Cover Illustration 高橋留美子 2013年12月号

Cover Model 紹介

2013/11/6

Cover Illustration 高橋留美子 2013年12月号

Cover Illustration 高橋留美子
画業35周年!“るーみっくわーるど”の秘密に迫る

今号のダ・ヴィンチでは、今年、画業35周年を迎えた
マンガ家・高橋留美子を大特集。
本誌では、その生い立ちから、作品一つ一つに込めた思いを
ロングインタビューしている。ここではその一部をご紹介しよう。

まずは、今回の表紙モデルも務めた、
(ダ・ヴィンチのために、高橋さんが特別に描き下ろして下さいました!)
高橋留美子の代表作『うる星やつら』のヒロイン・ラムについて。

「ラムは一番作り込んだキャラクターですね。
かわいさが第一と思って描いていました。
劇画村塾で作った短編の宇宙人がもとになって。
虎柄の服と電撃は雷様のイメージから。そこはシンプルな発想なんです。
〝だっちゃ〞は、編集さんのアドバイス。
『勝手なやつら』の半魚人がなまっていて、
ラムもそうしたらいいんじゃない、と。
私、井上ひさし先生の『青葉繁れる』が好きなんですが、
仙台の物語で〝だっちゃ〞が出てくるんです。
それを使わせていただきました」

さて、高橋留美子は今後は何を目指してゆくのか?

「今は『RINNE』を毎号面白くすることに集中しているので、
とくに先のことは考えていないんです。
ただ少年誌の連載は続けたいですね。
毎回、読者に何かを提出するという週刊ならではの楽しみがあります。
私にとって週刊1本って、意外と楽なんですよ。
『うる星やつら』と『めぞん一刻』を同時連載していた頃に比べれば、
出かける余裕もあるし。まだ大丈夫かなと」
バブル崩壊、IT革命、出版不況……。
高橋がデビューした70年代末以降、
日本社会もマンガ界も大きな変化の波の中にあった。
マンガ界のトップに君臨し続けた高橋だからこそ見えるものがあるのではないか?

「世の中は、どんどんある種ガサついてきていますよね。
でも、マンガは基本的に変わっていないと思うんです。
マンガはマンガです。
だから、マンガを読んでいる間は世の中のさまざまなことは忘れて、
その世界を楽しんでいただけたらなと思いますね」

これから私たちがどんな世の中に直面しても、
〝るーみっくわーるど〞は、永遠に不滅なのだ。

本誌「祝!画業35周年 スウィート”&“クール 永遠の憧れ オトナの♥高橋留美子 だっちゃ!」特集内では、高橋留美子独占インタビュー&解体全書のほか、
大人の今こそわかる作品別キャラ解剖、中村蒼による犬夜叉実写化グラビア、
京極夏彦×高橋留美子、あだち充×高橋留美子のW対談、なども掲載。
そして、高橋留美子&あだち充による豪華描き下ろし色紙プレゼント企画も!
応募方法と応募券は本誌に。ぜひそちらもお見逃しなく!

表紙のラムちゃんが持っている本はこちら——
『文庫版 豆腐小僧双六道中おやすみ』
文庫版 豆腐小僧双六道中おやすみ
京極夏彦 角川文庫 940円

『豆腐小僧双六道中ふりだし』の続編。妖怪総大将の父に恥じぬ立派なお化けになるために、豆腐小僧は達磨先生と武者修行の旅に出て……。
「京極先生の作品、大好きで。豆腐小僧はかわいくって、癒やされますね。自分では動けなくてですね、おろおろするんです。それが愛おしいんですね(高橋留美子談)」