「山口立花子」声優インタビュー&撮り下ろしグラビア【声優図鑑】

アニメ部

2015/4/27

山口立花子

これからの活躍が期待される声優に、声優を目指したきっかけや、初めてのお仕事、そしてプライベートなことまで、気になるあれこれについてインタビューを行い、さらに撮り下ろしのグラビアも交えて紹介する人気企画「声優図鑑」。

第61回となる今回は、「アイドルマスター ミリオンライブ!」百瀬莉緒役、TVアニメ「にゅるにゅる!!KAKUSENくん 2期」の山口役などを演じる山口立花子さんです。

――以前、渡部優衣さんがこの「声優図鑑」に出られたときに、山口さんへの愛をたっぷり話られていたんですよ。

山口 そうなんですよね〜。どれだけ私のことが好きなんだろうっていう(笑)。声優さんのなかで特に仲がいいのは、渡部優衣ちゃんと近藤唯ちゃんの“ゆいゆい”なんですよ。で、渡部優衣ちゃんはとにかく私のことが大好きで(笑)。

――どんなアピールを受けてるんですか?

山口 まず、待ち受け画面が私です(笑)。私服も、似ているブランドが好きなので、お揃いの服やアクセサリーをいくつも持ってるし、現場が一緒だったりするとけっこうな高確率で同じタイミングで現場入りとか。この前は、一緒に温泉にも行きました!

――ふたりっきりで?

山口 ふたりっきりです! 裸の付き合いをしちゃいましたね(笑)。優衣ちゃんはもう、自分がいいと思ったところは、「立花子さんのここがいいです!」とか言って、マジマジと見てきたりもします(笑)。

――大胆(笑)。

山口 もう、一緒にいるだけですごく楽しくて。性格が真逆なんですよ。周りからも正反対だねって言われるんですけど、そこが逆に合うのかなって。最初は真逆すぎて、2人とも苦手意識があったんですよ(笑)。でも、仲良くなった後に「やっぱりそう感じてた?」っていうのを2人で話して。


――優衣ちゃんのどんなところが好き?

山口 本人は自分のことをネガティブって言っていて、確かにそういう面もあるんですけど、意外にあっけらかんとして、細かいことは気にしない精神を持っていると思います。私はけっこうウジウジ悩んでしまうほうなので、うらやましいですね。あと、現場を一気に明るくするようなパーンと弾けたところがあって。一緒にいると自分もテンションが高くなるし、そこは特に好きですね〜。

――仲良くなったきっかけは。

山口 同じ現場になることが多かったからかも。いちばん最初は、スカイツリーのキャラクターを演じたときですね。優衣ちゃんって絵に描いたようは美少女なんで、怖かったんですよ。あ、だめだ、芸能人だ、こわい、見えない! みたいになっちゃって(笑)。でも話してみたら、けっこう音楽の趣味が似ていたりとか。

――どんな音楽ですか?

山口 Sound Horizonとか、大好きなんですよ、2人とも。それからめきめきと仲良くなって、常に一緒にいるようになって。周りからは、母と娘のような関係だねって言われるんですよ。私が母なんですけど(笑)。よくなついている構図に見えるらしくて。で、私がよ〜しよしよしってしてるイメージらしいです(笑)。

――ちなみに、優衣ちゃんを動物に例えると?

山口 イタチ? リス? でもリスよりは細長いイメージがあるからフェレットかな…。体はフェレットで顔はリス。優衣ちゃん自身は豚が大好きなので、「豚野郎って呼んでください!」って言ってくるんですけど(笑)。


――豚好きで知られてはいますけど、もしかしてドM要素があるのでしょうか。

山口 豚野郎という呼び方にはないと思うんですけど、優衣ちゃん自身にドM要素はあると思います(笑)。たぶん私が冗談でドSのような言葉をかけたら、「ありがとうございます!」と返してくると思います。ブヒ〜みたいな。よくブヒ〜って言ってるので(笑)。あとグフフフ〜って笑ったりとか、飾っていないところがいいですね〜(笑)。

――では、次に優衣ちゃんとデートするなら何をしたいですか?

山口 月並みになっちゃうんですけど、遊園地に行ってみたいですね。今まで、癒しを求めて温泉とか自然を感じる場所はけっこう行ったんですけど、鉄の固まりが動いているようなところには行ったことがないので。「あ〜、和むね〜」じゃなくて、「うお〜弾けるぜ〜」っていう感じで遊んでみたいですね。

――絶叫系もいけるタイプ?

山口 優衣ちゃんは絶叫系、平気なんですよね。私はフリーフォールがだめで。あれだけは、帰ってきた優衣ちゃんをよ〜しよしよしってやるしかないのかな(笑)。美少女ウォッチングが好きなんで、はしゃいでいる優衣ちゃんを眺めているだけでも幸せです(笑)。

――優衣ちゃんの写真を撮ったりすることも?

山口 勝手に盗撮したりして、フォルダーにいっぱい入ってます(笑)。この前、事務所で開催した「J Summer Festa」っていうイベントのライブコーナーで、ステージで踊っている優衣ちゃんを、袖からインカメラで一緒に撮りました。っていうのをTwitterにあげたら、「ただのゆいトンガチ勢だ」ってみんなに言われて(笑)。

――(笑)。せっかくなので、この場を使って優衣ちゃんにメッセージを!

山口 じゃあ、この声優図鑑でお互いに思いの丈を語り合ったので、「両思いだよ」って伝えてください! あはは(照)。



――では、そんな優衣ちゃんとも共演しているTVアニメ「にゅるにゅる!!KAKUSENくん 2期」についても伺います。ちなみに、“山口役”って偶然ですか?

