「若井友希」声優インタビュー&撮り下ろしグラビア【声優図鑑】

アニメ部

2015/10/19

若井友希

編集部が注目する声優に、声優を目指したきっかけや、初めてのお仕事、そしてプライベートなことまで、気になるあれこれについてインタビューを行い、さらに撮り下ろしのグラビアも交えて紹介する人気企画「声優図鑑」。

第89回となる今回は、テレビアニメ『プリパラ』でレオナ・ウェストを演じ、声優アイドルユニットi☆Risのメンバーとしても活躍する若井友希さんです。

――今日は秋らしくシックな装いですが、普段からそういった服なのでしょうか。

若井:はい。私は茶色やボルドーが好きなので、秋服が1年で一番好きです。今日は気合い入りました!

――若井さん、そしてi☆Risといえば『プリパラ』です。早くも2ndシーズンの半分を過ぎました。

若井:1stシーズンは私たちが演じるキャラクターがメインで話を進めていましたが、2ndシーズン新キャラクターがたくさん出てきて賑やかですよね。あと遊び心のあるというか、森脇監督らしくカオス度も上がってきて、こないだ初めてアフレコで話が頭に入ってきませんでした(笑)

――新キャラクターで気に入っているのは?

若井:黄木あじみちゃんです。先日初めて収録したんですけど、「これは会話が成立しない」と思いました……話しかけているのに返ってこないし、語尾が「~ダヴィンチ」って(笑)。「あろま、みかん以上のぶっ飛んだキャラクターが来たか!」と圧倒されました。

――若井さんが担当されてているレオナもぶっ飛んでいますが……。

若井:唯一無二の男の子アイドルですからね。でも周囲が個性的過ぎて性別の違いだけでは埋もれちゃうから、どう個性を出そうかと思っていました。ただ最近の脚本では恋愛系のネタがとにかくレオナに振られるようになって、普段から少女マンガを読んでいそうなキャラクターになってきました。今後もどう成長していくか楽しみです。

若井友希

――若井さんのデビューは2013年の『キングダム』でした。そのころを振り返っていかがですか?

若井:アフレコが初めてで右も左もわからず、「キャー!」って叫ぶだけの役でしたが、緊張し過ぎて上手く叫べたかも思い出せないくらいでした。でも実はその前に『キングダム』のイベントで、生アフレコをしたんです。福山潤さんと森田成一さんに挟まれて、まだスタジオでアフレコもしたこともないど新人の私。そのころは「わからないからこそ、やってやるぜ!」と思っていましたけど、今考えるとよく頑張ったな、と……。

――デビュー前は路上ライブをされていたそうですが、それでも緊張されたんですね。

若井:歌は多少慣れていましたが、アフレコやアイドル活動は初めてだったので、やはり緊張しました。

――路上ライブはどういう風にされていたのでしょうか?

若井:私は中学3年生から名古屋の養成所に通っていましたが、そこにいた小学校からの幼なじみとユニットを組んでしていました。お互いピアノの弾き語りで、自分で作詞、作曲をしたオリジナルで。私は将来、自分の歌でライブ活動をしたいと思っていますし、i☆Risでもいずれはそういったことをしたいので、今も色々と引き出しを増やそうと勉強中です。

若井友希

――i☆Ris 結成3周年記念イベントでも、うれしそうにピアノの弾き語りをしていました。

若井:私、i☆Risに入ってからずっと『らむねサンセット』をピアノの弾き語りで歌いたいと言っていたんです。あのイベントは私達で企画を練っていたのですが、それを思い出したのかずっちゃん(澁谷梓希さん)が「ゆうき、ピアノ弾きなよ」って言ってくれて。うれしかったですし、i☆Risはああいうパフォーマンスもできるのがいいと思いました。

――i☆Risは順調に成長しています。次は豊洲PITでのライブですが、武道館などの大きな舞台も夢ではなさそうです。

若井:武道館は来年の目標です、勝手に言いますけど(笑)。でも今のi☆Risで立ちたい場所なら、国際フォーラム ホールAや日比谷野外音楽堂でしょうか。私はLiSAさんが大好きで、野音のライブDVDを観て「いいな~」と思っていて。色んなアイドルさんが立っている場所ですし、開放感もあるし、いずれ立ちたいです。

――イベントと言えば、パーソナリティーを担当している『若井友希&吉岡茉祐のアニラジ☆ステーションやお!』(ぎふチャンラジオ)関連で、9月上旬にはご出身の岐阜に凱旋されていました。

若井:そうなんです!「私達成長バラエティ」というコンセプトで、色んなコーナーを経て私達が成長していくという内容です。去年もその番組のおかげで地元でのイベントに出ましたけど、温かさというか「帰ってきた~」という空気があって、不思議な気分でした。

――岐阜愛が伝わりました。岐阜のおすすめスポットはありますか?

若井:定番だと岐阜城でしょうか。でもお城がある金華山を登るためのロープウェイがあって、それを降りたところにあるリス村が特におすすめですね。そこはリスが放し飼いになっていて、餌をあげたり戯れたりできるんです。2、3歳のころにお爺ちゃんに連れて行ってもらったのですが、去年行ったらまだあって感激しました。もし岐阜に来たら、ぜひリス村に立ち寄って若井の歴史を感じてほしいです。

若井友希

――若井さんのTwitterには料理がよく出てきます。得意料理は?

