電撃文庫×格ゲー『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』予選大会レポート!【後編】

アニメ部

2014/7/18

前回、電撃文庫とセガがコラボした2D対戦格闘ゲーム『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX(以下、電撃FC)』の魅力と、7月5日より開催した公式大会の全国で最初の予選大会の盛り上がりの模様をレポートしたが、今回は、その『電撃FC』全般の取りまとめを務める野中竜太郎プロデューサーと開発全般を取り仕切る寺田貴治ディレクターへのインタビュー、そして気になる『電撃FC』家庭版の最新情報をお届けしょう!

――稼働開始から3ヶ月が過ぎましたが、現在まででユーザーから挙がっている意見や反響などは、どのように受け止められていますか?

野中竜太郎プロデューサー(以下、野中P):現状ではすごくポジティブに受け止めています。やはり最初は電撃文庫さんのファンに喜んで頂きたいというのもあり、でも対戦格闘ゲームなので、既存の格闘ゲームファンの皆さんにも遊んで欲しくて試行錯誤しました。双方のファンに受けいれられるか心配もあったのですが、実際は3月から稼働を始め、先月のバージョンアップを経て、結果的にどちらのファンからも楽しんで頂けていると認識しています。

寺田貴治ディレクター(以下、寺田D):格闘ゲームのシステムとキャラクター性のバランスが評価を得ていると思っています。反響を一番大きく感じるのは、やはりキャラクターの発表のときですので。今後もキャラクターを追加していく際には、キャラ選定はしっかり議論して決めていきたいと思っています。

――次回バージョンアップで新たにキャラ追加が発表されましたが、今後もキャラ追加は同じペースで続くのでしょうか?

野中P:とりあえず、次回のキャラクター追加でユーザーさんの反応を見てから、全体のゲームバランスを考慮してキャラ追加を考えさせて頂きます。

寺田D:家庭版の話も発表されましたので、少しそちらにも開発をシフトしていきたいなと考えています。いままでと同じペースでというわけにはいきませんが、アーケード版と家庭版、どちらも頑張っていきたいです。
 

▲次回バージョンアップで追加予定の里見蓮太郎と姫柊雪菜

――アーケード版と家庭版ではどのような違いがあるのでしょうか?

寺田D:アーケード版は1プレイ3~5分のバトル中心のゲームですが、家庭版ではキャラクターを楽しめるコンテンツも考えています。

野中P:アーケード版と同じように家庭版でも遜色なく楽しめるようにしていきます。ゲームセンターまで足を運ぶのは、なかなか気が引けるという方でも、自宅や好きな場所へゲーム機を持ち運んで遊んで欲しいです。格闘ゲームは、キャラクターを動かすゲームなので、動かして楽しいと思える動きを目指しています。その動きもなるべく原作のシーンを元に作っていますので、まだアーケード版を未プレイの方たちにもその魅力を伝えたいと思っています。

――インターネット経由での対人戦プレイは可能ですか?

寺田D:PS3やPS Vitaで、すでに多数発売されている既存の格闘ゲームと同様に、そうした一般的な機能は当然備えております。既存で可能とされている遊び方は同じようにできると考えてもらってかまいません。
 

――公式大会についてお聞きします。稼働開始から3ヶ月というこのタイミングでの公式大会開催は、早い方だと思うのですが、この時期を選んだ理由があれば教えて下さい。

野中P:稼働当初からアーケードで遊んでいたユーザーさんにとっては、いまがまさに盛り上がっている時期で、今日から数えて決勝大会のある8月末が、その熱気が最高潮に達するタイミングだと思っています。

寺田D:それに、いまはちょうどキャラの攻略が成熟し始めている時期で、でも完全熟成し切ってない。このタイミングであれば、誰も予想してない展開が発生して面白いんじゃないかと。それに、まだ一回目の大会ですし、積極的にチャレンジしていきたい。対戦環境が安定してきた頃に二回目の大会を開催する可能性もあると言っておきます。まずは第一回目の優勝者が誰になるのかを皆さんで期待してください。

 ――次回のバージョンアップは夏に予定されているそうですが、公式大会への影響はどのように考えていますか?

