上原亜衣 トップセクシー女優だったからできる「女の子の性の悩み相談」【インタビュー】

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公開日:2020/2/16

■トップセクシー女優だったからできる「女の子の性の悩み相談」

――3年間の休養期間を経て、タレントとして復帰しようと思ったきっかけは何だったのでしょう?

 それまで、人見知りで自分から話しかけることができなかったし、仕事も忙しかったから、仲間の女優さんたちと遊ぶこともなかったんですけど、引退して2年くらい経ってから、よく会うようになったんです。そこで、彼女たちの仕事の話を聞くと「キラキラしてるな」って。それで「そろそろ何か仕事をしようかな」と思ったときに「AV以外でやってみれば?」と声をかけていただいたんです。

――タレント以外の仕事は考えなかった?

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 引退した後も街で声をかけられることもあるので、普通の仕事は無理だなって。でも、セクシー女優としての知名度を使わない手はない。上原亜衣という名前を使ってできる仕事をしようって思ったんです。


――その中で、自分のやりたいことや自分にしかできないことが実現できると思った?

 女優さんは辞めてから「この先どうしよう…」って悩む人が多いので、私がセクシー女優のセカンドライフとしての色んな道を切り拓けたらなって思っています。けど、最初は何をやるかまったく決まってなくて。まずはSNSを復活させて、YouTubeをやってみようと始めました。そうやって仕事をしているうちにやりたいことがポンポン思いつくようになってきたんです。

――例えば、どんなことをやってみたいですか?

 美容にすごく興味があるし、ダイエットもしたので女の子に向けて何か発信していきたいですね。今回のスタイルブックは美容やダイエットについても書くことができたので、私にとってありがたいお話でした。いつか、女性誌で連載とかできたらいいなぁ。

――美容やダイエットは気になる女の子が多いですもんね!

 女の子の性の悩みにもぜひ答えていきたいですね。私が5年間で1000本以上の作品に出演したということもあるし、色んな経験をしてきたので、性に関する知識はそれなりに豊富だと思うんです。その経験を活かして、普通はなかなか人に相談できない性の悩みに答えていきたいですね。

――YouTubeでは、すでに女の子の悩みに答えていますよね。反響はどうですか?

 有名なYouTuberの方とコラボさせていただくことも多いので、プライベートの友達からも「見てるよ」って言われることが増えました。AVに出ているときは「AV見てるよ」とは言われなかったですから…(笑)。

■次なる野望は「女の子のプロデュース」!?

――他にもやってみたいことはありますか?

 そうですね…、女の子をプロデュースしてみたいです! 女優をしていたときは、自分で「こうした方が売れる」と考えて、実践してきました。女優として成功できたのは、もちろん一番はファンの方たちのおかげですけど、自己プロデュースの成果なのかなとも思っています。だから、自分の知識や名前を使って、女の子をプロデュースしてみたいです。

――セクシー女優を一から育てていきたい?

 もともとアイドル好きなので、アイドルのプロデュースを、とも思ったんですけど、自分がアイドルではなかったので(笑)。そう考えると、やっぱりセクシー女優かな。新しい女優さんを一からプロデュースしてみたいです。

 AV監督もやってみたいと思っていたんですけど、今は女の子に合ったものをプロデュースしてみたい気持ちが強いですね。ひとりの女の子をプロデュースして、その子が成長していく姿が見られたらいいなって思います。

――女の子と寄り添って、一緒に走っていきたいということでしょうか。ちなみにプロデュースするならどんな女の子がいいですか?

 やっぱり、何にも染まっていない子がいいですね。プロデュースのし甲斐がありそう!


――最後に、この記事を読んでいる男性ファンにもメッセージをいただけますか?

 今までのAVの仕事とは少し違うので、ちょっと物足りないと思う方もいるかもしれません。それでも、応援してくれたらうれしいです! やっぱり男の人に見てもらえることって「キレイでいたい!」って思う活力なんですよ。だから、男性ファンがいないと頑張れないんです。これからもよろしくお願いします!

――ありがとうございます。改めて女性ファンの方々にもお願いします。

 40歳になっても50歳になっても「え、そんな年に見えない」っていわれるように、それに自分のコンプレックスが少しでも克服できたらなって頑張っています。そんな姿を見て「私も頑張ろう!」って思ってもらえたらうれしいですね。コンプレックスは人それぞれ違うと思うけど、それを改善しようと頑張っている人は、もうすでにキレイなんですよ。だから、一緒に頑張りましょう!

文=冴島友貴