永岡 佑「ミリ単位のパーツから作りあげた自転車はすでに2台。モノづくりの楽しさを実感中」
更新日:2013/12/19
「没頭できるのがいいんですよ。組んだパーツが噛み合った瞬間は、ものすごく気持ちいい」
今、永岡さんの部屋はオークションなどで集めたパーツだらけ。休みの日は寝食も忘れ、本格的な工具片手に夢中になっているのは自転車づくり。
「自転車、ほしいなぁって。じゃあ、自分で作ろうって思ったのが始まり。物を作るの、大好きなんです」
バスケットゴールや庭の東屋…自分で作るのが当たり前、という縮緬問屋の祖父の手先の器用さは永岡さんにも。ミリ単位の緻密で根気のいる作業から完成した自転車は、マウンテンバイクとピストの2台。
「自分で作ったものは愛着もひとしおで、乗りまくってます。あとBMXなど2.5台分のパーツが待機しています(笑)」
(取材・文=河村道子/写真=山口宏之)
永岡 佑
ながおか・たすく●1982年、京都府生まれ。俳優。2002年、『ピカレスク 人間失格』で映画デビュー。NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』では主人公の弟役を好演。主な出演作に舞台『羊と兵隊』、映画『草の乱』、『レディ・ジョーカー』、『KIDS』、『津軽百年食堂』など。2012年には若松孝二監督の映画『11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち』が公開される。
『真・異種格闘大戦 地上最強の生物は誰だ』(1~9巻)
あらゆる格闘技のチャンピオンを制し、人類史上、最強となった鋼が謎の男に連れて行かれたのはアフリカ奥地。そこでは“地上最強”の座をかけた生物たちのトーナメント戦が始まろうとしていた──カバ、ライオン、アフリカゾウ、アナコンダ、ナイルワニ……「何が一番強い?」男たち最大の疑問に答える本物の動物格闘ロマン。博物誌的な知識、そして動物たちのバトルからは、闘いの哲学が熱く伝わってくる。
映画『極道めし』
原作/土山しげる『極道めし』(双葉社) 監督/前田 哲 脚本/羽原大介、前田 哲
出演/永岡 佑、勝村政信、落合モトキ、ぎたろー(コンドルズ)、麿 赤兒、木村文乃ほか 配給/ショウゲート 新宿バルト9ほか全国公開中 ●おせち料理をかけ、204房5人の受刑者たちが思い出のめし自慢バトル! 土山しげるの大ヒットグルメ漫画を『ブタがいた教室』の前田哲監督が生唾と涙の入り混じった極上の感動作に。抑圧された刑務所内の空気と対象的に浮かびあがる5人の旨いめし回想シーンは圧巻! 「お腹をすかせて観にきてください」(永岡さん)
(c)2011『極道めし』製作委員会 (c)土山しげる/双葉社