人気アニメ『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』から知るモテナイあるある!

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更新日:2013/7/29


人気アニメ『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』から知るモテナイあるある!

 男子との交際経験がないばかりか、クラスメイトともロクに口が聞けない黒木智子。そんな、彼女の痛々しい日常を描いた『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』、通称『ワタモテ』のアニメがついに放送開始!
その最大の魅力は、「喪女」(社交性に乏しく、恋愛経験がない女性)の智子が見せる、思わず共感してしまうありがちなイタイ体験にある。そこで今回は、智子のどんなところにシンパシーを感じるのかを、3つの“あるある”に分けて解説してみよう。


ぼっちの方にはお馴染み「ひとり飯」

●あるあるネタ その1 『うっすらとしたシンクロ感』
中学生時代には、目立たない存在だった智子。そこで、高校入学をきっかけに「モテモテデビュー」を狙ってアレコレと作戦を練るのだが、その方法はすべて見当違いで間違ったものばかり。ネットの情報を参考におしゃれを試みるが、見当違いのメイクで弟に「ブス」と言われてしまう始末なのだ。でも、もしボク達がモテたいと思ったら、やっぱりネットの情報に頼ってしまいがちだよね。結果はともかく、ほぼボク達と同じフィーリングを持っているところに、シンパシーを感じて仕方がないのだ。


迷惑そうな弟と「もこっち」

●あるあるネタ その2 『悲しいけど笑っちゃう』
ぶっちゃけていえば、誰しも「黒歴史」というべき、恥ずかしい体験の1つや2つはあるはず。ところが智子は、日常そのものが「黒歴史」の連続なのだ。例えば、他人との会話に慣れるため、弟を話し相手に選んでしまうところがその一例。そのくせ、クラスメイトのリア充ぶりには立腹して「テロリストが占拠しないかな」や「私の寿命が一年縮んでもいいからあいつら事故死してくんねーかな」と、物騒な妄想をめぐらせる。友達が欲しくて悶々としているのに、トラウマを惜しげもなく披露する。そこが、智子のかわいいところでもあり、つい笑ってしまうツボでもあるんです。


リア充となってしまったゆうちゃん

●あるあるネタ その3 『本当に打つ手がない』
本来、人とはあらゆる困難を乗り越えて成長していくもの。古今東西のアニメやマンガ作品でも、主人公たちの努力と友情がテーマとなっているものが多い。ところが智子の場合、コミュニケーション能力に難アリなので「友情パワー」に頼ることすらできないのだ。中学時代に、唯一の友人でオタク仲間であったゆうちゃんと遊びに行っても、かわいく高校デビューを飾った彼女に圧倒されるばかり。しかも誘われた理由が、彼氏とケンカして落ち込んでいたからと知れば、そりゃたった1人の世界に閉じこもってしまうのもうなずけてしまうのだ。運命的な出会いもなければ、いつも不幸ばかりの智子。この年相応の未熟さと自虐ネタが、作品全体に独特のユーモアを添えているのだ。

果たして、これから智子はアニメで、どんなイタかわいい日常を見せてくれるのか? その七転八倒ぶりに、思わず爆笑してしまうことは間違いないだろう!

今年の夏はモテナイあるあるで盛り上がろう!

(文=千手創壱)

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<放送情報>
テレビ東京 7/8(月)から毎週月曜 深夜2時5分~
テレビ愛知 7/9(火)から毎週火曜 深夜2時35分~
テレビ大阪 7/12(金)から毎週金曜 深夜2時40分~
AT-X 7/9(火)から毎週火曜 夜11時~ 木曜午前11時~ 日曜朝5時~ 月曜夕方5時~
ニコニコ動画 7/13(土)から毎週土曜 深夜0時30分~
(最新話は配信開始から1週間無料・第一話は常設無料)

<スタッフ>
原作:谷川ニコ(掲載「ガンガンONLINE」スクウェア・エニックス刊)
監督:大沼 心
シリーズ構成:吉岡たかを
キャラクターデザイン・総作画監督:古川英樹
制作:SILVER LINK.

<キャスト>
黒木智子:橘田いずみ
黒木智貴:中村悠一
ゆうちゃん:花澤香菜

<公式サイト>
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!
http://www.watamote.jp/

ワタモテ公式ツイッター
https://twitter.com/watamote_PR
ハッシュタグ:#ワタモテ

(C)谷川ニコ/スクウェアエニックス・「ワタモテ」製作委員会

(ダ・ヴィンチ電子ナビ アニメ部)