「古木のぞみ」声優インタビュー&撮り下ろしグラビア【声優図鑑】

アニメ部

2015/11/12

古木のぞみ

編集部が注目する声優に、声優を目指したきっかけや、初めてのお仕事、そしてプライベートなことまで、気になるあれこれについてインタビューを行い、さらに撮り下ろしのグラビアも交えて紹介する人気企画「声優図鑑」。

第93回となる今回は、『ケイオスドラゴン 赤竜戦役』で真シロ、『それが声優!』で紺野あおいを演じる古木のぞみさんです。

――撮影はいかがでしたか?

古木:これまでの連載の写真を観ていて、とても楽しみにしていました。「これは私も新たな一面をお見せできる!と意気込んでいたものの、雨雲を呼んじゃって……。でも少し外で撮影もできてよかったです。

――写真を撮られるのは得意ですか?

古木:今日も表情や動きが硬いとよく言われます(笑)。自撮りをしていても、奇跡の1枚を撮るために何十枚も撮っていますし。

――最近の出演作について伺います。『ケイオスドラゴン 赤竜戦役』では真シロでした。

古木:友達も印象的だったみたいで、「真シロちゃん、めっちゃ好きや~」と言ってくれて。真シロは演技の幅が広く、演じるにあたって色々と試させてもらえた、楽しい役でした。

古木のぞみ

――『それが声優!』にも出演されています。

古木:こちらは新人声優3人が主人公で声優業界の“あるある”ネタが詰まっているアニメなのですが、「こんなに声優業界は大変なのか」という声もよく聞きます(笑)。私的には、主人公の一ノ瀬双葉ちゃんは結構上手くいっているほうだと思うんですけど……。

――特に印象的だった“声優あるある”は?

古木:アフレコ時に大御所の声優さんへの挨拶に列ができるのはありますね。3、4人くらい並んで、挨拶させていただいています。

――演じられている紺野あおいはどんなキャラクターですか?

古木:双葉の事務所の新人マネージャーで、初々しくて色んなことに一所懸命です。大人しいキャラクターなんですけど、実は1話だけあおいがフィーチャーされるエピソードがあって(第9話「マネージャー」)。これまで彼女が何を考えて活動していたかがわかって、キュンとなると思います。

――周囲からの評判は?

古木:これまで私は元気なキャラクターを演じることが多く、あおいみたいな大人しい役を演じることが少なかったので、周囲に驚かれました。「どの役を古木が演じているかわからなかった」という人もいたみたいです。私としては「実はこういう演技もできるんです」と。

古木のぞみ

――古木さんは長崎の五島列島出身らしく、五島列島が舞台のアニメ『ばらかもん』に出演され、ゲーム『アイドル事変』でも長崎ゆかりのキャラクターを演じられています。

古木:『アイドル事変』では長崎代表の小佐々ヴィラマインというキャラクターを演じました。収録が『ばらかもん』放送直後だったので、「こんなに方言の仕事が続くんだー」と思いました。「間違っている方言があったら直してもいいですよ」と言われたので、私が言いやすいように五島列島寄りに直させてもらったことを覚えています。でも長崎でも長崎市内や佐世保とは違いますし、五島列島内でも島によって細かなところやニュアンスが違います。『ばらかもん』も実は舞台となっている島が私の出身の地域ではないので、方言指導の方と協力しながら収録しました。と言っても九州の人ならともかく、東京の人が聞いてもわからないくらいの差なのかもしれませんが(笑)

――『ばからもん』では古木さんも方言監修をされていました。

古木:そのかた方言指導の方と私のふたりでしました。『ばらかもん』は、収録前に方言を喋るキャラクター全員を私が方言でお芝居したのを収録し、それを各声優さんに渡して、事前に方言を聞いていただいたうえで収録していたんです。CDを作る時の仮歌みたいな手法ですね。それに加え、収録中も逐次指導をさせていただきました。

