『ガルガンティア』を編み上げた創造者の哲学に、「あだっちぃー」が迫る!――虚淵玄×足立梨花・対談インタビュー

アニメ

公開日:2021/2/6

虚淵玄・足立梨花

 2013年にオンエアされたTVアニメ『翠星のガルガンティア』のComplete Blu-ray BOXが3月に発売となる。放送終了から7年以上の時間が経っても、その人気は衰えることがない。

 TVアニメ『翠星のガルガンティア』。虚淵が原案とシリーズ構成・脚本を務めたこの作品は、はるか彼方の宇宙で戦争に参加していた主人公が、水没した未来の地球にロボットとともに訪れる、というストーリーだ。主人公の少年とロボットのバディが、未知の地球で少しずつ現地の人々と交流を図っていくドラマが描かれていく。

 その発売を記念して、同作のシリーズ構成・脚本を手掛けた虚淵玄と、『ガルガンティア』ファンの女優・足立梨花が対談。『ガルガンティア』が生まれた経緯から、ロボットアニメにかける想いについて話を聞いた。また、ふたりの話題は、虚淵玄の最新作『OBSOLETE』にまでおよぶ。交易を求める異星人によりもたらされたロボットの存在で変貌していく世界を描くこの作品は、現在YouTube OriginalsでEP12までが配信されている。

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 OVA版『翠星のガルガンティア~めぐる航路、遥か~』の劇場イベント上映にも足を運んだという足立梨花が聞き出した、虚淵玄のロボットアニメ愛、そして創作の秘密とは?

翠星のガルガンティア
『翠星のガルガンティア』 Ⓒ オケアノス/「翠星のガルガンティア」製作委員会

新しい世界に入ったら最初は「ありがとう」から始めれば、相手も受け入れてくれる(虚淵)

――足立梨花さんは、TVアニメ放送当時から『翠星のガルガンティア』のファンだそうです。

足立:最初はレドに惹かれていたんです。放送を観ていくうちに人と人のつながりが好きになって、後半のどんでん返しに「うそでしょ……」と(笑)、衝撃を受けました。

虚淵:ありがとうございます。『翠星のガルガンティア』の最初のコンセプトが「お仕事もの」で「社会人一年生応援もの」だったんですよね。言ってしまうとレドは、「エリート進学校でバリバリの受験戦争に勝ち残った若者」であり、「大人の社会に通用するような大人の知恵は身に着けていない子」という位置づけで作り始めたキャラクターだったんです。

足立:へえ、たしかに最初は、ちょっとだけイラっとくる部分もある少年ですよね。

虚淵:そうですよね。新しく社会に出ることに不安を感じている若者にエールを贈れるような話にしたいな、と思っていました。案外なんとかなると思うよ、って。

足立:新しい世界に入っちゃえば、レドみたいに、なんとかなるよと。ガルガンティア船団に最初現れたとき、レドは地球の人々から銃を向けられていましたけど、どんどん溶け込んでいましたもんね。

虚淵:柔軟に歩み寄る力があれば、大丈夫。最初は「ありがとう」から始めれば、相手も受け入れてくれるもんだよ、と。

足立:なるほど! 「ありがとう」は、レドが最初に覚えた言葉ですよね。

虚淵:当時、新人でしたけど、レド役の石川界人さんと巡り合えたのは大きかったですね。村田(和也)監督と「これは掘り出し物だったね」とはしゃいでいました。

足立:へえ~、オーディションだったんですか?

虚淵:そうだったと思います。オーディションを受けてくださった役者さんの中でも、彼が群を抜いて素晴らしかったと聞いています。彼は第1話の収録のときに、宇宙言語を全部覚えてきていましたからね。

足立:宇宙言語は、ちゃんと言葉になっているんですか?

虚淵:村田監督が作っていました。ドイツ語などを上手くアレンジして、異世界言語っぽくしているそうです。レドが聴く地球語は、ポルトガル語がベースだったかな。子音の位置をズラして、聴き慣れない響きにしているとおっしゃっていました。

足立:そこまで作り込んでいたんですね。

虚淵:異世界言語の演技にも石川さんは重きを置いていて、ちゃんと感情を乗せてしゃべってくれたんです。「こりゃあ、すごい新人来たよね」となりました(笑)。レドは彼が作ってくれた部分も大きいです。

足立:虚淵さんがお考えになっていたレドとは違う?

