Cover Model 向井 理 2014年2月号

Cover Model 紹介

2014/1/6

Cover Model 向井 理 2014年2月号

Cover Model 向井 理
演(や)っていて、すごく楽しいですね
今まで見たこともないヒーローかもしれません

「原作からは、今までのマンガにはない緻密さとリアリティ、
エネルギーを感じました。
犯人を確保する目的の“NPS”と、
生死を問わず制圧する“SAT”という2つの特殊部隊の対比、
その軸にある、それぞれの心理も奥が深い。
そこに描かれているエッセンスを、説得力ある映像で見せていきたい。
一方で、原作者の小森陽一さんが
“ドラマではここを変えた方がいい”という提案をしてくださったように、
ドラマ作品は、このストーリーの新たなスタートであると捉えています」

1月12日からスタートする連続ドラマ『S―最後の警官―』
(小森陽一/原作 藤堂 裕/作画 小学館ビッグコミックス)
で元プロボクサーの技を武器に、素手で相手を制することを得意とする、
警察庁特殊急襲捜査班〝NPS〞の神御蔵一號(かみくらいちご)
を演じる向井理さん。

「隊長役の大森南朋さん率いるNPSのメンバーといると、
部活を思い出します(笑)。一緒に帰ったり、飲みに行ったり。
こっちのチームは、ゴリゴリの体育会系って感じではないけれど、
SAT役のメンバーはすごいですよ。
隙あらば、筋トレしていますからね(笑)。
話題もどこのプロテインがいい、みたいな話ばかりで。
現場で見る、チームの構図も面白いですね」

そんな男たちが繰り広げる、過酷な訓練シーンやテロリストとの
対決現場は、テレビドラマというより、まさに映画のスケール感。

「それも毎回。こんな派手なドラマはなかったでしょうね。
一方で、アサルトスーツを脱いだ時の、原作には登場しない時間も、
ていねいに描いていきます。
家族の団らんやプライベートな時間、登場人物が抱える過去も。
この話は、不器用だけど、信念を持った男が成長していく物語だと思うんです。
それを応援してもらうためには、
どんな凶悪犯であっても、生あるままに確保するという一號の信念と、
なぜ彼がそれを選んだかということが、
観る方に深く沁みてくるように演じなければ、と」

そんな向井理さんが選んだ本は——
『THE HALF Photographs of Actors<br />
 Preparing for the Stage』
THE HALF Photographs of Actors Preparing for the Stage
Simon Annand
Faber and Faber 4146円

日常から非日常の世界へと入っていく舞台俳優にとっての開演前30分。演劇を観る者にとって、ミステリアスなその時間を、25年分、300点を超えるショットで写し出した写真集。楽屋の鏡に映る顔、奈落に横たわる肢体……様々なアングルで捉えられた俳優たちの姿は、そこにある空気や匂い、静寂までも連れて来てくれる。
「舞台に上がる時は、ずっと楽屋に置いているんです。自分をいい方向へと持っていってくれる、お守りみたいなものとして」(向井理 談)