「渕上舞」声優インタビュー&撮り下ろしグラビア【声優図鑑】

アニメ部

2015/3/12


これからの活躍が期待される声優に、声優を目指したきっかけや、初めてのお仕事、そしてプライベートなことまで、気になるあれこれについてインタビューを行い、さらに撮り下ろしのミニグラビアも交えて紹介する人気企画「声優図鑑」。

第54回となる今回は、TVアニメ「えとたま」のメイたん役、「ガールズ&パンツァー」西住みほ役、「暗殺教室」潮田渚役などを演じる渕上舞さんです。

――4月からスタートするTVアニメ「えとたま」で演じられるメイたんとは、どんなキャラクターでしょうか?

渕上:物語に登場する十二支のひとりで、羊の神様なんですけども、見た目も含め、とてもかわいらしくて柔らかい雰囲気のキャラクターですね。衣装はなぜかナース服で(笑)。ほかの干支神(十二支)は個性が強くてワイワイ賑やかな子たちが多いんですけど、そのなかでは落ち着いたキャラクターかなと思います。「みんなの心と体を癒してあげるわ」という癒し系ですね。

――メイたんを演じるにあたって、どんな演出がありましたか。

渕上:自由に演じさせていただいてます。お当番会も、そのキャラだけでなく周りを巻き込んで盛り上げる感じが多いですね。登場人物が多くて、それぞれ個性も際立っていて。さらに全員が登場する回も多いので、現場の賑やか感を全面に押し出していこうっていう。

――「日本一うるさい」を目指す(笑)、ニコ生番組「干支〜ク!」や「えとたまらじお〜ソルラルくれにゃ!〜」を拝見していても、主人公・にゃ〜たん役の村川梨衣さんを筆頭に賑やかな感じは伝わりますが、もしや、この感じはアフレコでも同じ…?

渕上:あの…、同じです(笑)。みんなで、りえしょん(村川)をいじったりして(笑)。「えとたま」は、にゃ〜たんの成長が軸となるお話で、そのにゃ〜たんのめちゃくちゃな発言にタケル(CV:下野紘)がツッコミを入れたりするんですけど、りえしょんと下野さんが、そのまんま、にゃ〜たんとタケルに見えてきて(笑)。とにかくハイテンションな言動を繰り返すりえしょんをいなす下野さん、いじる下野さん…(笑)。とても微笑ましい光景です(笑)。


――そんなとき、周りの十二支たちは…。

渕上:チュウたん(CV:大原さやか)とか、シャアたん(生天目仁美)といった先輩方が、温かい目で見守っていたりとか(笑)。物語上の関係性をそっくり現場にもってきたような感じはあります(笑)。私も、現場でワ〜ッてなるタイプではないので、あ〜楽しそうだな〜って遠巻きにその様子を見ています(笑)。

――女性が多いアフレコ現場で特徴的なことってありますか?

渕上:差し入れに素敵なものをいただくことは多いですね。十二支なので、羊にまつわる「羊羹」をいただいたりとか。毎回感動します!

――凝っていますね(笑)。ところで、ED曲の「blue moment」はにゃ〜たんと十二支たちが勢揃いして歌うということですが、どんな雰囲気の曲に?

渕上:すごくワイワイ盛り上がる曲になるんだろうなって思ったら、しっとりとした曲で。心温まる感じのED曲になりそうです。物語はギャグテイストありつつの賑やかな雰囲気ですけど、根底にある真面目な想いとか、にゃ〜たんの成長を、ED曲で感じていただけるのかなと思います。


――物語では、メイたんの心の変化みたいなものも?

渕上:メイたんは…じつは途中で印象がガラリと変わります。最初は優しくきれいなメイたんのはずが…。最初はそんなキャラクターだとは思わなかった(笑)。キャラ設定にもなかったはずが(笑)。

――(笑)。では、TV放送を楽しみにしている方々にメッセージを!

渕上:1話はとにかく賑やかなので、なんだこれ!と思うかもしれないんですけど(笑)。2話以降で徐々にみんなの関係性や心情の移り変わりが語られていきます。観ているだけでも楽しそうだなって思えるお話なので、ぜひ気楽な気持ちで! たくさんの登場人物が毎回のように出てくるので、お気に入りのキャラクターを中心に観ていただくのも楽しいと思います。

――その他の作品についても聞かせてください。これまで、いろいろな作品に出られていますが、渕上さんにとって転機になった作品とは?

渕上:やはりガルパン(「ガールズ&パンツァー」)ですね!最初は、西住みほという「かわいくて素朴な女の子」を演じたことがなかったので、その声でずっと演じ続けられるのかとても不安でした。


――実際に演じてみてどうでしたか?

渕上:みほは、戦車道なんてできないなあ…と思ってるところに仲間を見つけて成長していくんですけど、私も最初はワ〜ッて不安になりながらも先輩たちに優しくしていただいて、自然に成長できたのかなって。等身大の自分で演じることができたので、そういう意味でも、この作品に出会えて本当に良かったなって今は思います。

――テレビ放送がはじまってから、アニメの評判も急速に上がっていきましたよね。演じながら、そういった現象を肌で感じたことも?

渕上:はい、不思議な感覚でした。人生いつどうなるかわかんないなって思いました(笑)。

――徐々に盛り上がっていく感じは楽しめましたか?

渕上:私自身、最初は戦車に興味がなくて。アフレコでは絵がまだ仕上がってなかったこともあって、一視聴者という感覚でオンエアを観たんですが、戦車がすごくカッコよく見えたんです。みなさんと同じ気持ちで作品を楽しむことができたのは、すごく嬉しいことでした。


――最近は歌のお仕事も多いですね。3月22日には「蒼き鋼のアルペジオ –アルス・ノヴァ-」から派生したユニット・Trident(渕上舞、沼倉愛美、山村響)の1stライブも。楽しみにしていることは?

渕上:作品のユニットで単独のライブに出るのが初めてなので、ライブ自体が楽しみです。責任が今までよりも重くかかってくるけど、そのぶん、絶対に楽しいだろうなって。準備も大変で、覚えなきゃいけないことも多いんですけど、とてもやりがいを感じています。

――ミニアルバム「Blue Snow」に収められた楽曲の披露も楽しみにしてよいのでしょうか。

渕上:はい。初披露の曲は振り付けがついてくるので、ぜひ楽しみにしていただけたら。もちろん、これまで歌ってきた「ブルー・フィールド」や「Purest Blue」も、ライブならではの新たな気持ちでお届けしたいと思っています。

――では今後、声優として頑張っていきたいことをぜひ教えてください!

渕上:声優としていろんなお仕事をいただくなかで、やっぱりアニメのキャラクターを演じることがいちばん好きだなと思っているので、これからもより多くのキャラクターたちと出会っていけたらいいな〜と。最近は「暗殺教室」で渚くんという男の子も演じさせていただいて。次はすごく悪いキャラとかも演じてみたいです(笑)。どんな役も、隈なく演じられるような役者になっていきたいなと思います。


――ありがとうございました!

次回の「声優図鑑」をお楽しみに!

渕上舞

・渕上舞(m&i)
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・渕上舞 Twitter
https://twitter.com/fuchigami_mai

・オフィシャルブログ「chelsea+」
http://ameblo.jp/fuchigami-mai/

(撮影=山本哲也、取材・文=麻布たぬ、制作・キャスティング=吉村尚紀