「佐土原かおり」声優インタビュー&撮り下ろしグラビア【声優図鑑】

アニメ部

2015/11/2

佐土原かおり

編集部が注目する声優に、声優を目指したきっかけや、初めてのお仕事、そしてプライベートなことまで、気になるあれこれについてインタビューを行い、さらに撮り下ろしのグラビアも交えて紹介する人気企画「声優図鑑」。

第92回となる今回は、「日常」安中役、「俺の脳内選択肢が学園ラブコメを全力で邪魔している」ショコラ役などを演じる佐土原かおりさんです。

――声優を目指したきっかけは?

佐土原:小学校からの夢だったんです。小学6年の時に「名探偵コナン」が好きで、「コナンのアフレコの取材をしてください」って小学館にハガキを送ったら、それが雑誌の企画になったんですよね。スタジオのミキサー室で見学させていただいたんですけど、台本や、目の前で芝居されているのを見て感動しました。小学生とは思えないくらい真剣に見ていたみたいでプロデューサーさんにも笑われて(笑)。

――積極的な小学生だったんですね。他にも投稿することはありましたか?

佐土原:私、ハガキ職人だったんですよ(笑)。特に文化放送さんのラジオが好きで、朝から晩まで聴いていたので。ハガキを読んでいただくこともけっこう多くて、その時の特典グッズが自宅にいっぱいありますね(笑)。毎回聴いてたから他の人がつっこまないところを書いてみたりとか。読んでもらえる努力をしてました(笑)。

――どんな番組が多かったんですか?

佐土原:A&Gの「超機動放送アニゲマスター」っていう番組とか、声優さんのアニラジが多かったですね。音楽番組も聴いていて、SOPHIAさんの番組でハガキを読んでもらった時は、一名しかもらえないMDプレイヤーをいただきました!

――すごい(笑)。ちなみにその頃のペンネームは…?

佐土原:その当時すごく好きだった「ぼくの地球を守って」という漫画のキャラクターをペンネームにしてました(笑)。

佐土原かおり

――他にも、声優になる前に親しんでいたエンタメ作品は?

佐土原:「マーマレード・ボーイ」「ふしぎ遊戯」「ぼのぼの」とか。ゆる〜いアニメからシリアスなアニメまで幅広く大好きでしたね。アニメの主題歌を歌うことにも憧れましたし。「ちびまる子ちゃん」のTARAKOさんがやられているようなキャラクターっぽいナレーションも、あのアニメの声優さんだ! ってわかるのがおもしろいなって思ってました。

――もともと演技の経験はあったんですか?

佐土原:演技部には入ったことがないんですよ。歌や踊りには昔から触れることが多かったですね。ジャズダンスを小さい頃から習っていたから今でもそれが生かされているかな〜と思いますし、歌はオペラをずっと習っていたので。あと、自作のアフレコごっこをしてました。

――アフレコごっこ?

佐土原:アニメを観て、そのセリフを全部ノートに書き起こして、何度か練習した後、テレビをミュートにして自分で声を当てるという。「らんま1/2」とかは、いろんなキャラクターがワー!ってドタバタ出てくるので、自分の声を七変化させるのがおもしろかったですね(笑)。それを録音したりして遊んでました。

――今の演技にも生かされてそうです(笑)。これまでにも色んな作品に出演されていますが、声優デビューはどんな作品?

佐土原:初めてのお仕事はラジオ番組内のナレーションでした。その後、お芝居のデビューをしたのは吹き替えのお仕事です。アニメも歌もゲームも好きだったから、自分のやりたいことができるのが声優だなと思ってたんです。

佐土原かおり

――これまでの出演作でチェックして欲しいキャラクターは?

佐土原:やっぱり「日常」の安中役ですね〜。その当時のファンの方が今でも根強く応援してくださっていることもあって。毎回登場するキャラクターではないんですけど、とてもインパクトが強くて、自分でも思い入れが深い作品になっています。自分に似てるな〜って思うところも多かったです。

――どんなところが似てますか?

佐土原:安中は、楽しみにしていた祭に行ったらすっごく変な屋台に遭遇したりする子なんですけど、私も、楽しみにしていたら何かが起きて「ええええーっ」ってなる状況が多くて(笑)。今日の撮影も楽しみにしていたのに雨が降ったりして。それでも楽しかったですけど(笑)。おもしろい作品なので、ぜひ観てほしいです!

――ハプニングの多い日常もなかなか楽しそうですね(笑)。他作品でも、演技の幅が本当に広いなと感じますが、アフレコで大切にしていることは?

