ザックジャパンより強い? サッカーアニメのベストイレブンはこの11人だ!

アニメ部

2014/6/13

サッカー王国ブラジルを舞台に、4年に一度の祝祭・W杯が開幕しました! 我らが日本代表はどこまで躍進するのか、大本命ブラジルは優勝できるのか、今大会のヒーローは誰になるのか……繰り広げられる熱戦に興味が尽きず、溜まり続けるアニメとの両立に悩む人も多いでしょう。

そこで今回はW杯の開幕を記念して、「サッカーもアニメもガチ!」というふたりの識者に、サッカーアニメの登場キャラクターからベスト11を選んでもらいました。

ルールは以下のとおり。

・スタメンのフォーメーションは、ザックジャパンの基本型である(後ろから)4-2-3-1
・年齢差や超常的な能力はあまり深く考えず、作品内でのすごさ重視
・対象作品はサッカーがメインとなったアニメのみ


●『キャプ翼』日向が入れないほど激戦区の攻撃陣

――まず攻撃陣から決めましょうか。FWは?

A:『キャプテン翼』の日向、『シュート!』の田仲、『イナズマイレブン』の豪炎寺、『エリアの騎士』の逢沢駆に『ホイッスル!』の風祭と、主役や準主役だけでもストライカー候補が多すぎるね。個人的には“幻の左”にロマンを感じる田仲が一歩リードかな。

B:少しマニアックですが、僕は『ハングリーハート』の叶恭介を推します。体格がよくて1トップを張るのに向いています。何より原作を描いた高橋陽一先生の思いがアツい!「『キャプテン翼』のMF大空翼に憧れた選手ばかりのせいか、日本にはストライカーがいない。日本人のストライカーを育てるため、憧れとなるような叶を作った」と仰っていて。アニメベストイレブンを作るなら、外せません。
 

▲全身オレンジな叶恭介が主人公の『ハングリーハート WILD STRIKER』

A:異議なし。じゃあ、田仲は右に置こう。今や定番となった感もある、サイドから中央に切り込んでのシュートで得点を量産するはずだ。

B:確かに田仲も魅力的ですが、日向を入れなくていいんですか?

A:原作ではあるが、田仲は最終的にスペインのレアル・マドリードに所属する一方、日向はイタリアの2部リーグ。今回は涙を飲んでもらおう。ただ『キャプテン翼』から大空翼が入るのは日本人なら異論はないよな。

B:それはもちろん。MFの10番と言えば彼しかいないでしょう。ドリブルにパスにシュートに、どんな場面でも活躍してくれるはずです。では翼が中央で。
 

▲サッカーマンガの代表作『キャプテン翼』の大空翼。原作では現在スペインのFCバルセロナに所属し、11人抜きなどして活躍中。

――さすがに前線は派手な名前が並びますね。

A:数多いサッカーアニメの代表だからな。ほかの前線の面子を考えると、俺は左にドリブラーを置きたいところだが。

B:それよりも守備が少し心配ですね。ここは、少し地味ですが『GIANT KILLING』の椿でいきましょう。攻守に走ってくれそうだし、大事な場面で得点もしますしね。

A:ほかの面々が世界的に有名なクラブに所属する選手ばかりのなか、日本の一部リーグの選手がいるのもいいな。それでいこう。
 

▲俊足とスタミナが武器の椿。『GIANT KILLING』の主人公チーム・ETUが誇る若手です。


●こちらは人材難? 守備陣の選考は難航……

――では中盤以下の守備陣を考えてみましょう。

A:ボランチはふたりだから、ひとりずつ選ぶか。俺は『オフサイド』から熊谷。本当はガタイのよさとシュート力を活かした攻撃的な選手で、日本代表で言う本田圭佑と似たタイプかな。彼にはいずれボランチをやってほしいので、熊谷もこのポジションをしてもらおう。いざとなったらキーパーもできるぞ。