虚淵:想定していたものよりも、もっとパワーアップしてもらった感じです。もっと生々しい雰囲気になりました。戦闘マシンだった少年が、人として成長していく過程を、すごく生々しく演じてもらえました。

足立:そのレドの成長ぶりは、私が『ガルガンティア』に惹かれた部分でもあるんです。

虚淵:鳴子ハナハル(キャラクター原案)さんのデザインも素晴らしかったんです。本当にみんなの力でレドができあがったなと思います。

ガルガンティア

ガルガンティア

ガルガンティア
『翠星のガルガンティア』

チェインバーの最後のセリフが一番好きなんです(足立)

――足立さんは、『翠星のガルガンティア』をご覧になるまではロボットアニメをあまりご覧になっていなかったそうなんですが、マシンキャリバーのチェインバーをお好きになったそうです。

足立:チェインバーは、自分の意志で話すじゃないですか。しかも、レドと信頼関係がしっかりとあって。とても新鮮だなと思ったんです。

虚淵:そうですね。ロボットアニメの体裁として、パイロットが搭乗するという要素を前面に出していたんですが、文芸上の必然性で考えたら、いわゆるサポートをするお付きの「人型ロボット」でも良いんです。でも、そこをロボットに搭乗して戦うロボットアニメのフォーマットにはめさせていただきました。チェインバーのもともとの設定は、ロシアの政治将校のような存在で、怖いものではあるんです。乗っている人間が軍規を離れてへこたれたときに喝を入れるための人格で、戦場では殺伐とした関係性で、敵前逃亡するものなら処刑するくらい。怖い装置だったんです。

足立:それを考えると、最終話のチェインバーの言動はありえないことですよね。

虚淵:地球へ漂流してきたチェインバーとストライカーは、宇宙にいる人類銀河同盟とリンクが切れているんです。だから、ある意味でふたつのロボットはともに暴走している状態と言えるんですよ。どちらもそれぞれ違うかたちで壊れていて、たまたまチェインバーは人間の愛着が持てるかたちに壊れていた。

足立:ああ、もしかしたら違う壊れ方だったかもしれない。

虚淵:そうですね。ストライカーはまさに違う壊れ方をしているんですよね。

足立:ストライカーは地球で神様のようにふるまっているんですよね。

虚淵:そうですね。チェインバーは最終話の言動のおかげで愛されキャラみたいに思われているんですけど、途中では危うい瞬間がいくつかあるんですよ。第9話あたりで、チェインバーが危ない方向にズレているんですよね。チェインバーはクジライカと戦うべきだと主張しているんですが、あそこのセリフを細かく読み解いていくと、「自分たちは人間性の結晶である」と言っていて、もし主人公のレドがへこたれたら、「自分が人間代表としてお前に成り代わるよ」という意味合いもあるんです。そこでクーゲル船団(クーゲルとストライカーがいる大船団)が来るので、チェインバーの行動が止まるんですけど、レドがひとつ対応を間違うと、チェインバーも恐ろしい存在になったかもしれない。

足立:ストライカーみたいになっていたかもしれないんですね。

虚淵:チェインバーも最後まで悩み続けているんですよね。最後の最後にレドの涙を見たときに「これが人間性か」と、チェインバーの中で核ができるんですね。もしかしたら、義務のために殺戮するのが人間の本質なんだと理解してしまったら、チェインバーはもっとヤバい存在になっていたかもしれません。その場その場でレドが人間性を見せることで、チェインバーの中の「人間」の定義を更新していく物語でもあるんです。そして至った結論が、最終回に出ている。

――チェインバーの成長物語でもあるんですね。

虚淵:個性というものは自分だけで完結するものではなくて、いろんな人との関係性の中で揺らいで揺らぎながら、できあがっていくものなんだと思うんですね。チェインバーが最後の行動をできたのも、レドのみならずピニオンやエイミーといったまわりの人間の行動を観察して、もう一方でストライカーが仕切っていたディストピアを見直して、あらためて彼の中で「人間はこうあるべき」と更新されていったからなんです。人類銀河同盟とリンクしていたら、あの人間性は獲得できなかった。同調圧力で潰されちゃうんです。

