いまロコドルがアツい! どさんこロコドル『フルーティー』に独占インタビュー
公開日:2014/11/6
収録されていたのは、フルーティーの冠番組『フルーツアプリ女学園Season2』(略して、フルジョ)。昨年秋からスタートしたフルジョは、半年間のお休みを経て、ファンの熱意に応えるべく今秋からSeason2として復活! オンエアは北海道のみだが、公式サイトで動画を観ることができる。10月16日の初回放送では、深夜枠にもかかわらず、平均視聴率2,7%という好成績を記録した。
▲『フルジョ』の収録風景。放送は北海道のみだが、公式サイトで動画配信中。なんと、Yahoo! JAPANで【フルジョ!】と検索すると、直接公式サイトに飛ぶオドロキの仕掛け!
収録を見学させてもらったところ、モニターにはメンバーの恥ずかしい姿や、ショッキングな映像が次々と……! 果たして、アイドルの乙女心は傷ついていないのだろうか!?
「全然! まだまだ序の口です(笑)! 今後もっとカゲキな内容もありますので、楽しみにしていてくださいね♪」と爽やかな笑顔で答えてくれたのは、フルーティーのリーダー“おばち”ちゃん。彼女に、気になるフルーティーのことを聞いてみた。
▲インタビューに答えてくれた、“おばち”ちゃん。アイドルになったきっかけは、もともとアイドルが好きだったから。以前は、モーニング娘。や藤本美貴など、主にハロプロ系のライブに通っていたとか。ダンス、よさこい、イベントの司会やラジオでも活躍していた経歴を持つ23歳、フルーティー第一期生だ。
――フルーティーって、どんなグループですか?
おばち:北海道発の育成型フルーツアイドルです! フルーツのように、私たちのことを育てていただきたくて。歌やダンスの経験がなくても加入できるグループなので、応援が多いほど、私たちはどんどん成長します(笑)。
――テレビの他には、どんな活動を?
おばち:北海道内だったら、呼ばれたらどこにでも行っちゃいます。イベント、お祭り、タイバンなど、道内の左右、上下、全部(笑)。以前は路上ライブや、フライヤーやポスターを配布する無料ライブなどもやっていました。北海道以外でも、月に一度、東京で定期ライブを開催してます。個人でネットテレビに出てる子もいますね。
――2011年に結成し、翌年の2012年には、全国のご当地アイドルが集まる祭典『U.M.U AWARD』で、エントリー総数300組以上のなかから見事優勝されましたね! それ以降、ファンが増えたなっていう印象はありましたか?
おばち:う~ん、正直、まだまだだったと思います…(笑)。どちらかというと、昨年(2013年)の秋から、『フルーツアプリ女学園』や、TVhさんの『Do!ろーかる』に出演させていただくようになって、イベントやお祭りに呼んでいただく機会が増えました。でも、北海道って広いので、遠い場所だとファンの方が来れないことも多いんです。
――北海道を拠点にしているからこそ、大変なこともあるんですね。
おばち:はい(笑)。北海道って、アイドル文化があんまり広がってないのかなっていうのは感じます。
▲人気投票で連続1位を獲得し、殿堂入りしているみさ(左)は、オトナの色気たっぷり。誰も思いつかないアイデアで「天才」との呼び名も高い(?)あいり(中)。人気上昇中、アニメの主人公のような声が特徴のほなみ(右)。
――ファンを増やすために、努力していることは?
おばち:私たちの作戦は“メディア戦法”ですね。最近はテレビの影響で、ライトなファンの方が増えたんです。テレビを観て「歌う姿を見てみたかった」って、家族で会いに来てくださる方もいるんですよ。北海道のアイドルファンの方の数って限られているから、他のグループを応援している方を振り向かせるのは難しいなと。
――フルーティーのコンセプトは「北海道から全国へ」ですが、どんな想いが込められていますか?
