Cover Model 岡田将生 2014年4月号

Cover Model 紹介

2014/3/6

Cover Model 岡田将生 2014年4月号

Cover Model 岡田将生

バディものだし、青春ものだし、友情もあるし恋愛もある。
なんでもアリの、パワフルな作品なんです。

「僕としては、今回の役は髪の毛を短くしてやりたくて。
ここ最近、前髪が揺れる感じの役が多かったんですけど、真逆ですから。
かっこいい感じじゃなくて、コメディですから(笑)。
高校生役だというのもあったし、短髪のほうがいいなって、
自分から提案させてもらいました」

万城目学のベストセラー小説を映画化した、
『偉大なる、しゅららぼん』で、気弱でピュアで寂しがり屋な
(そして前髪が短い)高校生・日出涼介を演じた岡田将生
琵琶湖からさずかった不思議な力を操る、日出家の一族。
湖畔の城にある本家で、分家の涼介は修行がてら、
高校進学と同時にホームステイを始める。
そこにいたのは、10代目の跡取り息子・淡十郎だ。
横柄な態度で「お供(とも)」呼ばわりされ、
赤い制服のペアルックを強要された、波乱の高校生活が幕をあける。
そこへライバル棗(なつめ)家の跡取りが加わり、
たわいない口喧嘩が、世界滅亡へのカウントダウンを引き起こす……。
淡十郎を演じた濱田岳とは、
『アヒルと鴨のコインロッカー』以来となる、映画共演だった。
抱腹絶倒の名コンビ、誕生だ。

「あの当時、僕はまだ16歳とかで、この仕事を始めたばっかりで。
こうやって岳君とまた一緒にやれてるっていうのが、
不思議でしょうがないなって思いましたね。
その頃からの関係だったので、現場では岳君にずっとイジられてました(笑)。
僕の役柄的に、ボケとかリアクションを求められる部分が多かったので、
僕らの普段の関係性が生かせているんじゃないかなと思います」

世界観はぶっ飛んでいるが、そこに生きる人間たちのドラマは質実剛健だ。
特に「力」を巡るストーリーラインは、現代社会にも通じる普遍性がある。

「力に惑わされる人と、惑わされない人との戦いだったりもしますからね。
人間の軸とか信念のぶつかり合いもちゃんと描かれているので、
すごく考えさせられます。
でも、その戦いをしているのは高校生だし、
お城に住んでるだとか跡取りがどうとか、
スケールの大きさがぜんぜんわからない(笑)。
バディものだし、青春ものだし、友情もあるし恋愛もある。
なんでもアリの、パワフルな作品なんですよ。
CGもすごくて、試写の時に大きなスクリーンで観たら
圧倒されちゃいました。“うおー! おもしれー!”って。
みなさんにも、この映画を好きになってもらいたいですね。
映画館で観て、ぜひ叫んでもらいたいです(笑)」

そんな岡田将生さんが選んだ本は——
『キングダム』
キングダム』(1~33巻)
原 泰久
集英社ヤングジャンプC  505~514円(税別)

春秋戦国時代、中華西方の国・秦の片田舎に、優れた剣の腕を持つ信(しん)という戦災孤児がいた。ある日、運命的に出会った少年は、第31代目の王である政(せい)。将軍を目指す男と、中華統一を目指す男。友情を結んだふたりはそれぞれの野望を胸に、己の道を突き進む。第17回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞。『週刊ヤングジャンプ』連載中。
「リーダー像としては、信は直情型で、政は冷静型。僕が憧れるのはやっぱり、信なんですよ。力を誇示しているわけではないんだけれど、この人自体の信念が、男としてかっこいい。だから周りも付いていくし、支えたいと思うんです」(岡田将生 談)