令和時代の幸せは、自分のハートで選んで作っていく。恋愛のカリスマ・かんころ式「恋のトレーニング方法」【後編】

恋愛・結婚

2019/7/28

「令和は女性が幸せの舵を取ってもいい時代」

 そう語る恋愛カウンセラーのかんころさんは、先日逆プロポーズで結婚し、自ら新しい幸せの形を体現した。

 プロポーズは男性がするもの、女性は良妻賢母になるべき、といった考えはもう古い。そうした風潮に囚われるのではなく、「自分がどうしたいのか?」が何よりも大事だと、彼女は著書『恋トレ』を通して教えてくれている。

「恋トレ」とは、恋を叶えるためのトレーニング方法。今回はその中から、考案者のかんころさん自身に最もオススメのメソッドを厳選してもらった。

 自分の本音を知る方法である「左手選択術」、LINEが返ってこない時の対処法など、恋愛に悩む女性必見の内容だ。

迷ったらハートにアクセス! 「心で決める左手選択術」

――『恋トレ』では、恋が叶う方法をたくさん紹介されていますが、特にオススメのものはなんですか?

 ぜひ試してほしいのは「心で決める左手選択術」ですね。例えば、A君とB君、どちらと付き合おうとか、別れるべきか別れないべきか、なんて悩むことがありますよね。恋愛以外でも、転職するか今の仕事を続けるか、など、色んな場面で選択を迫られることがあると思うんですけど、そんな時にオススメしたいのが、左手を使って選択する方法です。

――なぜ左手なんですか?

 左手は感覚的なものを司る右脳とつながっていると言われていて、私は最もハートに近い部分だと考えています。その左手を使って選ぶことで、自分の頭ではなく、心が望んでいる答えがわかる。自分が本当はどうしていきたいのか、本音が見えやすくなるんですね。

 ちなみに、論理的思考を司る左脳とつながっている右手を使うと、常識的なものを選びがち。例えば、転職しないで現状維持とか。安パイ、人に叩かれないものを選んで自分が不在になりがちなので、右手での選択はおすすめしません。

――なるほど。具体的にはどうするんですか?

 まず、手のひらサイズに切った白い紙を用意して、1枚に1つずつ選択肢を書き出します。「A君」と「B君」、「転職」と「今の仕事」というように。選択肢を見える化するだけでも、だいぶ気持ちが軽くなります。

 それから、左手で1枚ずつ触れていく。ここで大事なのは、頭で考えるのではなく、ハートで感じること。それぞれ、居心地がいいな、吸い込まれるな、あったかいな、などの感覚があるはずです。逆に、冷たいと感じたり、触れない選択肢もあったり。触れてみて、良い感覚があったものが自分のハートが選んだ答えです。

――左手が自分の本音を教えてくれるとは、驚きです!

 ただ、それが「正解」かどうかはわからない。でも、自分のハートがそうしたいと思った=自分の「想い」は叶えてあげるわけなので、結果がどうあれ、後悔はしないと思うんですね。そういう意味でも、自分のハートで選んだ答えを大事にしてほしいです。

 お買い物で迷った時なんかも、左手選択術は使えるんですよ。服や化粧品を買う時は、即決するんじゃなくて、1回左手で触れてみると、いいお買い物ができると思います!

LINEが減るのは、恋がうまくいっている証拠

――恋の悩みと言えば、「LINEが返ってこない問題」が定番ですが、かんころさんはどんなアドバイスをされていますか?

 LINEで悩んでいる方、すごく多いですね。既読スルーとか、もっとひどいとブロックされちゃった、とか。まずお伝えしたいのは、恋愛がうまくいくほどLINEは減る傾向にある、ということ。私は「お付き合いの第二形態」と呼んでいるんですが、心のつながりが強くなるほど、いちいち言葉で確認する必要がなくなってくるんです。夫婦になったら、今日辛いことがあったとか、わざわざLINEで送らないですよね。会って話した方がちゃんと伝わると思うので。

 だから、LINEが返ってこない=冷められた、と思わなくても大丈夫。むしろ、うまくいってる証拠です。

――確かに! 家族とはそんなにLINEしないですもんね。

 そうそう。恋を進めたい時は、LINEを頑張りたくなるんですけど、私はLINEで愛を深めることはオススメしてないです。

 だって、文章で気持ちを伝えるのってすごく難しいんですよ。ブロガーの私もそうですけど、ライターさんとか文章のプロって、ものすごく言葉に気をつけていますよね。表現一つで、受け取られ方が変わってしまうから。それでも誤解を招くことはあるし、全員にわかってもらうことはできないんですよね。