佐土原:違和感なくキャラクターを観てもらえるように、キャラクターに気持ちを沿わせて演じるようにしてます。「これ、本当に佐土原さんの声?」って言われることがすごく嬉しくて。アフレコでは、台本によく顔文字を書いてますね。演技プランの感情を絵文字で書いたりとか。漫画に書かれているようなフワフワフワ〜っとした嬉しい時の効果とか、キラキラキラとか、そういうイラストを書くこともあります。漫画は学生時代にもトーンやGペン、丸ペンなどを使って書いていたので。

――アフレコの必需品はありますか?

佐土原:「ぐーぴたっ」を、お腹がすいて鳴ってしまいそうな時に食べてます。クッキーみたいな感じで、コンニャクのマンナンが入っていて、お腹に水を含むと膨張して「グ〜、ぴたっ!」ってなるんです。危ないと思ったらサッと食べます(笑)。

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――2012年から続いている声優ユニット「sweet ARMS」は、どんなユニットですか?

佐土原:「うぽって!!」というアニメがきっかけで結成したユニットです。今は別作品の曲も歌っていますが、タイプの違う4人が揃っているのでいい化学反応が起こっているのかなって思います(笑)。私たちがよく言っているユニットの特徴は「トークはバカで歌はカッコよく」です(笑)。

――プライベートについても教えてください! ブログによく食事の写真が載っていますが、食べ歩きが好きなんですか?

佐土原:おいしいお店を巡るのが大好きで、周りの方からおいしいお店を聞いたら絶対に行きます(笑)。特にラーメンが好きで、ひとりでガンガン食べに行きます! 今のところ、恵比寿の「AFURI」がいちばん好きです。“さっぱり”だったら「AFURI」の柚子塩らーめん、とんこつだったら「一蘭」。「じゃんがら」も好きです。みそラーメンはまだ開拓できてないので、おいしいお店があったら教えてほしいです(笑)。

――個人的には、ブログによく出てくる「箱根そば」に興味津々です(笑)。

佐土原:「箱根そば」はけっこう奇をてらったメニューがあるお店なんですよ(笑)。小田急線沿線ならだいたいどの駅にもあるおそば屋さんで、最近出ているのが「怪味ソース」。夏はキーマカレーそばっていうのがあって、カレーとそば、しかもキーマカレーって…一瞬おいしくなさそうに思えたんですけど、すっごくおいしかったです!

――自分でも料理はする?

佐土原:料理もリフレッシュ法のひとつです。特に卵料理が大好きで、いかにおいしく卵を調理するかという(笑)。親子丼がすごく好きで、他にもオムライスとか卵焼きとか。ほんとに卵ばっかりですけど(笑)。コツは特にないんですけど、卵への愛なのか、なぜかおいしくできるので、家族に作った時に「お店出しなよ」って言われます(笑)。

佐土原かおり

――休みの日は何をしてますか?

佐土原:ドライブが好きで、いろんなところに出かけてます。免許を取ってから半年しか経ってないんですけど、そのうちに埼玉、千葉、茨城、小田原、箱根…と関東圏はいろいろ行ったので、次はどこに行ったらいいのか分からなくて(笑)。運転するのが好きなので、助手席に何人かの友達がかわるがわる乗ってます。

――本、映画、ゲームなどのおすすめ作品は?

佐土原:ゲームはすごく好きで、たぶん過去に出たハードを全部持ってます。ファミコンから始まり、スーファミ、Wii、64、プレステ4まで。特に「無双シリーズ」は、シリーズ全部やってるくらい好きです。おもしろいですよ。

――おすすめポイントは?

佐土原:え〜、千人斬り! あははは。斬って斬って…という爽快アクションなので。「ドラクエ無双」はこの前クリアしたばっかりで、FFもしますし、「メタルギアソリッド」っていうアクションも。「逆転裁判」も大好きです。今度アニメになるんですよね、出たい〜(笑)。

――憧れていた声優になって、どんなことが良かったと思いますか?

佐土原:こういう歌が歌いたいとか、アニメに出たいっていう夢が叶えられて良かったと思いますし、作品に関わることでたくさんの方に出会えたことが本当に嬉しいです。スタッフさんもそうですし、ファンの方々も本当にみなさんいい方たちで、何があっても応援してくださっていて、いつも元気をもらっています。

――最後に、読者へのメッセージをお願いします!

佐土原:声優図鑑をご覧の皆さん、はじめまして。この記事で私を知ってくださった方も多いと思いますが、これからもっと視野を広げて、たくさんのアニメ作品や歌、ナレーションに挑戦して、もっとたくさんの方に会えるように頑張っていきたいと思います。応援していただけたら嬉しいです。よろしくお願いします!

【声優図鑑】佐土原かおり”さんのコメント動画【ダ・ヴィンチニュース】

――ありがとうございました!

次回の「声優図鑑」をお楽しみに!

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◆撮影協力
magic tone studio(マジックトーンスタジオ)

取材・文=麻布たぬ、撮影=山本哲也、制作・キャスティング=吉村尚紀