おばち:私たち全員どさんこで、北海道のことが大好きで、北海道を拠点に活動したい子ばっかりなので、全国のみなさんに北海道の良さを伝えたいんです。全国の方がフルーティーに会いに来てくれたら、北海道にも貢献できるなって(笑)。
▲わんこが大好き、フルーティーの美人系女子♡りな(左)、大きな瞳がトレードマークの天然ガール・ありか(中)。最年少の13歳! 2人目の“りな”ということで名付けられたのは…こりな(右)。
――そうなると、ライバルは誰になりますか? 同じ北海道のアイドル? それとも…?
おばち:誰もライバル視していませんね。そのグループによって個性や戦い方が違うと思うし、自分たちは自分たちのやり方で進みたいんです。あっ、でも、最近気になっているグループはいます。
――それは、どんな…!?
おばち:ミルクスちゃん。道内のグループとしては、海外のライブなどで、まずお声が掛かったりしているので、勢いがあるなって思います。
――ということは、海外のライブにも興味はあると?
おばち:やっぱり進出してみたいとは思います。海外にも北海道をアピールして、みなさんを連れて帰りたいですね(笑)。だから、行けるところは、どこにでも行きたいです!
▲「フルジョ」での出番も多いりの(左)は、普段は「滑舌が…(笑)」とツッコまれるものの、演技を始めると途端に滑舌が良くなる大女優! さい(中)は、アニメ大好きで、番組中ではゲーマーとしての腕も披露したムードメーカー。せいあ(右)は、今年10月に加入したばかりの6期生。期待の新人!
――ところで、冠番組『フルーツアプリ女学園Season2』って、どんな番組ですか?
おばち:私たちがスマホアプリのオトクな情報を学んでいくバラエティ番組です。毎回アプリを通してバトルを繰り広げながら、特別講師のモリマンさんたちが私たちをいじってくれます(笑)。
――収録で難しさを感じることは?
おばち:“みさ”とか“りの”みたいに、お姉さん組は自分の売り方が分かってきているけど、若い子たちは、自分のアピールの仕方が分からない子が多いんです。「できる人に譲っちゃおう」という感じで。でも、私たちはライバル同士でもあるんだから、ガツガツいかないと! これは、フルーティーがもっと成長するための課題でもありますね。
――今までに学んだアプリのなかで、おすすめは?
おばち:Season1からずっと使ってるのはDECOPICです。私、もともとDECOPICのモデルさんがすごく好きだったんですよ! どんなモデルさんかな〜と思ってたら、ヤフーさんの社員さんだったんですよね。
――フルジョは、制作にYahoo! JAPAN(ヤフー株式会社)が参加していますよね。
おばち:はい。CunPicって知ってます? 私、配信スタートすることを、いちばん最初に教えてもらったんですよ(笑)。番組の企画で東京のヤフー本社に遊びに行ったときに、ヤフーCMOの村上臣さん(フルジョの学園長として、番組にも出演)が、開発者の方をご紹介してくださって、DECOPICとCunPicを連携させる裏技も教えてくれました(笑)。
――それは、世の中的にも相当貴重な体験だと思います(笑)。
おばち:はい(笑)。普段はできない経験をたくさんさせてもらってます(笑)。
▲ファンに感謝の気持ちを伝えるために、全員招待制にした「フルーツバスケット vol.55」@Zepp 札幌。「836人」という予想を上回る動員数を聞いて、泣き崩れたメンバーも。
――10月12日、定期公演55回を記念したフリーライブ『フルーツバスケット vol.55』では、目標の555人をはるかに上回る、836人のファンが集まったそうですね!
おばち:はい。悪いことは考えちゃいけないけど、私たちは555人も集まらないと思ってたんです。だから、ステージに上がった瞬間はホントに驚きました(笑)。会場を選んじゃいけないけど、無意識にテンションが上がりましたね(笑)。ずぅっと舞い上がりっぱなしでした(笑)。
――フルーティーのファンのことを“果実軍”と呼ぶそうですね。
おばち:そうなんです! 自主的に作ってくださった“果実軍Tシャツ”を着て、ライブに来てくれます。
――ちなみに、フルーティーのライブの醍醐味とは?
