掃除が嫌い、料理は苦手、モノを捨てられない…。登録者数11万超! 暮らし系Vlog「hibi hibi」のasakoさんが家事好きになれたワケ

暮らし

公開日:2021/11/15

 肌寒くなると暮らしを整えて、おうち時間を満喫したくなるのではないでしょうか?

 掃除が嫌い、料理が苦手、モノを捨てられない……。

 登録者数11万人を超える今人気のVlog「hibi hibi」で日々の様子を発信している暮らしYouTuberのasakoさんは、実は面倒くさがりだそう。そんなasakoさんがこの度、初のエッセイ『hibi hibiのていねいな暮らし』(あさ出版)を上梓しました。

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 本書は、asakoさんのVlogを見た方々から“ていねい”と言われる暮らしになった経緯やその中での葛藤を、たくさんの写真や手書きイラストとともに紹介しています。そこで、asakoさんに、Vlogをはじめたきっかけや本書についてお話をお聞きしました。

※Vlog…Video Blogの略称。自分の好きなことを文章で表現する一般的なブログの動画版。

写真:asako

――Vlog「hibi hibi」を拝見すると、とてもていねいな暮らしをされていますが、本書にある「掃除が嫌い、料理が苦手、モノを捨てられない……」は本当なのでしょうか?

asakoさん(以下、asako):改めて聞かれるととても恥ずかしいですが、本当です。基本的に面倒くさがりなので、Vlogを見てくださった方に「“ていねい”ですね」と言われると、なんだかくすぐったくなります。

 Vlogで暮らしを発信したきっかけは、いろいろな方の暮らしVlogを見ていて、「動画で人の暮らしを見るのって、こんなにもワクワクするのか!」と大きな衝撃を受けたからです。

 私は暮らしに役立つ知恵を持っているわけではありませんが、そういったハウツーものじゃなくても、人の暮らしや家事を見るだけでも面白いので、私の下手な生活であっても何かシェアできたらいいなと思い、勇気を振り絞ってVlogをはじめました。

 動画を見てくださった方々から「家事スイッチが入りました!」というお声をいただくので、下手な生活でもVlogで発信してよかったと思っています。

――今回、初のエッセイ本を執筆するにあたり、意識したこと、大切にしたことは何でしょうか?

asako:自分の想いをさらけ出した点です。Vlogでは今の生活を切り取って発信していますが、本書は「今の暮らしに至るまでの私」、つまり苦しかった時期のことを赤裸々に書いています。

「掃除が嫌い」「料理が苦手」「モノが捨てられない」などというと、“ていねい”とはかけ離れているので、発信しにくいイメージがあります。しかし、「こんな私でもVlogを見てくださった方から“ていねい”っていう言葉をいただけているんだよ!」ということを伝えたかったので、自分の内面や性質を包み隠さず、「モノが捨てられない時はどうしたのか」「掃除が嫌いなら、どうすればいいのか?」など、今まで私が実際にしてきたことやその時の感情を思い出しては筆に乗せて文章を綴りました。

――本書で紹介している暮らしを楽しむうえで大切なことは何でしょうか?

asako:やっぱり何事もノートに書き出すことです。私自身アナログ人間なので、手を使ってノートに書き出すという動作があっているのかもしれませんが……。

 暮らしを整えていく中で、家に何があるのかが分からなくなっていたので、一旦、家の状態をリセットしようと思いました。その時、ノートに収納場所ごとの持ち物を絵で描き出してみたんです。文字だけだと頭に入って来なさそうだったので、あえて絵にしてみました!

 玄関の靴箱やカップボードの中、仕事用本棚の収納スペース、衣類など、細かいかもしれませんが、「えいや!」と描き出してみたんです。すると、自分の家のことは分かっているつもりだったのですが、意外と忘れて放置していたモノが出てくる出てくる……。

 さらに、ノートに描き出していると、頭の中でグルグル考えているよりも、モノに対する「いる」「いらない」の判断が早かったこともあり、いつの間にかノートに書き出すことの面白さや便利さやにハマっていました。

 これはモノだけじゃなく、「したいこと」や「感情」も同じです!

 家の中も、自分の頭や心の中も、整理したい時はノートに書き出してみるのは、とてもオススメです。

写真:asako

――この本を、どんな人に届けたいでしょうか?

asako:暮らし好きの方に、ぜひ読んでいただきたいです。“ていねいな暮らし”って、すごくハードルが高く、「そんなのムリ!」ってなりそうですが、自分なりの、自分ができる“ていねい”を見つけて、それを暮らしに浸透させていければ、より暮らしが好きになると思っています。

――最後に、asakoさんにとって「暮らし」とは何でしょうか?

asako:かけがえのないものです。暮らしがあるからこそ、Vlog「hibi hibi」を多くの方に見ていただけいるんだと思います。

 ずっと雑誌の中の暮らしや、整理整頓されたモデルルームみたいな部屋に憧れていたのですが、それらは私の背丈に合っていませんでした(笑)。背伸びをして、苦しくなって暮らすのではなく、自分の身の丈に合った、自分に適した暮らしを見つけられたからこそ、日々をこころから楽しむことができるのだと思います。好きなことを楽しんでいると、自然と素敵な暮らしに近づいているのかもしれません。

写真:asako

――貴重なお話をありがとうございました!

著者紹介
asako
デザイナー
石川県在住。2019年の春よりYouTubeにて「hibi hibi」というタイトルでVlogをスタート。登録者数は、約11万人。夫と白猫のシロとクロと築25年超の2LDKのマンションに暮らす。季節ごとの家仕事や晩酌風景、自然の景色など、暮らしの一部をYouTubeに公開している。実は大雑把で、掃除嫌い、料理は苦手だという。
著書には『明日へのたね蒔き』(主婦の友社)、『hibi hibi 自分がよろこぶ暮らしかた』(大和書房)がある。

書籍紹介
『hibi hibiのていねいな暮らし』(あさ出版)
“ていねい”って何だろう?
大雑把で掃除嫌いな私が家事時間を好きになれたワケ
Vlog「hibihibi」では見ることのできないasakoさんの内面までも知ることができる著者初の書下ろしエッセイ!
季節ごとの”こらむ”&写真&手書きイラストを掲載!

この記事で紹介した書籍ほか