すーぱーそに子の生みの親・津路参汰インタビュー 【オタクの社会科見学】

アニメ部

2014/2/26

すーぱーそに子
ニトロプラスのライブマスコットガールとしてデビューした・すーぱーそに子。セクシーなフィギュアやたくさんのコラボレーションを経て、2014年はついに「そにアニ -SUPER SONICO THE ANIMATION-」としてアニメ化された。


3月と5月には新作ゲームの発売も予定されている、みんな大好き“そに子ちゃん”。

そんな、そに子ちゃんの生みの親・津路参汰さん(ニトロプラス所属)に、どうやって“そに子ちゃん”が誕生したのか、そに子の魅力など、新人声優・高野麻里佳がたっぷりお話しを伺ってみました!


▲あのそに子ちゃんの生みの親を前にドキドキ!

――とってもかわいい“そに子ちゃん”はなぜ生まれたのですか?

津路:元々はニトロプラスの音楽ライブイベント「NITRO SUPER SONIC(NSS)」のパンフレットに登場するキャラクターを依頼されたのがきっかけです。そのイベントにはいろいろなゲームが関わるので、ひとつの作品のキャラを表紙にするわけにはいかず、オリジナルキャラが必要でした。音楽イベント用のキャラクターだったので、そに子はヘッドフォンをしているんですよ。
その後、予想以上の反響をいただきグッズ化が決定。本当にあっという間に現在の状況になりました。ユーザーのみなさまが応援してくれたおかげです。

――ほわほわしているイメージのキャラクターですが、インスピレーションを受けた人物はいるのでしょうか?

津路:特にこの人!という方はいませんね。いろんな女優さんやアイドルのかわいい部分をコラージュしています。ただ、最初からふんわり柔らかなキャラクターがいいなとは漠然と考えていました。

――ゲームセンターやコミケ会場まで…さまざまな場所でお見かけしますが、それはどういう経緯でコラボになるのでしょうか?

津路:ありがたいことに、だいたいは先方からご相談をいただきます。企画書を見せていただいて…といった流れですね。
フィギュアもメーカーさんからお話しをいただいて立体化しています。今度発売予定の幼女そに子もその流れです。まさか幼女バージョンがフィギュア化されるとは…と、自分でも驚いています(笑)

――ついにゲームも発売されますね! いかがですか、その「揺れっぷり」は?

津路:もちろん…見事に揺れています(笑) 楽しみにしている方々も満足できる仕上がりになっていると思いますよ。

――現在放送中の「そにアニ」は、ギリギリというか、悶々とする内容ですよね(笑)

津路:あれは弊社スタッフが「○○はOKだけど××まではダメ」と、細かくレギュレーションを切っているんですよ。妄想力が掻き立てられますよね。

――“そに子ちゃん”といえば抜群のスタイル! 津路さんもスタイルの良い子は好きですか?

津路:そに子には自分の好みがかなり反映されています。そに子は自分にとって彼女のような存在。「こんな仕草をして欲しいな」「こんなところが見たい」と自分のして欲しいことをそのまま表現している部分もあります。
ですが、最近はお肉感に物足りなさを感じ…そこで“ぽちゃ子”が誕生しました。自分の好みをさらに反映したキャラクターですが、多くの反響があってうれしいです。今はすっかり“ぽちゃ子”推しになっています。

――津路さんご自身のことをもっと聞かせてください! 津路さんがニトロプラスに入社したきっかけは?

津路:以前はアニメ制作会社でアニメーターとして働いていました。動画担当だったのですが、もっとイラストが描きたいなと考えていたところ、友人がニトロプラスで働いていると聞いて。友人に求人募集してない?と相談し、原画家として入社したのがきっかけです。
入社した当時はゲーム原画のお手伝いでした。絵を描いたり色を塗ったりしていましたね。

――独自のふんわりとした絵柄が素敵だなって思っていたのですが、イラストが上達するコツは?

津路:上手くなるコツがあれば僕も知りたいです(笑)
あえて言うならば、自分のウリを見つけることですね。自分の場合は「お肉」。個人のウリを見つけたら、そこを伸ばしていく努力が必要だと思います。
あと、基礎は本当に重要。専門学生時代はポーズ集を参考に、とにかく何度も何度もデッサンし続けました。休み時間も黙々と描いているので、周りからみたら気味が悪かったかもしれませんね。イラストのセンスを磨くことも大切ですが、基礎を向上させることはそれ以上に大切です。


▲この手からあのキャラクターたちが誕生している

――学生時代の話が出ましたが…どんな学生でしたか?

