祝・アニメ化！『魔法科高校の優等生』光井ほのか役　雨宮 天さんインタビュー

光井ほのか役　雨宮 天さん

　シリーズ累計2000万部突破、快進撃を続ける『魔法科高校の劣等生』。そのスピンオフコミック『魔法科高校の優等生』が、テレビアニメに!　才色兼備の優等生・司波深雪を主役に、新たな青春スクールマギクスが開幕する──!!　『優等生』で活躍を広げる光井ほのか役の雨宮天さんに、作品の魅力を語っていただきました。

（イラスト＝森 夕　取材・文＝野本由起）

自信がなくて臆病　でも常に一生懸命!

❅―　雨宮さん演じる光井ほのかは、どんなキャラクターですか?

雨宮　テンションが高くて元気なように見えて、実は自信がなくて臆病。だけどいつも全力で応援したくなる愛らしいキャラクターだと思います。感情豊かな分、思い込みが激しい一面もあり、そんな弱点を親友の雫に支えられているところも含めてとにかくかわいいです!

❅―　演じるにあたって、大切にしている点は?

雨宮　常に一生懸命!を意識しています。慌てちゃったり自信がなかったりするのも全部一生懸命だからこそだなと思ったので、そこを愛らしく思いながら大切にしています。

❅―　『優等生』で、あらためて気づいたほのかの魅力はありますか?

雨宮　臆病で本番に弱いほのかの心情が、より詳しく描かれています。優秀で度胸のある友達の中で、劣等感や葛藤を抱えながら自分を変えていこうと努力していたことがより伝わり、そのひたむきさにもっとほのかのことが好きになりました。

❅―　ほのかにとって、深雪と雫はどのような存在だと思いますか?

雨宮　深雪は、初めて見た時からとにかく憧れの存在でした。キラキラした眼差しを向けながらも、達也のことを誤解され周囲から傷つけられることも少なくないので、友達として守りたい存在だと思います。雫は、ほのかが一番心を許して安心できる相手だと思います。怒りや悲しみなどのマイナス感情も一番見せるのは雫ですし、ふたりで話している時はリラックスした印象になるように少し低めの声を使います。

❅―　『優等生』ならではの注目ポイントを教えてください。

雨宮　ほのかと雫とエイミィの3人で行動するシーンが多々あります。全く性格の違う3人なのに息ぴったりで、エイミィが加わることでコミカル要素も強くなり、3人ともとてもかわいらしいです。強くてしっかりしている雫とエイミィに対し、ほのかが内側で抱く感情とそれを経ての成長はぜひ見ていただきたいポイントです。

❅―　雨宮さんのイチ押しシーンを教えてください。

雨宮　第6話は『劣等生』でも描かれていた皆さんが好きなシーンだと思います。さらに細かく?激しく?描かれているのでお楽しみに……。ほのか、かわいいです。雫もかわいいです。