山口 いえ、偶然じゃないです(笑)、役名を漢字2文字にしたかったらしくて、山口にさせてもらっていいですかと(笑)。

――山口的な見どころは。

山口 無表情でボソッとしゃべるんですけど、しゃべる内容はけっこうドSというか。周りが本当にテンションが高いので、それを客観的に眺めているという意味で、いちばん視聴者に近い存在なのかなと思ってます。まあ、言うても変人なんですけど(笑)。

――この「にゅるズ」の他のメンバーは、みんな“角栓”というわけではなく。

山口 内田彩さんが演じるのは、ハナタソっていう役ですけど、ハナクソです(笑)。内田さんは気に入っちゃったみたいで、いろんなところで「ハナクソ役です!」って言ってます(笑)。

――主題歌とエンディング曲をにゅるズが歌っていますね。

山口 主題歌は「はじまりは隣の席でした」というタイトルで、まさに青春といった甘酸っぱい歌詞なんですよね。青春っぽくて、恋をしたくなるような歌なんですよ〜。曲だけ聴くと、少女マンガ系のアニメが始まりそうな雰囲気なんですが、そのミスマッチがおもしろくて(笑)。

エンディングはアイドルらしい曲で、「は〜いは〜い通りま〜す、みんなのアイドル通りま〜す」っていうセリフから始まるんですけど、そのエンディングがあるだけで本編がオチるというか、それぐらい勢いがある歌で。こういうシュールなアニメにはばっちり合っていると思いますね。

――イベントで披露されること、あるといいですね。

山口 みんなで話しているのは、ただのにゅるズとして出るのはつまらないから、着ぐるみを着て、ふなっしーみたいにみんなで声を発する感じとか(笑)。突き抜けたいよねって盛り上がってます(笑)。


――「アイドルマスター ミリオンライブ!」の百瀬莉緒としても活動は多いと思いますが、最近のイベントで印象的なことは?

山口 台湾に行ったとき、日本の方々と同じように、台湾の方々がすっごくあったかかったので、びっくりしました。アイマスだけじゃないと思うんですけど、コール本を作ってくださるのが習わしみたいで。ゲームショーみたいな感じのブースで歌ったんですけど、ファンの方が歩いてる人にコール本を配っていて、何時からやります! って宣伝もしてくれていて。みんなでステージを盛り上げようとしてくれているのを感じましたね。2日間の間に寄せ書きを書いてきてくれたりとか。台湾でリリースして1年も経っていないときで、ファンの方が来てくれるかどうか分からなかったので、ホッとしました。

――普段の趣味についても聞きたいのですが、ハマッていることはありますか?

山口 あの〜、クマが、好きです。リュックもクマだし、今日も撮影でクマの帽子をかぶらせていただいたんですけど、好きなんですよ〜クマが〜。サインにもクマが入ってますし、部屋のなかにもかなりクマグッズがあります。

――クマ好きはいつから?

山口 いつからだろう、たぶん小さい頃から潜在的に好きだったんですよね。自覚はなかったんですけど、部屋をふと見回してみたら、やけにクマのグッズが多くて、あれ?って。20代前半あたりですね。特に、無表情のクマが好きなんですよ。LINEのブラウンとか、グルーミーとか。

――他にもありますか?

山口 ペンダントも収集してますね。ちくわとかレンコンとか、カレーを食べるような大きな銀のスプーンを折り畳んでビーズを散りばめたペンダントとか、たんぽぽの綿毛が入ったものとか。本物のモチーフが好きみたいで、スマホケースにも、押し花が真空みたいな感じで入ってるんですよ。ペンダントって、かけるだけでインパクトがあるので、そこが好きですね。ラクなので(笑)。人が持っていないのもけっこう持っていると思います。


――では、声優として、お仕事でこだわっていることは?

山口 お芝居のなかでは、キャラクターの呼吸を大事にしていて。人間と同じように、ひとりひとり呼吸の仕方が違うなと思うんです。よくしゃべる人だったら呼吸は浅いだろうし、ゆっくりしゃべる人だったら呼吸は深いだろうし。ボソボソキャラなら口の動きを小さくしようとか、キャラクターによって滑舌を変えていて。いちばん大変なのは、軍人みたいなキャラ。パキパキと攻めるようなキャラクターは難しいですね〜。

――これから挑戦してみたいことは?

山口 狂った感じのキャラクターに一度挑戦してみたくて。というのも、私、サイコ系な作品やサスペンス作品が大好きで。グロテスクではなくて人間の汚い一面をさらけ出したようなサイコパス的な感じの。映画でいうと「悪の教典」とか「バトルロワイヤル」みたいな。

――狂気系の映画はよく観るんですか。

山口 だいっすきですね〜。最近は「寄生獣」とか「神さまの言うとおり」を観に行きました。以前、「コープスパーティー」っていうゲームで、性格がよくない感じのキャラクターを演じたときは楽しかったですね。でも、今度は刺されるのではなく刺すほうになってみたいです〜。あ、イメージが違うって言われそうですけど、大丈夫ですか…。

――そこはギャップ萌えということで(笑)。では、これからのチャレンジを楽しみにしています!

山口 はい! お芝居だけでなく、いろんなことに挑戦してみたいと思っているので、ぜひ新たな山口立花子を見つけてほしいと思います!


――ありがとうございました!

次回の「声優図鑑」をお楽しみに!

山口立花子

・山口立花子(JTBエンタテインメント)
http://www.jtb-entertainment-academy.com/pro/?page_id=93

・山口立花子の、元気もりそば!
http://ameblo.jp/genki-morisoba/

・山口立花子 Twitter
https://twitter.com/yamaguchirikako

◆撮影協力
magic tone studio(マジックトーンスタジオ)

(取材・文=麻布たぬ、撮影=山本哲也、制作・キャスティング=吉村尚紀