足立:あの地球で孤立したことが、ひとつの運命だったんですね。私は、チェインバーの最後のセリフが一番好きなんですよ。

虚淵:チェインバーが過去に言われたことを気にしていたことがわかるセリフですよね(笑)。

足立:本当にかわいいロボットですね。

虚淵:本当は、いかついマシンなんですけどね。ただ、好感度があがるようにメカデザイン側も調整しているんです。全体的に丸っこく、頭を大きくしたりして。

虚淵玄・足立梨花

虚淵さんの作品は、どの作品も途中でどんでん返しがあって、目が離せない(足立)

――虚淵さんは『翠星のガルガンティア』の企画・脚本に関わっていたとき、ほかの作品にも参加されていましたよね。作品ごとに思考を切り替えて、執筆されているのでしょうか。

虚淵:たしかに当時は『ガルガンティア』と同時期に『PSYCHO-PASS サイコパス』(第1期)の脚本を書いていましたね。頭を切り替えるというよりは、書くスタイルを大きく変えていました。『ガルガンティア』のときは、自分はシリーズ構成という立場で全体の構成を固めて、第1話と最終話の脚本だけを担当して、あとはいろいろなライターさんに各話の執筆をお願いしています。『PSYCHO-PASS サイコパス』のときは深見真さんと共著というかたちで全話の脚本を書いていました。まずプロットを決めて、深見さんに第1稿を書いていただいて、それを自分で書き直すやり方です。そうやって書くことで、作品ごとに自然と切り替わる感じがありました。

足立:虚淵さんの作品はいろいろと拝見しているんですけど、どの作品も途中でどんでん返しがあって、目が離せないんですよね。

虚淵:ありがとうございます。それはアニメのシリーズ構成を初めて担当した『BLASSREITER(ブラスレイター)』という作品で、板野一郎監督から教わったことが大きいです。板野さんから「TVシリーズは視聴者をとにかく飽きさせずに毎週観てもらうことが大事だ」と叩きこまれまして。それが経験として、今に活きている感じがありますね。常に視聴者を良い意味で裏切るような、目が離せなくなるような展開を用意して、最終回まで観てもらう。それを常々意識しています。

足立:今では逆に「脚本が虚淵さんだから、きっとこうなるだろう」と予想を立てちゃう視聴者もいる感じですよね。

虚淵:自分が考える物語とは「結末に向かって収束していくもの」という感じがあるんです。察しが良い方は、展開がわかるとは思います。「成り行きに任せて、どこにいくかわからないもの」という感じは自分にはないんですよね。だから、勘の良い視聴者の予想を裏切るためだけに、物語をむりやり捻じ曲げるようなことはしないですね。

足立:アニメは、監督をはじめ、プロデューサーさんやいろいろなスタッフさんと一緒に作っていくものだと思いますが、そういう方のアイデアを虚淵さんは受け入れますか? それとも、自分の脚本をしっかり作り込むほうですか?

虚淵:基本的に、作品が面白くなるなら、そのアイデアはいただきますね。作品のテーマ性や整合性に影響するようなアイデアだったら、まずは考えますけど。基本的に、そういうアイデアを入れやすいように、物語上どうしても変えちゃいけない部分は、なるべく最低限、最小限に絞り込んでおくようにしています。そうしないと、作品が面白く化けていかないので。物語上ズラしてはいけない場所をどれだけシンプルに作るか。それがアニメの脚本では大切ですね。そういう、物語上で大事な部分が込み入って複雑だったり、絶対に曲げたくないテーマみたいなものがあるなら、小説にすればよい、と思いますね。

――メディアの違いで、物語の作り方が変わるということですね。

虚淵:アニメと小説でも違いますし、実写の場合は役者さんの個性も加わるので、まわりからの要求度がもっと高くなります。物語の本筋を本当にシンプルにしないと。参加している役者さんたちの演技やアイデアにあわせて脚本が修正できるくらいの骨太な話にしておかないといけないと思いますね。

足立:役者さんの中には、たまに突拍子もないお芝居をする方もいますよね?