――本当に、難しいですよね。

 だから、LINEのやり取りよりも、リアルの世界で関係を深めることを大事にしてほしいなと思います。LINEはあくまで連絡手段であり、便利なツールだから。

 一番いいのは会って話すことですね。どうしても難しい場合は、大事な話は電話でするとか、よりリアルに近づけるのがいいと思います。

――電話で声を聞ければ、お互いの気持ちがわかりますもんね。

 そうですね。どうしても返事が気になっちゃう時は、いったんスマホを放置してパワースポット活動をするのがオススメです。例えば、ヨガをする、好きな本を読む、録り溜めしたドラマを見るなど、自分が楽しいことをするんです。

 気になる映画をピックアップしておくのもいいですね。先に「やりたいことリスト」を作っておくと、不安になった時に見返すだけで落ち着きますよ。

――なるほど! 「あ、これをやればいいんだ」って思えれば、不安とか寂しさがなくなる気がします。

 人が不安になるのは、何をすればいいかわからないからなので。やることが見つかれば、LINEの返事ばかり気にしなくてよくなるんですよね。

 幸せって、スマホの中にあるわけじゃなくて。あくまで幸せを感じるのはあなた自身だし、そんなあなたを楽しませるものはリアルな世界にたくさん転がっている。そのことに気づいて、リアルな世界を楽しんでほしいですね。

 楽しそうな様子をSNSにアップすると、彼も気になって連絡をくれたりしますよ。スマホは「便利な道具」くらいに思って、楽しく毎日を過ごしていきましょう!

令和は、女性が幸せの舵を取ってもいい時代

――最近、かんころさんご自身も結婚されて、『恋トレ』の説得力が増していますね!

『恋トレ』発売の前日にインスタライブで発表したんですけど、パートナーとして度々私のブログにも登場していたくま男くんと、正式に結婚しました。発表に合わせて、おそろいのTシャツも作ったんですよ(笑)。

 恋愛を楽しいイベントにしたいなと思っていたので、ずっと応援してくださっていた読者の皆さんに喜んでもらえて、とても嬉しかったです。

――おそろいのTシャツ、素敵です! どうやって考えたんですか?

 私がデザインを考えて作って、発表だから着てって感じで彼にお願いしました(笑)。実は、プロポーズも私からなんですよ。

――プロポーズは男性からするものというイメージがありますが、『恋トレ』の「おわりに」では令和時代の幸せの形について書かれていたのが印象的でした。

 結婚はこうあるべきとか、女は良妻賢母にならなきゃとか、古い考えや風潮に縛られて動けなくなってる女性がすごく多いと思ったんですね。でも、恋愛や結婚って、究極二人がよければそれでいい。

 だから、もっともっと型を崩して、自由な形があっていいんだよ、というメッセージを込めて、自分からプロポーズしたことも公表しました。

――きっと、かんころさんに勇気をもらった方、たくさんいると思います。

 もちろん、プロポーズされること自体はとてもいいことですけどね。でも、これからは女性も舵を取っていい時代。誰かが決めた風潮よりも、自分が一緒になりたい人を自分が選ぶ、でいい。女性が主導して二人で組み立てていく、という結婚の形も今後、大いに増えていいのではないでしょうか。

――かんころさんがそのモデルケースを作ってくれましたね。

 男性の方が女性より稼いでなきゃ結婚できないとか、年齢的にもう結婚はできないかも、なんて思ってしまう方も多いと思うんですけど、全然そんなことはなくて。くま男くんは7つ年下だし、正社員じゃないんですけど、私にとってそれはハードルでもなんでもなかった。自分がいいと思えばそれでいいんです。

 結局、常識とか世間体、メリットを考えてしまうと、心が置いてけぼりになって、自分も彼との関係性もダメになってしまうので、何よりも自分のハートを大事にする。「私がこうしたい」という、自分のハートを最優先する時代が来ていると思います。

――最後に、『恋トレ』はどんな人に読んでほしいですか?

 古い考えや常識に縛られて、苦しくなっている女性ですね。「そんなの、全部ぶち壊しましょう!」とお伝えしたいです(笑)。何よりも、自分のハートが選ぶ答えを大事にして、あなたが一緒にいたい人と一緒にいればいい。そのための方法を『恋トレ』で書いています。

 本書の内容を誰よりも実践した私は、恋も夢も叶った。私が生き証人だと思って、皆さんにもぜひ、実践してみてほしいなと思います。

取材・文=渡辺絵里奈 撮影=内海裕之