「東内マリ子」声優インタビュー&撮り下ろしグラビア【声優図鑑】

アニメ

更新日:2015/7/9

――一時、ケータイの待ち受けが大坪さんになっていたというのは本当ですか!?

東内:本当です。あるとき、大坪さんナシで、のうりんのラジオに出ることになりまして。普段から大坪さんに頼りっぱなしだっただけに、もう緊張してしまって(笑)。前日か前々日に、「どうしよう。よければ君の写真を何かください!」とメールをしたら、「大丈夫だよ〜!」って10枚くらい送られてきたんです(笑)。せっかくなんで、3〜4枚コラージュして待ち受けにしました。

――ところで、東内さんが声優を目指したきっかけは?

東内:もともと「ルパン三世」が好きで。ルパン役の山田康雄さんにずっと憧れていたんです。決まった尺のなかで自由自在なテンポでお芝居されるのが素晴らしいなあと感じていて。その後、お芝居の道へ進みたくて、お芝居系の大学に入りました。それまで、ドラマやお芝居を見て、自分が演じてみたいと思う役は全部男性だったので、声優なら男性役ができるのかなと。

――声優を始めたころに、大変だと感じたことは?

東内:初仕事は「NARUTO-ナルト-疾風伝」で、ラップをするキャラクターの子供時代を演じまして。そのラップが全部アドリブだと言われ、1週間でアドリブを考えて収録に臨んだことが大変でした(笑)。





――オリジナルのラップですか(笑)。

東内:それも全体で30秒くらい、けっこう長くて(笑)。裏のセリフだから目立たないんですけど、ちょっとだけ根が真面目なもので、本気でラップのことを調べたりとかして。へぇ〜韻を踏むんだ〜とか(笑)。しかも、あまり意味のある言葉を使うことができなかったので、「イエー」とか「ちぇけらー」とかいって、なんとか乗り切ったんですけど(笑)。

――アドリブもいろいろあるんですね(笑)。

東内:ほかにも、大きい声を出すときに、隣の方のマイクが声を拾わないように、顔の横でお盆を持ちながら声を出したりとか(笑)。それは吹き替えの現場だったんですけど。吹き替えの現場だと、コップで口を隠したりとか、いろいろあるので。医療モノだと、オペのシーンで使うマスクが置いてあったりとか。最初はびっくりしました。

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