虚淵:ええ。それが俳優さんの味なわけですから。せっかくならその味を活かしたいと思うんですよね。やっぱり、素材の味ほど美味しいものはないわけですから(笑)。

足立:虚淵さんは、収録時などに脚本を変えることに抵抗がないタイプですか? 一字一句そのまま撮ってほしいという脚本家さんがいることもあるのですが……。

虚淵:まあ、そういうスタイルもなくはないでしょうけど。否定するつもりはないですが、そういうスタイルは、なにより僕が楽しくないんですよね。せっかくなら、みんなで楽しみたい。自分の場合は、俳優さんに「こういう作品を作りたいんです」と案内するものが、脚本の役割だと思っているんです。

OBSOLETE

OBSOLETE

OBSOLETE
『OBSOLETE』 Ⓒ PROJECT OBSOLETE

「解き明かすことで真理に至る謎なんて、世界にないだろう」と思う(虚淵)

――虚淵さんの最新作『OBSOLETE』も、足立さんはご覧になったそうです。

足立:気になることがたくさんあって。

虚淵:まだ展開を広げている最中ですからね。

足立:謎が謎を呼んで、謎だらけになっているんですけど。

虚淵:でも、世の中なんて謎でできているようなものでしょ? というところもありますよね。

足立:この謎は、いつか明かされると考えていいんでしょうか。

虚淵:この作品は「現実の問題をそのままフィクションに落とし込んでいる」ので、そもそも謎もなければ、答えもない。たとえばアフリカでは、カラシニコフ(ロシアで採用された自動小銃・AK-47)が安価なために大量に売られているけれど、そこでカラシニコフを売っている人たちは「アフリカをめちゃくちゃにしよう」と思っていたわけじゃないんです。祖国のために頑丈な鉄砲を作ろうとしたことから始まって。安価で頑丈な銃、シンプルな作りで銃ができた結果、誰もがコピーして銃を作れるようになった。そして、冷戦が終わって銃が大量に余ってしまった。そういう成り行きの連鎖が、結果的に世界中で災厄を引き起こしている。「誰が悪い」という謎解きができるわけじゃない。悪の組織が世界を征服しようとしてカラシニコフを作ったわけじゃないんです。そういう「複雑性」をそのまま世界観に入れ込みたいと思っていたんです。いわゆる神話的でドラマチックな物語ではなく、現実のリアルなカリカチュアなんです。

足立:じゃあ、謎を解き明かす物語ではない、ということですね。

虚淵:そうですね。各エピソードで登場する人物たちの一瞬の選択や心情が描かれます。その一瞬の決断や迷いを描きたかったので、尺(映像の時間)も思いっきり切り詰めて、シチュエーションだけを絞り込んで描いたんです。

足立:それで1話15分くらいなんですね。短編の連作だったのが、すごく不思議だったんです。

虚淵:30分という放送時間が、ロボットアニメの枷になっていると思っていたんですよ。ロボットアニメは作画が大変なので、30分まるまるロボットを描くことはできない。しまいにはロボット以外のキャラクターのわちゃわちゃしか描いていない1話ができていたりする。それが非常に不本意だったんです。逆に、ロボットだけのアニメは作れないかな、というチャレンジでした。真ん中にロボットがいて、まわりの人間が背景という映像を、尺を切り詰めることで作れるんじゃないかという思いから、考えたんです。

足立:この『OBSOLETE』に出てくるエグゾフレームは現実にも実現できそうなロボットじゃないですか。『ガルガンティア』に出てくるマシンキャリバーみたいなロボットじゃない。それが意外でした。

虚淵:自分の中の狭い定義でいうと、実は『ガルガンティア』はロボットアニメではないんですね。先ほどお話したように、チェインバーは主人公のバディなので、あのチェインバーの立ち位置は『スタートレック』のように肌が青い異星人でも、実は成立する。いわゆる『機動戦士ガンダム』のようなロボットものとはズレているんです。自分の考えるロボットアニメ観を煮こごりのように作ると『OBSOLETE』になるんです。「動く世界観」というのがロボットアニメの一番大事な要素だと思うので。

