
小説・エッセイ
2022/3/7
行き詰まった人たちが、それまで縁のなかった科学的な世界に出会ったとき何が起こるのか。それを見てみましょう──。新田次郎文学賞受賞作『月まで三キロ』や、直木賞、本…
小説・エッセイ
2022/3/5
1月に20日間のお休みを頂いた。僕みたいなもんでも日頃の疲れは溜まっていたらしく、久しぶりのお休みに体はとても正直で起きている間よりも寝ている間の方が生きている実…
小説・エッセイ
2022/3/4
〈四十路よ、いつでも来い!!ジェーンがついている!〉と柳原可奈子さんがコメントを寄せた『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』が刊行されたのは2014年。初書籍を刊行し…
小説・エッセイ
2022/2/12
“とざい、とーざい”。あの呼び込みの声が聞こえてきた。ときは文政、ところは江戸。一世を風靡したものの足を失い、舞台を降りた元女形と彼の足代わりとなる心優しき若者…
小説・エッセイ
2022/2/7
一冊の本を読み終えたとき、えも言われぬ高揚感のなか、立ち往生してしまうことがある。気持ちの落ち着きどころを探していくうち、湧きあがってくるのは、この本から自分…
小説・エッセイ
2022/2/5
「14年の連載を経て紡いだ 美しくもおぞましい吸血鬼SF」──そんなキャッチコピーとともに届けられたのは、時の重みがずっしり伝わる580ページ超の大作。舞台となるのは、…
小説・エッセイ
2022/2/5
一昨年の7月から長年続いた妹(天才女優)の扶養を外れお笑い芸人の皆様と家族(ルームシェア)となっている。 メンバーは蛙亭イワクラ、森本サイダー、ママタルト大鶴肥…
小説・エッセイ
2022/2/4
あらかじめ断っておくが、本日は我々と一蓮托生でもある、構成作家・平島太郎という男について書かせて頂く。 そこで、まずは平島太郎を語るに当たって知っておいて欲しい…
小説・エッセイ
2022/1/21
お笑いコンビ・EXITの兼近大樹さんの初小説『むき出し』が発売されて数週間後のインタビュー。兼近さんは「発売直後より、感想が届き始めた今のほうが興奮しています!」と…
小説・エッセイ
2022/1/6
この瞬間の為の1年だったと、この言葉の為の1年だったのだと、M-1グランプリ2021ファーストラウンド終わりの審査タイムに魂が震えるような喜びに気失うかと思った。 昨年…
小説・エッセイ
2021/12/24
どんなに付き合いが長くても、家の中での顔は決して見えない (取材・文=立花もも撮影=首藤幹夫) 歪な家族をテーマに書いてください、と言われ、歪ではない家族なんて…
小説・エッセイ
2021/12/23
ファンタジー作家としてのバカでかい想像力と、「文学」としか呼びようのない文章の濃度─。小田雅久仁が前著から9年超のインターバルを経て、待望の第3作『残月記』をつい…
小説・エッセイ
2021/12/6
同期の星なんて言葉がある。 芸人に限らず、どの業界にも同じ時期に同じ仕事を始めた者同士を同期と呼び、その並びの中で極めて秀でている者を指す言葉、それが同期の星。…
小説・エッセイ
2021/12/3
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ねこは狸を誘って山へ芝刈りに! すると、なにやら聞きなれない音が聞こえ…【カチカチ山なねこ】/みっけ!ねこむかしばなし②
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着ぐるみいらずということで即採用! お化け屋敷の「化け猫役」で大活躍! /ブラック企業の社員が猫になって人生が変わった話6⑩
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鈴木おさむ氏が1本のTV番組でもらったギャラの最高額は1000万。32年間携わった大好きなTVについて語る『最後のテレビ論』
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恋愛はすべての生物が命がけで行う一番残酷な戦争である――人間の恋愛を生物学でシュールに解説する『あくまでクジャクの話です。』
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NHK総合でドラマ化『つまらない住宅地のすべての家』が文庫に。平凡な住宅地に脱獄犯が接近中というニュースに、住民たちは…?
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20代前半の焦燥感、もがき続けたあの時間が詰まった青春小説。上手くいかない日々が綴られる『22歳の扉』
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