野中P:前回のバージョンアップで新しいキャラクターが追加された時も、一時期、ユーザーさんの間で試行錯誤がみられましたが、最終的にはキャラクター対策が研究されていましたし、キャラに慣れてくれば全体的なバランスが整うように我々も作っているので、大会中でも対応していただけると考えています。追加した新キャラがいきなり優勝してしまうような、極端な調整にはしていないので影響はあっても少ないと想定しています。

寺田D:サポートキャラクターも新しく加わります。バージョンアップで既存キャラとの新たな組み合わせを発見したり、研究したり、更新されたシステムを使いこなして大会に挑戦するユーザーさんがでてくることを期待しています。
 

――大会開催にあたり、参加しようかなと考えている方々へ一言お願いします。

寺田D:大会参加に対して敷居が高いと感じている方もいらっしゃるかと思うのですが、ゲームセンターでの戦いは熱いので、そういう場を見たり、応援しているだけでも面白いかなと思いますので、興味があるという方はまず大会の空気に触れていただいて、「参加してみようかな」と思っていただけたら、嬉しいです。

野中P:これまでいろんな大会が開催されて、数多くのプレイヤーが参加されてきましたが、プレイ人口の多くない地域からものすごい強いプレイヤーがやってきたり、他と異なるプレイスタイルの強豪が現れたり、そうした参加者がいると、僕らとしても、プレイヤーとしても楽しいので、ちょっと腕に自信のあるという方は、参加よろしくお願いします。

――次に現在募集中の『電撃FIGHTINGガールズ』についてお聞きします。まずどのような経緯で今回の企画が挙がったのでしょうか?

野中P:電撃文庫さんのキャラクターを使って、我々がゲームを作らせて頂いている形式になっているのですが、応援団としてこのゲームの魅力を伝える存在がいると、より広く多くの方々にゲームを知っていただけるのではないかというのがきっかけです。そして僕らのようなゲーム制作専門の人間よりも、ちゃんと電撃文庫作品について知識があり、ゲームに興味のある方にやっていただく方が相応しいと思いました。
 

▲こんな夢の対決も。ガチバトルをしたら勝つのはどっちだろう?

――応募要項によると「電撃文庫への愛」がある方とありますが、ゲームには詳しくない、あるいはゲームは下手だという方でも大丈夫でしょうか?

寺田D:もちろんゲームに詳しいに越したことはありません。しかし、一番重要なのは「電撃文庫への愛」だと考えています、それさえあれば、ゲームは後で学べばいいと思います。

――採用された場合、特典やメリットはありますか?

野中P:電撃文庫さんのイベントや東京ゲームショーなどで作品の顔となっていただきます。コスプレなども興味がある方は是非ともよろしくお願いします。

寺田D:今後『電撃FIGHTINGガールズ』が出演する機会がどんどん増えてくると思います。事務所に所属されている方でも構いませんので、応募してきてください。僕個人としては、できれば大会やイベントで歌って欲しいですね(笑)


▲人気のヒロインが総登場するのも電撃FCの魅力だろう

――野中さん、寺田さん、忙しいなか、貴重なお時間を割って取材を受けて下さりありがとうございました。

取材を終えて感じたのは、お二人とも、ユーザーを楽しませることを第一に考え、ゲーム開発に情熱を傾けていること。また、従来の格闘ゲームファンだけでなく、原作ファンからも高い評価を得ているのは、ひとえに開発スタッフの電撃文庫への深い理解とキャラクター愛があってこそ。そして原作ファンであるほどゲームをプレイして、キャラの動きやエフェクトのひとつひとつに込められた想いが伝わってくるからであろう。

『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』の公式大会は、全国各地で予選大会を実施中。電撃文庫が好きという人も、格闘ゲームが好きという人も、この夏はゲームセンターに足を向けて、プレイしてみよう! 

取材・文=愛咲優詩
 

電撃文庫 FIGHTING CLIMAX

・公式HP
http://climax.sega.jp/

■大会情報
予選大会:2014年7月5日(土)~8月24日(日)
予選会場:全国各オフィシャル店舗
決勝大会2014年8月30日(土)
決勝会場:東京ビッグサイトTFTホール1000
大会公式サイト(http://climax.sega.jp/tournament.html

■『電撃FIGHTINGガールズ』オーディション情報
主催: 株式会社セガ
エントリー受付期間: 2014年7月27日(日)まで
面接オーディション(対象:書類選考通過者)
開催日時: 2014年8月9日(土)
開催場所:東京都港区某所
募集メンバー:女性4名前後
⇒『電撃FIGHTINGガールズ』募集公式サイト(http://climax.sega.jp/girls.html

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イラスト:abec、石田可奈、いとうのいぢ、鵜飼沙樹、かんざきひろ、てぃんくる、はいむらきよたか、HIMA、マニャ子、ヤス、ヤスダスズヒト