「小山百代」声優インタビュー&ミニグラビア【声優図鑑】

アニメ部

2018/7/6

小山百代"

 編集部が注目する声優に、仕事に向き合う気持ちからプライベートまでをじっくり伺い、撮り下ろしのミニグラビアを交えて紹介する人気企画「声優図鑑」。

第191回となる今回は、「ミュージカル美少女戦士セーラームーン」水野亜美・セーラーマーキュリー役として活躍、今夏放送されるアニメ「少女☆歌劇レヴュースタァライト」で愛城華恋役を演じる小山百代さんです。

――「少女☆歌劇レヴュースタァライト」は、先行している舞台に続いて、7月よりTVアニメが放送されます。愛城華恋役に決まった経緯は?

小山:舞台とアニメが連動する作品と聞いて、絶対にオーディションを受けたいです!とマネージャーさんにお願いしました。小学校の頃から舞台に出ていたので、その経験を生かせるかもしれないし、これからやっていきたいアニメにも出演できるなんて、そんな企画はそうそうないなと。すごく魅力を感じました。

――愛城華恋ちゃんはどんな女の子?

小山:天真爛漫で明るくて元気で前向きで、たまにドジで、朝寝坊ばっかりして、周りから「しっかりしなさいよ!」って言われちゃう子(笑)。私自身は華恋とは正反対のネガティブな性格なので――よく見えないねって言われるんですけど――まったく違うからこそ役作りしやすいというか。自分もこうありたいって思えるような役なので、理想の女の子を思い浮かべながら演じています。

――舞台のほうは、今年10月に新作の公演がありますね。2部構成で、1部と2部の違いは?

小山:1部は舞台少女の青春を描くミュージカル、2部はお客さんもペンライトを振って参加していただけるようなライブステージで、まったく違うんです。ライブは好きだけど舞台は見たことがない…とか、その逆の人にも、両方の面白さを感じてもらえる公演だと思ってます。

――アニメの放送で楽しみにしていることは?

小山:舞台だと時間が限られているので、どうしても戦いのシーンがメインになるんですけど、アニメでは日常のシーンもじっくり描かれると思うので、楽しみにしてます。私たち聖翔音楽学園 99期生がどんな風にレッスンをしているのか、寮でルームメイトとどんな会話しているのか、制服を着て学校に通っている普通の女の子の姿にもキュンとしてもらえると思います!

――舞台の仕事を経て、声の仕事をしたいと思った理由は?

小山:セーラームーンの舞台でお世話になっていた演出家の方が、「声優に向いてるんじゃない?」って言ってくださったからです。たぶんご本人は覚えていないと思うんですけど(笑)。保育園の頃にセーラームーンのミュージカルに出会って、私も出演したい!と思った時から、10年以上その目標に向かってレッスンしてきたんです。だから、舞台を卒業する時、その後に何をしたらいいのかわからなくなって…。お芝居をやめてまったく違う道を歩もうかと思ったこともあったんですけど。

――それまでアニメやゲームなど、声優のお芝居に触れたことは?

小山:アニメは見てました。漫画も好きなので、「赤髪の白雪姫」とか「東京喰種トーキョーグール」はアニメを見て面白いなと思って、漫画を一気買いしました。この2つの作品が声優という仕事に興味を持つきっかけにはなっていますね。

――舞台と声優、お芝居で違いを感じることはありますか?

小山:原作があるものの舞台に出演させていただく場合は、原作ファンの方のイメージを大切に、私は地声が低いので声色や語尾、仕草などを大切に演じていました。でも、声の演技では体の動きを入れられないから、もどかしい気持ちになりますね。

――声優になるために努力していたことがあったら教えてください!

小山:事務所のオーディションに合格して、2年前に上京してから、自分の芝居の引き出しが少ない事に直面して、今まで以上アニメをたくさん見るようになりました。自分が演じてみたいと思ったキャラクターの声優さんを調べてひたすらその方の声を聞きまくったり、とにかく観て、聞いて、実際に声に出してみる。その練習を繰り返しています!

――スターダストプロモーション声優部による6人組ユニット・サンドリオンとしても活動されていますね。数多くいるアイドルの中で、どんなことが特徴?

