『温泉むすめ』SPRiNGSメンバーの由布院散策を密着レポート！

公開日：2018/4/16

　日本全国の温泉をモチーフにしたキャラクターによるクロスメディアプロジェクト『温泉むすめ』。そのイベント「SPECIAL YUKEMURI FESTA in 別府」が3月11日（日）にて開催され、6人のキャストによるトークやライブで盛況を見せました。

　実はその前日となる3月10日（土）、SPRiNGSのメンバーは由布院へ、AKATSUKIのメンバーは別府を巡って当地の魅力を堪能しました。ここでは草津結衣奈役の高田憂希さん、有馬楓花役の桑原由気さん、奏・バーデン・由布院役の和多田美咲さんによる由布院チームの旅程を中心に紹介します。

　ホーム内に足湯もあるというJR由布院駅へと到着した3人は、まず辻馬車に搭乗。この道16年というベテラン白馬のゆきちゃんに引かれ、3人を乗せた馬車は由布院駅を出発し周辺を巡ります。「パカラ、パカラ」という馬の蹄音、そしてゆきちゃんが勇ましく、コース通りに賢く走る姿に3人は「イケメン！」と興奮気味。その間もダンディな御者さんから由布院の歴史や周辺施設の説明を受け、3人は知識を深めつつ佛山寺へと向かいます。

　静謐な佛山寺で休憩を取った3人は、ふたたび馬車に乗って帰り路へ。御者さんから周辺で蛍が出ると聞いた高田さんは「じゃあ水がきれいなんですね！」と感激しつつ、「地元（北九州市）でも蛍が見られたけど、最近は減っていて……」とポツリ。そんなしんみりムードもつかの間、次の休憩地点ではゆきちゃんの馬体を触って3人は大はしゃぎ。桑原さんが「癒やされる～」とフサフサの白毛に包まれた馬体を触りまくれば、彼女に気に入られたのか頭部でちょっかいを受ける高田さんに、それを見て楽しそうな和多田さん。動物らしい予測不可能なアクションで終始笑いに包まれながら、3人は約50分の馬車旅を終えます。

　ちなみにこの日は3月上旬とは言え肌寒く、馬車に乗っている間に3人の体はすっかり冷えてしまった模様。そんな時に駅前の土産屋・日乃新の店先に手湯を見つけた彼女たちは一目散に駆け寄り、手を浸けて「気持ちいい！」「生き返る～！」と顔を緩ませます。そして暖を取れたお礼にと、そのままお店で由布院土産を購入しました。

　由布院散策の最後に訪れたのは、バラエティに富んだ土産屋やオシャレな飲食店が軒を連ねる湯の坪街道。このスポットで3人が食べ歩き用に選んだのは派手な看板が目を引く“金賞コロッケ”。これは全国コロッケコンクールで金賞を受賞したという逸品で、高田さんも「衣はサクサクだけど、中はホロホロで……美味しい！」と絶賛。これに味をしめたのか3人は他にもグラタンが乗ったパンケーキなどをペロリ。最後は由布岳をバックに記念写真を撮り、散策を終えました。

　一方のAKATSUKIメンバーによる別府チームは、玉造彗役の田澤茉純さん、別府環綺役の岩橋由佳さんが地獄めぐりへ。別府に点在する変わった温泉噴出口“地獄”の中から今回訪ねたのは『温泉むすめ』とコラボした入浴剤を販売する海地獄、真っ赤に染まった血の池地獄の2つ。途中から鬼怒川日向役の富田美憂さんも加わり、3人は名物の地獄蒸しプリンを堪能し、翌日の初ライブに向けて英気を養いました。