――そうした工夫もあってか方言がすごく自然でした。

古木:みなさん本当に勉強されていて、収録直前まで何度も方言を確認していらっしゃったことを覚えています。子役の子たちもすごく頑張っていて、「あれ?九州出身だったの?」と聞きたくなるいくらいで。先日、涼子ちゃんと久々に会いましたけど、いまだに「美和姉ぇ」、「なる」と呼び合っています(笑)。私自身も方言の音声収録の際に老若男女色んな役を演じられ、実際に演じられる声優さんがどんな演技をするのか見られてすごく勉強になりました。思い出深い現場です。

古木のぞみ

――話を伺っていると、長崎への深い思い入れを感じます。長崎のおすすめの観光スポットを3つ教えてください。

古木:まず五島列島です。海も山もきれいで、どこで写真を撮っても絵になります。海水浴場は遠浅な白い砂浜に、青い海。日本の水浴場88選に選ばれたところもあるくらいきれいなので、ぜひ行ってほしいです。

――もう、五島列島の観光案内役でもおかしくないくらいの紹介ぶりですね。

古木:長崎のほうなら、きれいな夜景が見える稲佐山かな。日本三大夜景の。あと長崎と言えば教会。どこの教会もきれいです。なかには国の重要文化財に登録されているところもあります。上げたらキリがないほど長崎はすごいんですよ! 船の汽笛と教会の鐘とお寺の鐘の音が同時に聞こえる、すごく素敵なところなんです。

――長崎の観光親善大使に話を伺っている気がしてきました(笑)

古木:お仕事待ってま~す(笑)

古木のぞみ

――そんな古木さんが今ハマっているものは?

古木:知識もなくて本当に眺める程度ですけど、電車が好きです。先日ラストランを迎えてしまった北斗星も乗りたかったんですよね~。チケットが取れなかったりして夢かなわず……。1回でいいので食堂車でご飯を食べてみたかったです。

――好きな路線は?

古木:江ノ電が特に好きです。あと千葉にあるいすみ鉄道と小湊鉄道の乗り換え駅となっている上総中野駅は自然が豊かで、とても絵になりますね。最近行ったなかでは箱根の登山鉄道。本当は紫陽花が咲いている時期に行きたかったのですが、仕事の都合で行けずじまいでした。今後は鉄道王国と言われる富山も行ってみたいです。おすすめの路線も教えていただけたらなぁと、思います。

――十分に鉄子だとわかりました(笑)。では、そもそも声優になったきっかけは?

古木:小学校高学年くらいのころにテレビ番組に野沢雅子さんが出られていて、パッパッと演じ分けをされたんです。それを見て「声優さんってこんなに色々と演じられるんだ」と思って声優に憧れ始めました。

――野沢雅子さんは『それが声優!』にも出られていましたが、お会いされましたか?

古木:実はニアミスでした。野沢さんがゲストで1話に出られていたのですが、私は2話からの出演だったので……。すごく残念でした。でも、その後もたくさんの素晴らしい声優さんとご一緒させていただきました。

――アニメは元々お好きでしたか?

古木:はい。と言っても私の住んでいた地域はアニメがあまり映らなかったのですが。東京に来て、たくさんのチャンネルでアニメが観られてアニメ天国だと思いました(笑)

――今後の声優としての夢は?

古木:主役をやったことがないので、ぜひやってみたいです!それから、男の子もがっつりやってみたいですね。演じたことのない役がまだたくさんあるので、チャレンジしていきたいです。
声優として皆様にもっと認知していただけるよう努力し、たくさんの作品に関わり続けていきたいです。

【声優図鑑】古木のぞみさんのコメント動画【ダ・ヴィンチニュース】

――ありがとうございました!

次回の「声優図鑑」をお楽しみに!

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◆撮影協力
magic tone studio(マジックトーンスタジオ)

取材・文=麻布たぬ、撮影=山本哲也、制作・キャスティング=吉村尚紀「オブジェクト