小山:1人1人すごく個性が強くて、それが爆弾みたいになっているユニットです(笑)。それから、正直者の集まり。顔にも出るし、言葉にも出るし、みんな嘘がつけない(笑)。「そんなこと言われたの初めて。ありがとう」って思うようなことも言ってくれます。かと思えば、小学生みたいな、くだらないことで爆笑してるし(笑)。そんなところも個性だと思います!

――ステージの魅力はどんなところ?

小山:カバー曲とオリジナル曲の両方を歌っています。カバー曲を決める時は、歌ってみたい曲をそれぞれスタッフさんに伝えて、ステージで「私のゴリ推し曲です!」って紹介したりとか。ファンの方のことをドリオンズって呼んでるんですけど、ドリオンズのみなさんがリクエストしてくださる曲も取り入れさせていただいて。MCでも、本当にみんなありのまま(笑)。ファンのみなさんは、どこか私たちに親近感を持ってくださっているのかな、と思います。

――「温泉むすめ」では四万治佳役。女医さんなんですね。

小山:ビジュアルを見た時、メガネで白衣で、聴診器を持って薬箱をさげていて、どれだけ献身的な女の子なんだと思いました(笑)。温泉むすめのアイドルたちが歌ったり踊ったりするから、みんな怪我しないかしら? って、自分のことよりみんなのことを心配してるんです。健気ですよね。みんな大丈夫かなっていうハラハラ感と、優しさと、周りのことを見ている落ち着いたイメージを意識しながら演じてます。

――この作品に触れて、温泉に興味を持つようなことは?

小山:四万温泉って群馬県なんですよね。東京からも行きやすいですし、時間があいた時に行ってみようと思っています!

――最近、休日は何をして過ごしていますか?

小山:何もなかったら一歩も家から出ないです…。びっくりするくらい、家のベッドから動きませんね(笑)。小学校の頃から少女漫画が好きで、今でも読んでます。コレクションはかなりありますよ。実家にも置いてきましたけど、昨日も4冊買ってきましたし。本屋さんにはよく行って、漫画コーナーに直行してます(笑)。

――趣味の欄に書いてある「ラーメン巡り」は?

小山:あ、まずい…。じつは、できていないんです…。事務所に所属した時、趣味がないという壁にぶち当たりまして。好きなことは幾つかありますけど、趣味と呼べるほどではないし…。趣味と書いておけば行動に移すだろうと思ったんですけど、好きな店の同じラーメンを食べるだけで、巡っていないんですよね(笑)。ラーメンの本をプレゼントしてくださったファンの方、おすすめのラーメン屋さんを聞いてくれた方、ごめんなさい! これを機に白状します。

――じゃあ、この「ラーメン巡り」という趣味は一旦…

小山:消去希望。消去希望です…! 北海道のラーメンならおすすめできるんですけどね。東京は家系とか豚骨が多いですけど、私はやっぱり味噌とか醤油が好き。麺といえば太ちぢれ麺でしょ!

――ラーメンへの熱さは伝わりました(笑)。これから声優として演じてみたい役は?

小山:なんでもやりたいのですが、1つ目標にしたいのは、子どもが見るようなアニメに出ること。母が保育士なので、保育園で話題になるような作品に出ることができたらいいなあと。地元の北海道でも放送されるような作品がいいですね(笑)。頑張ります。

――最後に、声優として今後の意気込みをお聞かせください!

小山:1つ1つのチャンスを逃さないようにしたいです。出会う作品のすべてに長く関わっていくのが一番ですけど、せめて1つでも学んで、次に活かせるように。サンドリオンとしても、6人がそれぞれ声優の活動にも重きを置いて、「サンドリオンって聞いたことある!」って言われるように、みんなで大きくなれたらと思います!

【声優図鑑】小山百代さんのコメント動画【ダ・ヴィンチニュース】

――ありがとうございました!

次回の「声優図鑑」をお楽しみに!

小山百代

小山百代(こやま ももよ) スターダストプロモーション所属

小山百代(こやま ももよ) Twitter

◆撮影協力
BC WORLD STUDIO

取材・文=吉田有希、撮影=山本哲也、制作・キャスティング=吉村尚紀「オブジェクト