佐藤健&土屋太鳳で映画化! 原因不明の病におかされた花嫁の「8年越し」の奇跡がノベライズ&コミカライズ化!

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2017/11/25



 過酷な運命を乗り越えたとある夫婦の奇跡の物語が、これからますます大きな話題を呼びそうだ。中原尚志さん、麻衣さんは、2014年、岡崎市内の式場で結婚式を挙げた普通の夫婦。多くの人がこの結婚式を感慨深く、特別な思いで見つめたのは、この結婚式が「8年越しの結婚式」だったためだ。8年前、突如、原因不明の病気に倒れた花嫁。意識の戻らない花嫁を、待ち続け、献身的に支えた新郎。その想像を超える愛は、「8年越しの結婚式」という最高の奇跡を呼んだ。

 この奇跡を描き出した映画が2017年12月、『8年越しの花嫁 奇跡の実話』として映画化される。主演は、佐藤健・土屋太鳳、脚本は、NHK連続テレビ小説『ひよっこ』で今年多くの人の涙を誘った岡田惠和。さらに、映画化だけでなく、ノベライズ版、コミカライズ版も発売。国井桂がノベライズ版を書き下ろし、コミカワ上で募集した漫画家コンペで見事選ばれた、たむら純子がコミカライズ版を描き出した。映画だけでなく、ノベライズ版、コミカライズ版もあわせて、この冬は、ますます多くの人がこの奇跡に心打たれることになりそうだ。

 2006年、結婚式を3ヵ月後に控えたある日、麻衣さんは突然、原因不明の病に倒れた。直前期の記憶が失われた麻衣さんは、「死にたくない!」と突然叫び出す錯乱状態に…。そのまま意識を失い、一時は心停止にも陥ったという。その後も、昏睡状態が続き、激しくけいれんしたり、暴れたり…。そんな状態のなか、無情にも、式を挙げる日はすぎていった。だが、尚志さんはあきらめなかった。毎年、同じ日に式場を予約し、麻衣さんがいつ目覚めても悲しませないようにした。麻衣さんの目が覚めた時にいろんなことが変わってしまったらかわいそうだと、アパートも車も変えずに、毎日、麻衣さんのもとに通った。尚志さんを心配した麻衣さんの家族から止められても、決して麻衣さんのそばを離れることはなかった。

 時を経るにつれ、麻衣さんの病気の正体がわかってきた。抗NMDA受容体脳炎。卵巣にできた腫瘍が原因でできた抗体が脳を攻撃している状態だという。腫瘍の摘出手術をすることで、劇的な改善こそないものの、次第に麻衣さんは回復していく。2008年には麻衣さんは人工呼吸器が外せるようになり、昏睡状態から覚め、リハビリを始めることができた。2010年に自己主張や喜怒哀楽の表現ができるように、そして2011年春にはようやく退院。だが、徐々に意識を取り戻した麻衣さんは、いつも献身的に支えてくれる目の前の人が何者かがわからなかった。家族を認識できるようにはなったが、尚志さんのことは思い出せなかった。

 恋人が病に倒れた時、あなたならどうするだろうか。尚志さんのように恋人を支え続けることができるだろうか。いつ目覚めるかわからず眠り続けていても、元気になる保証すらなくても、記憶を失っていた時でも、相手を愛し続けることができるだろうか。

 そんな深い愛情がもたらした奇跡は、ノベライズ版で読めば、2人の姿に想像力が広がり、コミカライズ版では描かれる愛の姿に胸が締め付けられる。そして、映画版では、佐藤健・土屋太鳳がこの2人をどのように演じているのだろう。ノベライズ版、コミカライズ版、映画版、ぜひそれぞれの違いを体験してほしい。こんなに感動させられる物語が他にどこにあるのだろう。この奇跡の物語は、この冬、あなたの心をあたためるに違いない。

文=アサトーミナミ