津路:小中学生の頃からイラストを描いていました。その頃はさすがに美少女は書いていませんでしたけどね。
当時は流行っていたドラゴンボールやSDガンダムのイラストを夢中で描き続ける日々。今思えば、この頃から、丸っこいものは好きだったかも。普通のモビルスーツのガンダムよりも、かわいいSDガンダム派でしたから。
具体的にイラストレーターを目指したのは高校生のとき。進路を決めなくてはいけなくなり、美大の予備校に通い出しました。

――イラストレーターを目指す学生に「これだけはやっておけ!」と伝えたいことはありますか?

津路:イラストだけではなく、身体は動かした方が良いですね。特にスポーツ。
例えば野球でピッチャーの絵を頼まれたとしても、やったことがないとそれが正確なのか分かりません。資料を参考に描くと、「これってあの選手?」と言われる。なぜその選手だと指摘されているのか、すぐに理解できないことがあって。きっと野球をしたことがあれば分かるはずですよね。
実際に動いて得る知識は大切なもの。写真や資料からは伝わりません。自分も学生時代にスポーツをしてこなかったので、そこは後悔しています。

――今後、津路さんが挑戦してみたいことは?
津路:メカやロボットが好きで、趣味でいろいろと集めていますので、機会があればメカのデザインもしてみたいですね。でも、当面は「お肉」! お肉を極めたいです。

――お肉と言えば…2014年2月26日に画集<Sweet Meats>が発売されますね。

津路:現在の絵ももちろん入っていますが、小さなカットなど昔の絵も入っています。きっと、「こんなのやってたんだ!」と楽しんでいただけるのではないかと。今ではあまり描かないロリ系のイラストも入っていますよ。コメントやキャプションでお気に入りの紹介もしているので、是非そちらを交えつつお楽しみいただければ。
ちなみに表紙のイラストは気合いをいれました。原画完成までだいたい1週間くらいかな。中身だけでなく、表も見てくださいね。

画集の中身が気になるッ……! ということで、今回は特別に津路さんお気に入りイラストをこっそり見せていただきました。


▲ まさに肉筆!肉への愛が溢れだす表紙


▲ 裏表紙は「ぽちゃ子」ちゃん


▲ 現在夢中になっているぽちゃ子のイラスト


▲ ソニコミ初回限定版パッケージイラスト


▲ 津路さんお気に入り!スマガジャケットイラスト

素敵な作品をこっそり見せてもらった後、どんな環境で“そに子ちゃん”たちが誕生しているのか気になった私。ダメ元で「津路さんの仕事デスクを見せて欲しい!」とお願いしたところ、なんと!快諾をいただきました!


▲こちらが津路さんのデスク!資料がいっぱい


▲このペンタブとマウスから魅力的なキャラが生まれている…!


▲いちばんのお気に入りフィギュアは左端の水着バーション

――ありがとうございます! 最後に、読者の皆様にメッセージを!

今イチオシの“ぽちゃ子”フィギュアを多数制作していただいてます。同志であるぽっちゃり好きさんにも満足いただける仕上がりですので、ぜひお手に取ってください! また、現在放送中の「そにアニ」も盛り上がっていますので、そちらもよろしくお願いします。

津路さん、本当にありがとうございました。実は5月29日発売予定のニンテンドー3DSソフト「ソニプロ」に私も少しだけ出演させていただきました! よかったら、私の声もチェックしてくださいね(笑)

(インタビュー=高野麻里佳、構成=shioko)

津路参汰 画集

「MOEX 津路参汰画集 Sweet Meats」
2014年2月26日(水)発売
予価:2,800円+税
A4判、128ページ
電撃萌王特設ページ
http://moeoh.dengeki.com/tujisanta

<取材協力>
◇ニトロプラス公式HP
http://www.nitroplus.co.jp/

◇TVアニメ「そにアニ-SUPER SONICO THE ANIMATION-」公式HP
http://soniani.jp/

そにアニはAT-X、TOKYO MX、サンテレビ、KBS京都、テレビ愛知、BS11、ニコニコ動画、dアニメストアにて好評放送中!

◇PS3用ゲーム・「モット!ソニコミ」公式HP
http://www.kadokawa.co.jp/game/sonico/
2014年3月20日発売予定

◇ニンテンドー3DS用ゲーム・「ソニプロ」公式HP
http://sonipro.jp/
2014年5月29日発売予定

<インタビュアー>

◇高野麻里佳
2月22日生まれのA型。マウスプロモーション附属養成所に所属。代々木アニメーション卒。憧れの声優は大谷育江さん。

・高野麻里佳 twitter
https://twitter.com/marika_0222