「髙橋麻里」声優インタビュー&ミニグラビア【声優図鑑】

アニメ部

2018/8/29

髙橋麻里"

 編集部が注目する声優に、仕事に向き合う気持ちからプライベートまでをじっくり伺い、撮り下ろしのミニグラビアを交えて紹介する人気企画「声優図鑑」。

第195回となる今回は、7人組女性声優ヴォーカルユニット Kleissis(クレイ・シス)のメンバーで、『温泉むすめ』阿蘇ほむら役などを演じている髙橋麻里さんです。

――昨年秋、声優のお仕事を始めてからすぐに、『温泉むすめ』の阿蘇ほむら役が決まりましたね。このキャラクターを演じた時の感想は?

髙橋:キャラクターを演じるということ自体が初めてだったので、「自分が演じる子ってこんなに可愛いんだ」と感じました(笑)。我が子のようにも思えて。でも同時に、この子にどうやって命を吹き込んだらいいんだろうっていうプレッシャーも生まれて、ほむらちゃんってどういう子なのかなあ、私にどうしてほしいのかなあって、自分のことのように悩んだり考えたりしました。正解はないと思いますけど、自分なりに。

――自分なりに出した答えとは。

髙橋:『温泉むすめ』ってキャラクターがたくさんいるんですけど、ほむらちゃんは、その中でも個性が強い女の子だと思うんです。いつも枕を持っていてお昼寝が大好き、常に寝てるんじゃないかっていうくらいのんびり屋さんで。「よく眠る」っていうことは、いい夢を見ている女の子なんだろうなって。ステージに立つと覚醒して歌姫になるっていう一面は、歌が大好きな自分と一緒だなって親近感を感じました。

――この春、『温泉むすめ』を代表して、ヒューストンでのアニメイベントにも出演されていますね。

髙橋:『温泉むすめ』としての初ステージが海外で、しかも1人でステージに立ったんですよ。何千人もお客さんがいる中で、『未来イマジネーション!』と『青春サイダー』の2曲を歌ってきました。SPRiNGSさんの楽曲なので、9人の声を歌い分けるのが難しかったです。でも、みんなすっごく盛り上がってくれたので、『温泉むすめ』って世界中で人気なんだなって思ったし、日本の温泉をヒューストンまで届けに行けたのが、すごく嬉しかったです。

――初ステージで、ほむらになりきれましたか?

髙橋:ステージの上では「私の歌を聞いて!」という感じで積極的になる子だと思っていたので、自信満々に歌おうと思いました。1人で不安もありましたし、海外でのライブは日本と違うところもあったけど、ほむらちゃんと一緒だから頑張れたと思います。あ、でも、『青春サイダー』のリハーサルで1人でタオルを振っている時はちょっと寂しかった(笑)。

――7月には、7人組ボーカルユニット・Kleissisの活動が発表されました!

髙橋:5月中旬にオーディションを受け、合否を聞いてからレコーディングをして、7月に発表……この何ヶ月か、本当に濃厚な日々でした。オーディションに受かったのが初めてだったので、よけいに嬉しかったですね。

――しかも、400人の中から選ばれたという。

髙橋:オーディションのお話しをいただいた時に、「ボーカルユニット」っていうキーワードや、「声優界の歌姫を目指す」というコンセプトを知って、絶対受かりたいなと思いました。というのも、声優の活動をする前からアイドル活動を行っていて、自分の武器はやっぱり歌だと思っていたので。

――これから一緒に歌っていく麻木ユン役にどんな印象を持っていますか?

髙橋:自分をちゃんと持っているお姉さん。元気でもなくクールでもなく、その真ん中っていうか、落ち着いて周りのことを見れる子だと思っています。外見でいうと、体型がすごくグラマラスなんですよ。私もユンちゃんみたいになりたい、憧れるー! って思います(笑)!

――楽曲のほうはどうでしょう。1stシングル「Kleissis Chaos」はすでに評判が高まっていますね!

髙橋:マスタリングを終えた時、みんなが口を揃えて「『Kleissis Chaos』、強い」と言っていて。本当に楽曲の強さ、歌詞の強さが1つになった曲で、こんなにかっこよくていいのかなって自分でも思うくらいです。そして、カップリング曲ではまた違うアプローチをしていて、7人の始まりにぴったりの、これから幕開けですっていうことを伝えられる1枚なのかなと思います。

――髙橋さんの歌声もしっかりと届けられそう?

髙橋:そうですね! レコーディングでは、かっこよく歌うことを意識しました。歌詞の世界観を大切にしながら、切ないんだけど芯の強さが感じられるようなイメージで。Kleissisの一員として、7人で歌っていることを想像しながら。歌い終わった時は、嬉くて涙が出そうでした。

――そんな想いを歌声からしっかり感じ取れそうです。初回盤には「Kleissis Chaos」のソロバージョンも収録されていますし。

髙橋:Kleissisは1人1人の歌声の個性がほんとうに強くて、歌い方も、表現も、こんなにバラバラでいいのかなって思うくらい。でもそれが一つになった時に「あ、Kleissisだ」って思える。それが私たちの武器なのかなと思っていて。7人の歌姫が誕生したんだな、それを自分たちでちゃんと表現できたんだなっていうことが嬉しかったです。

――これからパフォーマンスを見に行く人に、楽しみにしてほしいことは?

