『けいおん!×けいはん!』 キャラクター電車が街を走る滋賀県大津市の試みとは?

アニメ部

2015/2/16

地方産業とさまざまなアニメコンテンツの結びつきが広まる昨今、深夜アニメ作品とタイアップしたラッピング電車で全国のアニメファンから注目を集めているローカル鉄道がある。滋賀県大津市内を走行する京阪電鉄大津線だ(京津線、石山坂本線の総称。以下、大津線)。

 大津線が深夜アニメ作品とのタイアップで注目を集めたのは2011年。映画『けいおん!』の公開に先立ち、車両をキャラクターのイラストや作品をモチーフとしたデザインで装飾した「HO-KAGO TEA TIME TRAIN(放課後 ティータイム トレイン)」(以下、HTT電車)で一躍アニメファンに鉄道の名を知られるようになった。その後も、近江神宮が作中に登場する『ちはやふる』や、京阪石山駅や穴太駅が舞台モデルになっている『中二病でも恋がしたい!』、など、滋賀県と関連性のある作品のラッピング電車を次々に走らせている。現在は、TVアニメの放送開始から5周年を記念した『けいおん!』をはじめ、『中二病でも恋がしたい!戀』、『ちはやふる』のラッピング電車が期間限定で走行している(3車両とも2015年3月31日に運行終了予定)。

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