長嶋有ロングインタビュー 2002年4月号

インタビューロングバージョン

2002/4/1


ながしま・ゆう●1972年埼玉県生まれ。東洋大学2部文学部国文学科卒業。会社勤務を経て『サイドカーに犬』で第92回文學界新人賞を受賞。同作は第125回芥川賞の候補にもなった。2001年11月に『文學界』に発表した『猛スピードで母は』で第126回芥川賞を受賞した。俳人・長嶋肩甲としても作品を発表、俳句同人集団『恒信風』に所属している。
長嶋肩甲のページ http://www.ne.jp/asahi/nagashima/kenko/

 

『猛スピードで母は』 文藝春秋 1238円

離婚した母と北海道M市に暮らす小学5年生の慎。車好きでタイヤ交換はおてのもの、クラスの女の子からも「かっこいいね」と言われる母を、彼は自慢に思っていた。二人で出かけた冬のある日、母は「私、結婚するかもしれないから」と慎に告げる――。子どもの視点から、明るく気ままに、そして逞しく生きる母を活写した中編。母が家出したあとにやってきた父の愛人と子どもたちの交流を描いた『サイドカーに犬』も収録。