「野村真悠華」声優インタビュー&撮り下ろしグラビア【声優図鑑】

アニメ

公開日:2015/7/24






――オープニングテーマ「最高速 Fall in Love」をモンスター娘役6人で歌っていますが、歌ってみた感想は?

野村:歌のテンポがとにかく早くて。スーちゃんはのんびりと、淡々としゃべる子なので、その声を意識しながらどう歌ったらいいのか、すごく難しかったですね。「にゃ~めん」という作品でもキャラソンは歌ったことがあるんですけど、よりキャラクターを意識したので。それに、私は歌声がけっこう低めで、大人っぽくなりがちなんです。だから、“息ゴエ”で高めに歌いました。

――練習もしましたか?

野村:行けるときは毎日のようにカラオケに通って、2時間くらいずつ練習していました! イヤホンで音を聴きながらICレコーダーで録音して、声を確認してから、もうちょっとスーちゃんっぽくアレンジして……っていうのをずっと繰り返して。仕上がりを聴いたときは感動しました。

――ほかの役で、演じてみたいと思ったキャラクターはいますか?

野村:山崎はるかさんが演じられている人魚の少女・メロには憧れます! 気品があるお嬢様みたいな役に憧れているので。

――では、この作品のみどころを教えてください!

野村:「モンスター娘」ということで、普通の女の子じゃ味わえないようなドキドキハラハラ、そして、あんな展開も…。各回見せ場がちゃんとあっておもしろいアニメです。スーちゃんの成長具合にも注目してほしいですね。

――そして、ゲーム「ぎゃる☆がん だぶるぴーす」が8月6日に発売されますね。「ぎゃる☆がん」としては4年ぶりの新作ということで、再び「ねね子」役を。

野村:学年が1つ上がった「ねね子」を演じています。ねね子は、メインキャラクターでもなく単なる学校の一生徒なんですが、前作では一番人気だったらしいです。猫っぽいキャラなので、猫みたいに丸くなってお昼寝したり、にゃ~って語尾で話したりするのがかわいいキャラです! まだ日ナレ(日本ナレーション演技研究所)の生徒だったときに、声のお仕事として初めて演じた役で。まだ何も周りのことがわからないまま、とにかく可愛く元気に演じようと思っていました。ねね子役をきっかけに今の事務所に所属できたと自分では思っているので、縁を感じてますね。

――猫は好きですか?

野村:猫は大好きです! 生まれたときからずっと家で猫を飼っていたので。猫がいない生活は耐えられないですね(笑)。実家には最年長17歳の猫もいて、元気にしています。 

――「ぎゃる☆がん」が新たに生まれ変わって、楽しみにしてほしいことは?

野村:主人公が天使のちょっとしたミスでモテちゃうっていう設定は変わらず、よりセクシーな要素が強くなっているかも。ねね子もドキドキなセリフがかなり多かったです。今回は自分の今の演技のベストを尽くそう! と目標を立てて演じました。ちょっと成長したねね子を見ていただけると嬉しいです!
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