【非リアに捧ぐ】オタク男子がモテない100の理由【連載コラム】

アニメ

更新日:2014/4/14

ついに、クリスマス中止のお知らせ、リア充爆発しろ!が頻繁に聞かれるこの日がやってきた。

今年のクリスマスイブは平日ということもあり、ラブラブなカップルは昨日までに、“くんずほぐれつ”の性なる夜を過ごしたことだろう。

アニメやアニソン、ニコニコ動画が市民権を得て、オタクであることが、珍しくなくなった今。かと言ってオタク男子が昔よりモテるようになったかと言えば、そうではない。街を見渡せば、美人で可愛い彼女を連れて歩いているのは、オシャレに気を使った、コミュケーション能力の高い男子だ。

そこで、見た目は秋葉原で同人誌を漁り、地下アイドルのライブでオタ芸を打ちそうなオタク男子にも関わらず、モデル、タレント、AV女優、お嬢様、パリジェンヌなど、過去に100人以上の女性と浮名を流し、秋葉原の光源氏(ロリコンなところも含めて)と噂される私・秋葉原源氏が、モテない男子に100のダメ出し(考察)をし、モテ系男子になるための秘訣をやや辛口にお伝えする「オタク男子がモテない100の理由」を連載形式でお伝えしよう。

まず最初に、ここまで読んで、付き合った人数や相手の容姿、職業、国籍なんて関係ないだろ! 自慢するようなものじゃない! この筆者大丈夫か?と、少しでも思った方は、早々に退場を願いたい。きっと君は一生彼女のいない卑屈な人生を過ごすだろう。

ネット、特に2ちゃんねるやまとめサイトなどの情報伝達力が高まり、それに比例するかのように匿名性が高くなっている現代。その恣意的で意図的に“作られた情報”に踊らされ、鵜呑みにし、どれが真実で、どれが必要な情報なのか、常に取捨選択が迫られているにも関わらず、一番楽な方法である“否定する”ことでしか、情報分別ができない負け犬には何を言っても無駄だから。

それでは、モテ系オタクの筆者が、過去に受けた相談、女性の意見、友人、知人と実体験をベースにした、これはモテないと思った100の理由から、モテ男子に生まれ変わるためのアドバイスを、まずは3つほど紹介する。

【オタク男子がモテない100の理由】

その1.すぐに他人のせいにする。

「リア充爆発しろ!」を言うと、ウケると思っている人は、今すぐそのつまらないネット用語を辞めるべきだ。他人に嫉妬している時点で、すでに人として終わっている。また、先の「クリスマス中止」のお知らせも同様だ。クリスマスがなくなると、年末商戦を含めた日本経済へのダメージだけでなく、出生率にも影響が出て、少子化が加速し、将来の税負担増と年金問題にも少なからず影響する。いわば、最終的に損をするのは自分たちなのだ。冗談のつもりで言っていると思うが、全くもって面白くないし、そんなくだらない意見を主張したり、扇動する余裕と暇があるなら、彼女を作る努力をしよう。自分が出来ないことを他人のせいにしたり、他力本願の人は絶対にモテない。特に7つの大罪に加えられた「嫉妬」ほど醜く、罪深い感情はない。自分がモテないのは、100%自分に非があることを自覚し、認めよう。


その2.常に猫背になっている。

海外で生活している時、街を観光している日本人を見分けるには、猫背かどうかですぐに判別ができた。はっきり言って、猫背の人は気持ち悪い。椅子に座ることが当たり前になった今、体が重い、筋肉が退化したなどの体格的な理由もあるかもしれないが、むしろ精神的な要素が多いのではないだろうか? 自信のなさが態度に現れ、まっすぐに相手の目を見れない。例えば、狩猟文化から農耕文化になった人類だが、それでも未だに脈々と残っているのは、異性が本能で魅力的と感じる「強い遺伝子を残したい!」という欲求である。つまり、自信に溢れた人間だ。男性が美人好きなのも、優秀な遺伝子を残したいと欲するのが理由と言われている。よって、自信のある、なしを示すには一目で分かる姿勢(もちろん笑顔、言葉使い、立ち振る舞いなども重要だが)が最たるものであり、猫背も日常習慣とちょっとした意識で変えられる。まずは背筋を伸ばし、相手をまっすぐ見ることから始めよう。


その3.人の話をほとんど聞かない。

「しゃべるのは女の仕事、実行するのは男の仕事。」これはフランスのアフォリストが言った名言であるが、他にも「女は歩く口である」と表現されたり、「女三人寄れば姦しい(かしましい)」という故事もあるように、基本的に女性はおしゃべり好きの人が多い。また、優しい人がタイプと言う女性がいるが、優しい=自分に害を与えない=自分を肯定してくれるとも言える。彼女たちがおしゃべりをする理由、それは自分の考えや存在を相手にアピール(常に同意を求めている)しているのだ。かと言って、話を聞いているだけでなく、時には相槌を打ち、またある時は相手の言葉を引用しながら、賛成や同意の意志を伝えることが重要だ。つまり、聞き上手はモテ男子の最大の近道なのである。男性は自己顕示欲が高く、自分がいかに物知りで、有能かを語りたがる。しかし、それをグッとこらえて、話を聞いてあげることに徹してみよう。ただし、聞くだけでなく、ときには話題を振ることも忘れず。


今回は初回ということで、控えめの3つを紹介した。あと97個のダメ出しを読みたい!という稀有な読者は、ぜひツイートしていただけると有難い。

(文=秋葉原源氏)

<筆者プロフィール>
・秋葉原源氏(あきはばらげんじ)
アニメ、声優、アイドル業界を影で支えるプロデューサー。見た目は完全なキモオタだが、物腰が柔らかく、丁寧で紳士的な態度もあり、熱烈なアプローチをする女性が絶えない。編集部で噂の「七不思議ちゃん」の一人。