「眼帯美女は、かくも儚く美しい…」 眼帯キャラクター紹介
更新日:2014/4/11
人はなぜ眼帯をした美女に惹かれるのだろうか?
現実を受け入れることができず、亡き父の面影を求めて、不可視境界線を探す小鳥遊六花。愛しい人のために、EVA零号機の起動事故で重傷を負った綾波レイ。3年3組に起こる災禍を回避するために一年間は「いないもの」として扱われていた見崎鳴。彼女たちは、単に眼帯をしているだけでなく、一様に“影や傷”を抱えていることだ。
この影にあたる“儚さ”がミステリアスな魅力だけでなく、受け手の父性を刺激し、庇護欲を掻き立てるのではないかと推測される。昨今の多くのアニメは癒しと安らぎの効果を持っており、特に近年人気の“日常系アニメ”はまさに“癒し系アニメ”とも言い換えることができる。 しかし、一方でいまだに綾波レイが絶大な人気を誇るのは、癒しとは真反対の、触れると壊れてしまいそうな繊細で影のあるガラス細工のような存在だからだろう。
また、「成るか成らぬか目元で知れよ」ということわざが示すように、目は口ほどに物を言い、心の鏡のように真実を映す。この目を半分隠すことで、相手の真意を読み取ることが出来ず、人は不安になると同時に強烈な好奇と関心が生まれ、興味をそそられるのだろう。 このように、目を隠したミステリアスな彼女たちの魅力を再認識していただくために、オリジナルで撮り下ろした眼帯グラビアをご覧いただこう。
<小鳥遊六花編> 「恋に恋する乙女」
<綾波レイ編> 「ベッドの上で迎える、何度目かの朝」
<見崎鳴編> 「私を見て」
眼帯美女は、かくも儚く美しい…。
(文・衣装=橋本商店、企画=武藤徉子、撮影=山本哲也、モデル=璃波)
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