髙橋:それぞれの歌声ですね。一人一人の個性をよく聴いてもらえるといいなと。それと、トークがすごく面白いんです。歌はかっこいい世界観なのに(笑)。

――仲がいいんですね。

髙橋:そうなんです!ジャケ写撮影の時なんて、スタジオになぜか剣と盾があって。「かかってこーい!」「自分には守るものがあるんだ!」とか言いながらはしゃいでいたんですよ(笑)。隣の部屋から日本刀を持ってきたメンバーもいるし(笑)。その仲の良さがMCにも出ていると思うので、そのギャップを楽しんでいただきたいし、Kleissisのチームワークをステージで見てもらえたらなと思います。これから皆さんにお会いできることにワクワクしています!

――賑やかなステージになりそう(笑)。髙橋さんはもともとアイドル活動もされていましたが、声優を目指すことになったきっかけは?

髙橋:もともとアニメやアニソンが好きで、きっかけになったのは『ラブライブ!』に出会ったことです。まだ初期の頃からμ’sの『Snow halation』やボイスドラマを聴いていて、解散ライブにも行ったんですよ。キャラクターも好きですし、それと同じくらいキャストの皆さんのことがすっごく好きになって。声優になりたいという想いがどんどん膨らんでいきました。

――もともと、アニメやアニソンが好きだったんですね。

髙橋:最初はアニソンですね。小学校5年生からキッズモデルとかキッズタレントをしていて、中学生の時に所属していたグループでカバーしたのが、May’nさんの『ライオン』。初めて聞いたときは衝撃を受けました。それから、当時流行っていた『涼宮ハルヒの憂鬱』や『らき☆すた』のアニソンを聴いて。その後、『ロザリオとバンパイア』で水樹奈々さんを知って、アニソンだけじゃなくて、声優さんもやってるんだっていうことがわかって、声優という職業を意識しはじめました。

――アニメで好きになったのは?

髙橋:やっぱり『ライオン』きっかけで見た『マクロスF』にはすごく惹かれました。もともと歌うことが好きだったので、好きな人のために歌うことの素晴らしさとか、ランカ・リーちゃんからアイドルとしての気持ちを、シェリル・ノームさんからは歌うことの意味を教えてもらって、これはなんだ! すごいアニメだ!って(笑)。

――アイドル活動をする一方で、アニソンやアニメにハマってたんですね。ちなみに、アイドルを始めたきっかけは?

髙橋:芸能界に入った理由は、いつかはアイドルになりたいと思っていたからです。両親がアイドル好きだったし、私もモーニング娘。さんや松浦亜弥さんのことがすごく好きで、歌ったり踊ったりすることにすごく憧れがあったんです。

――普段はどんな音楽を聴くことが多いですか?

髙橋:Amazon Musicでオススメされている曲を聴いたり、スタッフさんや役者さんから教えてもらった曲を聴いたり、いろいろ聴きます。カラオケもすごく好きなんです。本気で歌いたいから一人でカラオケに入って、必ずフリータイムで歌います(笑)。お仕事の合間に1時間あったら、ご飯を食べずにカラオケに行きますね。そこでポテトなんかを食べながら歌ってるくらい、カラオケが好きです。歌う曲はアニソンが多いですけど、最近は松田聖子さんとか、松浦亜弥さんとか、AKB48さんとか、その日の気分で歌います!

――お仕事からプライベートまで音楽尽くしということですね(笑)。休日の過ごし方は?

髙橋:私、寝ていることが多くて…。ロングスリーパーで、10時間以上眠れるんですよ。あとは食べることが大好きなので、1人でカフェに行ったり、1人焼肉を食べたり。お仕事帰りに駅のホームのお蕎麦屋さんに入ることもありますよ!

――最後に、これから声優としてどんな風に頑張っていきたいのかを教えてください。

髙橋:まだ声優のお仕事を始めてから日が浅いので、日々勉強だと思っています。これから、自分らしく演じることを大事にしながら、一人一人のキャラクターに全力を注いでいきたいです。元気や笑顔、幸せを皆さんにお届けしていけるように頑張ります!

【声優図鑑】髙橋麻里さんのコメント動画【ダ・ヴィンチニュース】

――ありがとうございました!

次回の「声優図鑑」をお楽しみに!

髙橋麻里

髙橋麻里(たかはし まり) オブジェクト所属

髙橋麻里(たかはし まり)Twitter

◆撮影協力

取材・文=吉田有希、撮影=山本哲也、制作・キャスティング=吉村尚紀「オブジェクト