足立:子どものころに読んだ「はたらく車」みたいな感じですよね。見たこともないすごいクルマがいっぱいいる感じ。

虚淵:一品ものの珍しいロボットは、博物館に入れるべきものだと思うんですよね。そうじゃなくて、ロボットが自然とありふれた背景にいる景色こそが、「ロボットアニメの快楽」だと思うんです。たとえば『機動戦士ガンダム』は、一品もののガンダムではなくて、敵方にたくさんいるモビルスーツこそが、子どものころの自分には魅力的に見えたんですね。そいつらが寄ってたかってガンダムに挑み、ボロボロにされていくという無情なお話だったので(笑)。

――虚淵さんのロボット観がよくわかります。

足立:『OBSOLETE』を観てからいろいろ調べたんですけど、プラモデル込みの企画だったんですか?

虚淵:そうですね。プラモデルが好きだったので。映像とプラモデルの違いの大きさに小学生のころから悩まされていたんです。昔のガンプラでは、アニメのシーンと同じポーズを取ることができなかったんですよ。アニメもロボットというより、キャラクターとして描いているので人間の動きで描いているんですよね。だから、ガンプラで銃を両手で構えようとしても、片腕が銃に届かないとか。そういう子どものころに感じたストレスをいかに大人になって発散しようかと。そういう気持ちで企画していましたね。『OBSOLETE』のプラモデルは、もちろんできないポーズはあるんですが、そこはメーカーさんもすごく頑張ってくれました。

――足立さんにとって「謎だらけ」だった『OBSOLETE』ですが、この虚淵さんとの対談で楽しみ方は変わりそうですか?

足立:そうですね、答えがない、ということがよくわかりました。それでも、一応お聞きしたいんですが……宇宙人やエグゾフレームの正体は、虚淵さんの中で明確にあるんですか?

虚淵:ええ、あります。ただ、物語としては、その正体を解き明かしていくものではなく、「その正体を知ったときに人間がどう受け止めて、どう動くのか」に集約されていくと思います。やはり「解き明かすことで真理に至る謎なんて、世界にないだろう」と思うんですよね。だからこそ、世の中を儚むのではなくて、その世の中の仕組みが見えたときに、それぞれの個人がどう思うのか、どう行動するのか。だから「謎はないけれど、自分だけの答えを探すことができる」。そういう物語になればいいと思っています。

取材・文=志田英邦  写真=小野啓
スタイリスト(足立)=山本真里江 ヘアメイク(足立)=杉村理恵子
衣装(足立)=ワンピース¥27,000、ジレ¥36,000 以上ランバン オン ブルー(レリアン TEL03-5491-8862)
ブーツ¥24,000 ダイアナ(ダイアナ銀座本店 TEL03-3573-4005)

OBSOLETE

2014年、突如、月周回軌道上に現れた異星人・ペドラーは、人類に対して「交易」を呼びかけた。それは石灰岩1000キログラムと引き換えに意識制御型汎用作業ロボット「エグゾフレーム」を提供するという者だった。銃よりも安価で、誰でも操作できる「エグゾフレーム」はまたたくまに拡散していく。

【配信情報】
『OBSOLETE』 YouTube Originalsとして、バンダイナムコアーツチャンネルでEP1~EP12まで無料配信中。
YouTube Premiumメンバーは全エピソードを広告なしで視聴出来ます。
YouTube Premiumメンバー以外の方も、各エピソードの無料配信日以降に、広告つきで視聴いただけます。

OBSOLETE Blu-ray 上巻/下巻 (特装限定版) (全2巻)
OBSOLETE Blu-rayコレクターズエディション (初回限定版)
3月26日発売予定 https://a-onstore.jp/shop/obsolete/

虚淵玄(うろぶち・げん)

脚本家・小説家・シナリオライター。ニトロプラス所属。『魔法少女まどか☆マギカ』 『楽園追放 -Expelled from Paradise-』、『PSYCHO-PASS サイコパス』などのアニメの脚本を担当、『仮面ライダー鎧武/ガイム』や『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』などの映像作品も手掛ける。

足立梨花(あだち・りか)

タレント・女優。ホリプロ所属。第32回『ホリプロタレントスカウトキャラバン』でグランプリを受賞。数々のテレビドラマやバラエティ番組に出演。声優としても『ポケットモンスター』や『名探偵コナン 11人目のストライカー』などに出演。