若井:スクランブルエッグ……は誰でも作れるか(笑)。基本的にほうれん草のおひたしやかぼちゃの煮物といった和食が好きで、ファンから「お婆ちゃんが作るご飯みたい」とよく言われます。でも最近は木の皿にご飯やサラダをお洒落に盛りつけて、カフェご飯っぽくすることにハマっています。

――夜食企画での食べっぷりがかわいいという声もあります。

若井:私は食べるのが大好きで、「小さい体によくそんなに入るね」とたまに言われるくらいで。私は食べたぶんだけちゃんと付いてしまうほうなので、太らない人が本当に羨ましいです。

――10月で20歳になり、お酒を飲むようになると、さらに太るリスクが増えますね。

若井:それが怖くて、つい最近さきさま(山北早紀さん)とかに「20歳でお酒飲むようになって太った?」って聞きました。「過剰に飲み過ぎなければ太んないよ」と言っていましたけど、お酒デビューしたら怖いですね……でもi☆Risは普段さきさまとずっちゃんくらいしかお酒を飲みませんが、私が20歳になったらみんなで飲もうという話をしているので楽しみでもあります。

――i☆Risはメンバーの仲がいい印象ですが、特に芹澤さんや茜屋さんとはよくお泊りもしていますね。

若井:ゆう(芹澤優さん)やひみ(茜屋日海夏さん)は歳が近いのとノリが似ているので、一番盛り上がるからでしょうか。でも、たぶんメンバー間のお泊りに一番参加しているのは私かもしれません。

――寝相が悪い人はいますか?

若井:こないだはゆうが面白かったですね。私とひみがお風呂に入っている間にゆうが布団で寝落ちしてて、風呂からあがって起こそうとしたら「ゆうはずっとふたりのことを待ってたんだよ~~」とかずっと寝ぼけてて。しかも朝起きたら全然覚えていなくって(笑)。でもメンバーが言うには私が一番寝ぼけているみたいで、たとえばホテルでひみと一緒の部屋の時に、むくみを取るため壁に足を立てていたまま寝ちゃって。ひみが起こしてくれたんですけど、すごくちょっかいをかけていたらしいです、もちろん覚えていないんですけど(笑)

若井友希

――以前のイベントで久保田さんが「自分の部屋は絶対に入らせない、どうしても誰かを入れるとしたらゆうきちゃん」と仰っていました。その後、行かれましたか?

若井:あれはうれしかったですけど、まだ行けていません。みゆたん(久保田未夢さん)はどうすれば部屋に入らせてくれるか……なんでなんでしょうね(笑)

――お泊り中はどんな話をするんですか?

若井:色んなアーティストさんのライブDVDを夜中まで観て、「これ、うちらのライブでやりたいよね!」とか話になることが多いですね。最近だとゆうの影響で少しだけ観た超特急さんのパフォーマンスがすごすぎて、「私達はやっぱりまだまだなんだな」となりました。

――i☆Risのパフォーマンスもかなり評価は高いですが……。

若井:今年の夏はアイドルが集まるフェスにも出ましたが、みなさんすごいパフォーマンスでした。私達は声優もしていて大変ではありますが、もっと極めないと同じステージで並べないなと感じました。

――フェスやイベントですごいと思ったアイドルは?

若井:iDOL Street(エイベックスのアイドル専門レーベル)はみんなすごかったですけど、特にGEMは度肝を抜かれました。GEMは歌にフェイクを入れるなどアーティスティックで私が目指したい方向だし、あれだけ踊ってもブレないですし。GEMは昔からの友達が5人いるのですが、すごく刺激を受けました。

――若井さんのダンスと言えば元気な動きが印象的です。

若井:私のよさってがむしゃらなところだと思うし、私自身も100%やるのが好きなので、自然とそうなるんでしょう。あと私は体が小さいものの手足が長いので、動きが大きく見えるのかもしれません。

若井友希

――身長145cmと小さいですが、苦労したことは?

若井:衣装や写真の映えかたですね。背が高いぶんにはどうにかなるんですが、背が低いとどうしても人より痩せないとちょうどよく見えなうんです。人より頑張らないといけないので、そこは唯一苦労しています。逆に背が小さいと、ステージで目立つのはいいですね(笑)

――声優としての若井さんについて伺います。目標にしている人はいますか?

若井:小林ゆうさんです。『デュエルマスターズ』で共演した時にすごくやさしくしてくださって人柄も見習いたいですし、でもマイク前では思いきりふざけて演じていて。「お芝居を楽しむってこういうことなんだ、こういう風になりたいな」と率直に思いました。あと小林さんは色んな声色を使われていて、私もそういったタイプの声優になりたいので、一番の目標です。

――今はやはりレオナの声が印象的ですが、ほかの声色もどんどん挑戦したいということですね。

若井:私は高い声が出なかったので、逆にレオナの声が出ているのが奇跡的なんです。『プリパラ』は配役時に音響監督の長崎さんが、私達を成長させるためにあえて難しそうなキャラクターに選んでくださったんです。だからさきさまは当初しおんみたいな低い声は出なかったし、ひみも高くてかわいい声は出なかった。そういったチャレンジをさせてもらっているという意味でも、i☆Risにとって『プリパラ』は大きいです。

――i☆Risは11月8日に豊洲PITでライブもあります。意気込みを聞かせてください。

若井:i☆Risは春の1stツアーで見せかたやペース配分を学びましたし、夏のイベントでさらにパフォーマンスを磨きたいと感じました。11月はこれまでよりもっとパワーアップしたものを見せますので、ぜひ参加してください!

【声優図鑑】若井友希さんのコメント動画【ダ・ヴィンチニュース】

――ありがとうございました!

次回の「声優図鑑」をお楽しみに!

若井友希

若井友希

若井友希(81プロデュース)

若井友希 Twitter

◆撮影協力
magic tone studio(マジックトーンスタジオ)

取材・文=はるのおと、撮影=山本哲也、制作・キャスティング=吉村尚紀「オブジェクト