B:僕は『イナズマイレブン』から鬼道ですね。作中屈指のゲームメーカーですし、何よりドレッドヘアーとゴーグルが、元オランダ代表の名MFダービッツを彷彿とさせます。

――ディフェンダーの前に、ゴールキーパーは『キャプテン翼』の若林か『イナズマイレブン』の円堂が候補でしょうか。

B:古参ファンに怒られるかもしれませんが、『イナズマイレブン』の円堂ですね。必殺技もさることながら、あのキャプテンシーはすごいですよ。とにかくサッカーが好きで、何があっても諦めない。このチームのキャプテンマークは、翼か円堂のどちらかが巻くべきです。
 

▲中央が円堂。彼の活躍で、キーパーを目指す子供が増えるかも?

A:それなら自分もひとり推薦したいが、『ゆうとくんがいく』のゆうとくんだな。日本代表の長友佑都をモデルにしたアニメなので、彼と同じ左サイドバックに最適だろう(笑)
 

▲『ゆうとくんがいく』は5月31日に劇場版も公開されました。
(C)チームゆうとくん

――では反対の右サイドバックは?

B:いまいち目立った選手が思いつきませんね。

A:『キャプテン翼』の石崎はどうだ。元イタリア代表のファイター・ガットゥーゾが強く影響を受けたというキャラクター性、そしてガッツは評価されるべきだ。

B:悩んでいるのがセンターバックです。サッカーアニメって主人公が前線の選手になりがちなせいか、負ける運命にある守備陣になかなかいい人材がいません。

A:では珍しく主人公ながらセンターバックな『銀河へキックオフ!!』から太田翔君を入れよう。小学生だから背は低いけど、アニメでも純粋なセンターバックとしての能力より指示出しなどで活躍していたからな。ただ、確かに「これ!」というキャラクターはいないな。

B:いっそ攻撃の選手をコンバートましょう。オススメは『イナズマイレブン』のイギリス代表からエドガー。彼の必殺技・エクスカリバーは、なんと相手のゴールから距離があるほど威力が上がるというトンデモ技です。つまり自陣ゴール前から撃ち続ければ最強! ほかのイレブンも攻撃的な選手が多いですし、もう守備は捨てて得点し続けましょう!

A:なんだか現実の日本代表みたいになってきたな……。


●アニメキャラベストイレブンまとめ、スーパーサブ&監督は?

――まだベストイレブンに入っていない作品はありましたっけ?

A:いくつかあるが、特に『ホイッスル!』の風祭は入れたいな。あのプレイぶりはゴン中山そのもの。スーパーサブは彼にお願いしたい。

B:では自分は守備のスーパーサブ……と言っても複数ポジションをこなせる選手はあまりいないですね。目立つところでは『キャプテン翼』の三杉くらいでしょうか。

――では、最後にメンバーをまとめておきましょう。

GK:円堂守(『イナズマイレブン』)
DF:石崎了(『キャプテン翼』)、太田翔(『銀河へキックオフ!!』)、エドガー・バルチナス(『イナズマイレブン』)、ゆうとくん(『ゆうとくんがいく』)
MF:熊谷五郎(『オフサイド』)、鬼道有人(『イナズマイレブン』)、田仲俊彦(『シュート!』)、大空翼(『キャプテン翼』)、椿大介(『GIANT KILLING』)
FW:叶恭介(『ハングリーハート』)

控え:風祭将(『ホイッスル!』)、三杉淳(『キャプテン翼』)

――個性的な面々ですが、まとめる監督は?

A&B:『GIANT KILLING』の達海猛しかいないでしょう!

というわけで出揃ったサッカーアニメベストイレブン。みなさんの考えていたキャラクターは入っていましたか?

せっかくW杯があるこの時期にサッカーアニメが放送されていないのは少し残念ですが、その分、過去の名作を見直すチャンス。日本代表を応援しながら、彼らに影響を与えたであろうサッカーアニメを振り返ってみてはいかがでしょうか。

ガンバレニッポン!

(文=はるのおと)