高田純次スペシャルインタビュー Vol.2「恋愛」

スペシャルインタビュー

更新日:2013/4/8

結婚を決めた理由は、いまの女房が
持ってた革のカバンが欲しかったから

人間って、飽きる動物じゃない。
いくらパーフェクトな女の子がいても、
3カ月くらい一緒に暮らしたら慣れちゃうよね。
じゃあ、なんで女房とずっと一緒に暮らしてるんだって聞かれたら、
厳しいところがあるよな。
できることなら、10年に1回、離婚してリセットするってのはテかも。
なかなかそれができないから、仕方なく生きていくんだなあ。
まあ、好きな部分も、嫌いな部分も、結局は枝葉のことだしさ。
俺が結婚を決めたときの理由?
あのね、いまの女房と付き合っていたとき、
彼女が持ってた革のカバンが欲しかったの。
あのカバン、俺も使いたいなあって。
でも、いざ結婚して使ってみたら、持ちづらかったんだよ。
見栄えと使い勝手は違うものなんだって、学習したよ。
あ、カバンじゃなくて結婚の話だったね。

結婚したといってもね、
式も挙げずにずるずると、だらしない生活のままで、
だらしないセックスしてたら、子どもが生まれたの。
だらしないでしょう?
そもそもいけなかったのは、
初デートのときの女房のファッションなんだよ。
ニットを着てたの。ノーブラで。
バストの大きい人でさ、ああ、こりゃいけないなあって。
ふんどし一枚で来たようなもんだよ。
すべてのはじまりだったね、あれは。
かといって、巨乳好きってわけじゃないのよ。
多少、当たるものがあればいいの。
じゃないと、前か後ろかわかんなくなっちゃうでしょ。
一生懸命揉んだのに、それが肩甲骨だと悲しいからさ。

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人生、むずかしいよね。

Vol.3「仕事」の更新は9月16日(金)です。

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取材・文=岡田芳枝 写真=相馬ミナ