おばち:持ち歌が31曲ありますし、何よりダンスを楽しんでほしいです! 他のアイドルさんでよくあるステップのような振りではないんですよ。ダンサーさんに振り付けてもらった「振りコピできないダンス」なので。
――ダンスの練習、大変そうですね。
おばち:今は練習時間が取れないほどお仕事をいただいてるので、限られた時間のなかでめっちゃやりこむ! っていう感じです。ダンス経験がゼロとかマイナスの子もいるから、大変だと思います。やっぱり猛特訓にはなりますね。
――ライブでは、どんな曲が盛り上がりますか?
おばち:『Evolution』はタオル曲で、最後にみんなで一緒に踊る振りがあるので、やっぱり盛り上がります。あと、『CAPTIVE』は間奏で口上が入るんですよ。初参加の方でも言えるように、口上が書かれた紙を掲げてくださるファンの方もいて。あと、アイドル曲の“ガチ恋口上”も盛り上がります。
――お決まりの挨拶は?
おばち:北海道のオタさんが最初に入れる挨拶って、大体「あーよっしゃいくぞー!」なんですけど、普通にハマるいい曲の前には「よっしゃいかなーい」って、オタ芸の代わりに転ぶ真似をするんです(笑)。ちょっとヘンですけど(笑)、フルーティーのファンのみなさんの応援はすっごくアツいです(笑)。
▲さりげないポーズに身体能力の高さを感じさせる、おばち。フルーティー唯一のお笑い系・くるみ(左)と一緒に!
――デビューからの3年半を振り返って、大変なこともありましたか?
おばち:そうですね…。アイドルって、想像と現実とのギャップが大きいんです。何千人のファンの前でステージに立って、毎回のようにチケットが売り切れて、必ずたくさんのサイリウムが振られている…わけではないんですよね。実際には、お客さんが8人や10人のときもありました。コールや声援がない状態から歌が始まると、歌ってる最中に心が折れそうになるというか…。自分のファンがゼロっていう子は、名前も呼ばれないし。
――ツラいこともあったんですね…。そんなとき、心の支えになったのは?
おばち:やっぱり、ファンのみなさんの応援ですね。ファンの方がいないと、フルーティーは成り立ちません! 個人的なことですけど、私、自分の笑った顔が嫌いで、ツイッターでブスって直接写真を貼られたこともあって。汗っかきなことも気にしていて、一時期ステージで笑顔を封印したり、ダンスを緩めたりしてたんですよ。そしたら、ファンが離れていってしまって。でもそのときに、「あの笑顔がいいから!」とか「全力で踊るのがおばちだから!」ってアドバイスをいただいて、すごく救われました。
▲「毎日バッグに入っているものはコレ! ペンを何十本も持ち歩いて、ファンの方にサインしています!」と、おばち。
――今、フルーティーが北海道でNo.1だとアピールしたいことは?
おばち:まず、レギュラー番組を持っているのは私たちだけなので、誇りに思っています。あと、イベントやお祭りの出演とか、人気投票の支持率や知名度も、私たちが断然イチバンだと思います!
――では、北海道のNo.1アイドルとして、全国のみなさんにメッセージを!
おばち:私たちにとっては、アイドル活動が青春なんです。たくさんの人たちと同じ景色を見て、一緒に青春を駆け抜けたい(笑)! 北海道といえば、ジンギスカン、酪農、……そしてフルーティー! って言われるように頑張ります! 応援よろしくお願いします!
――ありがとうございました!
フルーティーを応援したい人は、公式サイトで今後の活動内容をチェック!
<Information>
◆Yahoo! JAPANで【フルジョ!】と検索!最新動画を配信中!
『フルーツアプリ女学園Season2』公式サイト
◆UHB(フジテレビ系列)にて毎週(木)25:15~25:45放送中!!
北海道文化放送(UHB)
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